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2006年6月20日 (火)

中国経済とエネルギー

 中国は、2000年から2020年までの間にGDPを4倍にすることを、国家目標として掲げている。計算上、年率7%の経済成長をすればこの目標に届く。しかし現実には、年率9%もの成長を続けている。13億人もの民衆の物への渇望が、その成長を支えているとしか思えない。

 問題は、成長を続けるために必要なエネルギーの確保である。中国の石油需要は、ものすごいスピードで拡大している。そしてその消費量は、既に日本の石油消費量を超えてしまった。工業だけではなくて、自家用車の爆発的な増加も続いている。いずれ、エネルギーの枯渇が起こりかねない。

 需要拡大の一方、エネルギーの供給は拡大していない。アメリカも英国も、生産量が減っている。ロシアも、ガスの供給で関係国と問題を起している。まさにエネルギー資源は、高度な戦略商品になろうとしている。人類は、成長とかぎられた資源の分配と言う、難しい問題に直面しているのだ。Cimg0142

 当然中国は、国家戦略として資源確保対策を進めている。ロシアやアフリカなどへの資源外交、そとて山峡ダムの完成。日本との間でもめている東シナ海のガス田開発だってその一端だ。日本に出来ることは、省エネ技術の供与くらいしか無いらしい。そして、中国の後には人口10億のインドが続いている。

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