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2006年9月29日 (金)

農業は環境破壊者?

 自然を人間にとって都合の良いように改造して、人間のための作物を生産する。それが農業です。

 当然、もともとの自然環境を変えてしまっている訳です。

 紀元前、農業が始まったと言われているチグリス・ユーフラテス川の一帯は、今では砂漠に近い状態になっています。

 もともと雨が少なくて、自然の回復力の弱いところでは、塩害などが進んで農耕は出来なくなってしまいます。

 そうしてみると、農業は永い歴史の中では最も自然を破壊してきたのかもしれません。

 でもそのお陰で、今地球上には60億人もの人々が生活できるのです。Cimg0340

 只、近世の農業は、かつてとはかなり違ったやり方をするようになりました。化学合成された肥料を使うようになったのです。

 窒素は、植物の成長にとって必要不可欠なものです。その窒素は、かつては窒素固定細菌によるものか、堆肥からしか供給できませんでした。だから窒素は、常に不足している状態にありました。

 今ではその窒素が、科学的に大量に合成されて使われているのです。お陰で、生産力は飛躍的に増えました。

 しかし、日本のように雨の多いモンスーンの地帯なら良いのですが、地球の多くの所ではこの窒素が集積していきます。

 過剰な窒素は、地下水も汚染していくでしょうし、農地そのものにも次第に大きな影響を与えるようになるかもしれません。

 ひょっとすると、やがて農業のやり方が問われる時が来るのではないかと思ったりしています。Cimg0343

そんな農業と環境を考えるシンポジュームが、東京の新宿で開かれました。農業環境の問題を、大都市の真ん中で開催するのは、ちょっとしたジョークなんでしょうか。

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