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2007年1月24日 (水)

セトカとの出会い

私がセトカに出会ったのは、昨年の2月のことだ。

東京の幕張メッセ会場である。

偶然、韓国のブースの前を通りかかって、韓国美人から手渡された。

珍しいなと思いながら、詳しい説明も聞けずに、持ち帰ったのが最初だ。

食べてみると、これが実に美味しい。

皮もするりと剥けるし、ホロも柔らかで苦にならない。

採れたてのフレッシュな香りと味わい。

「これは、静岡の青島温州の強敵になる」と直感した。

調べてみると、セトカだという。

それにこのミカンは、興津の試験場で品種開発された中晩柑と分かった。

それが、何故韓国に有るのか? 

実は、興津では「栽培が難しい」と言う理由で、一旦は放棄されかけた品種なのだそうだ。

その品種を、韓国の技術者が持ち帰った。

そして、済州島をセトカの大産地にしたと言うわけだ。

しかして、その売り先を日本にという次第である。

今、日本でもやっと、九州などで産地化への動きが始まっている。

この静岡はどうか? 実は、シカト状態にある。

理由は、主力品種の青島と競合するということだろうか。Cimg2640

先日、そのセトカに再びめぐり合った。

南伊豆で開かれた品評会に、セトカが出品されていたのだ。

生産者は高野さんと言って、御用邸で有名な須崎のビニールハウスで作っておられた。

生産量も多くはなくて、全て通販で販売しているようだ。Cimg2641

残念ながら、お会いすることが出来なかったのだが、その先取の気性には敬服する。

産地と言うものは、日進月歩であるべきで、進歩を止めたら衰退が有るだけだ。

もちろん、慢心など存外である。

あらゆるところにアンテナを張って、後詰を含めて、産地の危機に備える。

それが産業の担い手として、不可欠な資質だと思うのだが・・・・

それが出来ないのは、保守性の強い地域性なのだろうか?

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