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2006年5月15日 (月)

天敵

 人間関係にも相性があって、たまに苦手な人がいる。そんな商売敵を称して、天敵のようだと言ったりする。だが、生き物の生存関係は熾烈で、他を食することで自分の生命を維持している場合が多い。草食獣を獲物にする肉食獣のように、まさに弱肉強食の世界である。

 でもそれで自然界は、上手くバランスしていたりする。草食獣の敵が無くなれば増殖しすぎて飢えなくてはならないし、肉食獣にしても獲物が無くては生きられないからだ。

 温室メロンの連作障害を防ぐために、高温の蒸気で殺菌するようになった。もろもろの雑菌が死滅して、メロンが良く栽培できるようになった。ところが、これまで無かった病気が発生するようになった。高温に耐える菌だけが生き残っていて、これが誰はばかることなく増殖して悪さをするようになったのだ。メロン毛根病である。Cimg0084

 茶の大害虫クワシロカイガラムシだけを食べるてんとう虫がいる。ミカンハダニにはカブリダニなどと、自然界は均衡するようになっている。人間がこのバランス調整に失敗すると、手痛いしっぺ返しにあう。人間界も、いろんな人の色々な意見があるから良いのだろう。

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