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2007年1月 9日 (火)

ウラジロ

私が週末に走っている小笠山には、ウラジロ(裏白)がいたる所に群生してる。

ウラジロは、常緑のシダ植物で関東以西に広く分布している。Cimg2574

暮れになると、この裏白を採って来て、注連飾りや鏡餅の飾りにする。

マツタケなどの山の幸の下敷きに使ったりもする。

その言われは、あんまり良く分かっていないけれど、一つにはウラジロの葉の寿命が長いことだ。

地下茎から伸びだした茎からは、一対の羽片が左右に広がる。

翌年、この葉から再び子供の羽片が伸びて成長していく。Cimg2572

つまり、一年に羽片を一対づつ展開しながら、何年にもわたって成長していく。

そして、葉の裏にはびっしりと白い胞子を着けている。

夫婦代々、共白髪まで長生きしますように! 

・・・という訳である。

日本人は、このウラジロをそんな思いで眺め、習俗にまでしてきたのだと考えると、人間というものの本性の一部に触れたような気になる。

乾燥した半日陰の北斜面には、色艶の良いウラジロがつやつやと育っている。Cimg2570

亜熱帯の地域では、このウラジロが巨大になって、一種のつる植物のように10mにも達するという。

平地では見られないこのウラジロの林を走りながら、人間と自然の縁の深さを考えている。

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