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2007年1月19日 (金)

伊豆旅情

伊豆下田は、明治までは風待港として海運の要衝だった。

しかし、人や物が高速で移動する時代になって、

Cimg2616島部というものは、おしなべて辺地になってしまった。

伊豆半島も、しかりである。

観光客を除けば、伊豆半島を訪れる人は希少である。

伊豆急だって単線だし、下田まで悠長な足並みしかない。

思えば幕末において、伊豆下田を唯一の開港地に指定した幕府の裁量は、微妙な距離感覚を感じさせる。

江戸から近くもなく、海を行けば遠くもない。Cimg2642

「さて、この国をどうするか?」と考える間合いである。

伊豆は、この国の経済発展とともに、けばけばしい観光地に変わってしまった。

少なくとも、バブル崩壊まではそんな方向に動いていた。Cimg2629

でも考えてみれば伊豆は、ハリスの滞在にしても、伊豆の踊り子の旅にしても、時間がゆったりと流れる所だった。

風情と歴史のある温泉が幾つもあって、ユウスゲやササユリ、水仙や早咲きのサクラなども含め、

歴史の残照と土臭い風土を味わうにはうってつけの所だ。

時とともに、人も地域も変わっていく。Cimg2630

今伊豆は、一時の乱開発から目覚めて、落ち着いた伊豆に回帰しつつあるように思う。

そんな伊豆を、ゆっくり泊まりながら歩いて一周できるような企画が出来ないだろうか? 

「伊豆半島テクテク味わいの旅」である。

おおよそ一週間もかければ、名所旧跡や自然景勝地を巡ることが出来るだろう。

歴史家や文学者も、そんな企画に協力を惜しまないのではないか。

伊豆の面白さは、自分の足で歩いてこそ分かる。

そんな地域にしていけば、伊豆は日本の財産になる。

『 急ぐより 歩みてたどらん 伊豆の旅 』

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