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2006年10月27日 (金)

人と物づくり

 名工の話ではありません。

 近代工業社会を造り上げたのは、人間をロボットのように使役するプロダクツ企業でした。

 大量生産こそが、効率と生産性を生み出す。

 それが、つい最近までの常識でした。

 でも、ラインが猛スピードで順調に流れている時は、それで良かったのですが、

 その頃の効率と言うのは、「いやいや、人ではありませんよ。ベルトコンベアのスピードは変わりませんから。」だった。

 それが不要なものを大量に作り出したり、渋滞を起したり、今日では不効率の極みになっているのです。

 今やっと、そんなかつての常識への反省が始まって、新しいシステムへの模索がされている。

 働いているのは、人間なのだ。

 その人間が、心底熱くなって取り組んで初めて効率が生まれる、と言うことが分かってきた。

 人間の主体的自立性を、如何に生かすか。 

 それが、企業の明日の存立を決める時代になりつつあります。

 ソニーの失敗は、いつの間にか人が造り上げるものの力を忘れたことから始まったのではないか。

 人が働く喜びは、自分の努力が実を結ぶ喜びなのです。

 それなくして、誰もそこに命をかけたりなんかしません。

 組織の仕事は、そんな一人ひとりの弱点を補ってやれば良いのです。

 今では優れたコンピュータ技術があります。

 だからそれを、人間が失敗しないようにサポートに使えば良いのです。

 あくまでも人間が基本なのです。

 物づくりの生産性は、人間の自立性を生かすことから始まるのです。

 それから、人の評価は生産性だけではないのです。

 能率は人の評価項目の部分でしかありません。

 時に、融和性とか明るさが大きな力になるのです。

 釣り馬鹿の浜ちゃんのように。

 

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