京都東山三十六峰マラソン
宝ヶ池の京都国際会館をスタート地点に、東山山中を30km走るレースだ。
先ず最初は、宝ヶ池から比叡山の中腹まで登っていく。
大井川紅葉ランで肉離れした足は、テーピングにもかかわらず痛みを伴っている。
10km程の朝鮮学校地点で、既に頭の中をリタイアがよぎる。
何とか、大文字山の山頂までは行こうと思い直す。
その景色を眺めながら、道もないこの山頂でのリタイアは無理だと気付く。
このコースは、京都市観光局が設定した東山トレイルコースだ。
そのコースを、北から南に逆送している。
道は、人一人がやっと通れる幅なのだが、落ち葉を踏みしめて、山あり谷ありの素晴らしいコースだ。
南から登ってくるハイカーの数も多い。
彼らは、傍らの樹にしがみ付いて我々を通してくれる。
「お世話をかけます! 」と私達は、その傍らを駆け抜けていく。
私の足は、もう既に半分は麻痺している。
しかし、山中を走っているため、リタイアのしようが無くなっていた。
将軍塚から清水山へ、そして阿弥陀ヶ峰を超えて稲荷山へ。
とうとう、重たい足を引きづりながら、伏見稲荷までたどり着いてしまった。
ゴールに座り込んで一言、「よお、走った!!」。実感であった。
止めよう、止めようと考えながら、遂にゴールまで来てしまった。
果たして明日は、歩くことが出来るだろうか?
ともあれ今回の完走は、私を待つ仲間のお陰だろうと思う。
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