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2006年5月24日 (水)

砂地の妙

 これでも取りあえず場長だから、今日は少しだけ農業について書くことにします。

 かつて海岸近くの砂地は、痩せて乾燥し易くて農地としては不利なところでした。だから食べ物が豊富になると、あちこちに荒地が目立つようになったのです。

 でも今では、植物工場のように人工の培地で作物を栽培したりする時代ですよね。よく考えると、砂地には有利なことが一杯あります。第一サクサクと耕作がし易いこと。それに、洗わなくても土が落ちる。水だって、農業用水が完備している。肥料は思うように選択すればどうと言うことは無い。・・・・と言う訳で、砂地は実は素晴らしい農地だったんです。

 唯、沢山の人が少しずつ農地を管理していたために、合理的な経営が出来なかっただけなんです。ところが耕作放棄地が広がるようになって、改めて砂地の良さを着目する人が出てきた。

 岐阜県でツマ物を生産しているYフーズKKです。10ヘクタール余りの荒地を借りて開墾し、大規模なダイコンの生産を始めたのです。ダイコンは、加工して刺身の下に敷くあのツマになるのです。毎日何トンものダイコンを原料として確保しなくてはいけない業態ですから、直接生産に乗り出したんですね Cimg0095

 ダイコンに限らず、シロネギでもニンジンでも、一定の規模で機械力を駆使すれば、かつての農業とはまったく違うイメージの経営が可能なのです。発想を変えるだけで、荒れ果てた砂の農地は宝の山になりそうですね。

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