オイルピーク
ここ数年原油価格が高騰して、今年7月には遂に米国標準油種が1バーレル78.4ドルを記録した。
その原因となったのが、オイルピーク論と需要の増加に反した減産だった。
ともあれその打消し情報で、現在は50ドル台になってはいる。
そもそも、オイルピークとは何か。
この百年の間に、時代を大きく変えてしまうような幾つかの革命があった。
コンピュータの登場や世界大戦、金銭のネット流通などだ。
だが、石化エネルギーの大量消費は、その最大の変化要因の一つだ。
人類が登場してから、数万年になる。
しかし、石油資源を大量に使うのは、ほんのここ数十年のことだ。
そして、その資源の供給は何時まで続くのか?
石油の産出量は、何時かピークを向える。
既に自噴する油井は減って、吸引油井が増えている。
可採埋蔵量がね減り始めるのではないか?
やがて石油の産出量は、急激に減り始めるだろうと言うのだ。
そうなれば、原油価格は際限も無く上昇するし、自動車だって走れなくなる。
衣料や整髪資材などの石油製品も、生産できなくなる。
さらに、エネルギー漬けになっている農業も大きな打撃を受ける。
要するに、代替エネルギーがないと大変なことになる。
そこで一つには、太陽光や風力、バイオなどの自然エネルギーの利用を考える。
だが、これは密度が薄いから、回収に大規模な設備が必要になる。
二つ目は、原子力や核融合、水素エネルギーといった資源を使う。
だがこれも、安全レベルを上げることや水素を生産するエネルギーが必要になる。
三つ目は、温度差を熱源にするヒートポンプだが、ポンプを動かすための動力が当然必要だ。
プリウスなどのハイブリッド車、新型電池、揚水発電などはこの流れだ。
コジェネも、熱効率を上げるには極めて重要だ。
恐らく人類は、やがてありとあらゆる事を試さなくてはならなくなるだろう。
エネルギー作物の生産は当然のこととして、農業でのコジェネの活用を真剣に追及しなくちゃいけない。
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