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2006年10月 4日 (水)

金木犀

 気品のある香りが漂ってくる。金木犀の芳香だ。

 私の勤務している研究所の隣が公園になっていて、沢山の金木犀が植わっている。

 その金木犀が、一斉に花を咲かせて香っているのだ。Cimg0367

 学名をオスマンツスと言って、ギリシャ語で「においの花」を意味している。

 日本の暖地には、ごく普通に見られる樹だ。

 良くある樹だけれど、どんな所でも花を咲かせるという訳ではない。

 金木犀は、空気の汚れた所では絶対に花を咲かせない。かなり繊細な感性を持っているのだ。

 だから金木犀の香りは、クリーンな証だともいえる。

 ところで、葉先に棘のあるあのヒイラギも、この木犀の仲間だ。

 ヒイラギの花は白色で、金木犀の形状によく似た花をつける。

 ヒイラギは、特有の棘ゆえに縁起木として玄関先などに植えられている。Cimg0368

 でも、この木の葉は、老木になるにしたがって丸みを帯び、棘がなくなっていく。

 私のように、何時までも丸くなることの無い朴念仁とは、大変な違いである。

 『 歳につれ 諭すヒイラギ 恨めしく 』

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