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2006年11月29日 (水)

斉藤農園

 駿河湾を一望に望む足鷹山のすそ野に、その農場はあった。

 浮島沼からせり上がった高台に、あの機能的なハウスが凛と並んでいた。

 斎藤さん若夫婦が、命をかけて取り組んでいる農場だ。Cimg2403

 彼らは、アメーラクラブの一員として、高糖度トマトの生産に取り組んでいる。

 高い糖度トマトとは、糖度7度以上のトマトを言う。

 普通のトマトが3~4度だから、色々な工夫をしなくてはそんなトマトは生産できない。

 それを彼らは、夏は糖度7度以上、冬は9度以上のトマトをコンスタントに生産している。

 実は、この高糖度トマトの生産システムを開発したのが、私の所属する研究所なのだ。

 システム開発から、ほぼ10年と少しになる。Cimg2400

 高糖度トマトは、新しい商品として完全な市民権を得るまでに成長した。

 システム開発が、新しい市場を造り上げたのだ。

 高糖度トマトは、極めてシビアーな水分管理によって生まれる。

 斎藤さん夫婦は、その技術に挑戦して8年になる。

 そして今、若い彼らが語る一言一言が自信に満ちている。

 もちろん、苦労は多い。Cimg2402

 でも夢中で、この新しいトマトの世界に挑戦している。

 そして来年は、農場を株式会社化して、より一層機能化させようと意気込んでいる。

 間違いなく彼らの若い力が、新しい産業を作っていくのだ。

 12月2日、静岡市の商工会議所大ホールで「食と農を語るシンポジューム」が開催される。

 奥様の『みさ江』さんは、そのシンポジュームにパネラーとして登場する。

 若い力に、みんなでエールを贈りたい。 

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私(クララおばさん)は、近所の地主さんから空き地を借りて野菜作りを楽しんでます。 団塊世代の自然志向おじさんの野菜作りも沢山いらっしゃいます。 [続きを読む]

受信: 2006年12月 4日 (月) 21時35分

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