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2006年9月 9日 (土)

独立行政法人

 全国の国立大学も国の研究機関も、この独立行政法人なるものになった。そしてこの春から、その教官や研究員は公務員ではなくなった。

 文部科学省などからの交付金も、年々一定割合で低減されることになっている。だから、教官や研究員の給料や研究費を確保するためには、収入の道を開拓しなくてはならなくなった。親方日の丸、と言う訳にはいかなくなったのだ。

 それで、大学も研究所も、かつてとは様変わりしている。

 どんどん、セールスをするようになった。自己アピールを、果敢にするようになった。民間と連携した研究に、シーズを強く見出すようになった。Cimg0307 そして、研究に必要な人材は、自分で集めるようになった。

 一昨日、私の所と大学が連携を深めようと言うことになって、この独法化した大学を訪れた。驚くことに、各教室に冷房が完備していた。私は思わず、「これなら、夏休みは要らないんじゃないか・・・」と発してしまった。

 それに、民間への貸出用研究室・実験室がズラーと並んでいて、そこに民間や学位取得のための研究者が、やはりズラーと並んでいた。大学の教授と共に新たな事業を生み出すのだと言う。

 かつての国立大学で、こんなことが考えられただろうか。・・・・・Cimg0308_1

 このままでは、公務員による研究開発は、年を経るごとに彼らに水をあけられてしまうかもしれない。

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