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2007年1月 8日 (月)

団塊の世代は金の卵? 

団塊の世代が、今年から次々と定年を迎える。

その数は、三年間で700万人余。

人口がどんどん減って、高齢者が増える。Cimg2569

団塊が75歳以上になる平成25年には、要介護老人は現在の1.7倍になるそうだ。

労働人口が減って、介護老人が増える。

消費の総量だって、着実に減っていくはずだ。

何故なら、人口は着実に減っていって、50年後には9千万人ぐらいになる。

必要な国民の総カロリー量だって、今よりは32%は減って当然である。

実に厳しい現実が、到来するようである。

しかし当面は、この団塊の世代の動向に注目が集まっている。

それは、総額80兆円と言われる退職金の行くえを巡ってである。

彼らはこの金をどう使うのか、或いは運用するのかである。

期待は、この時間と退職金を手にした世代が、個人消費を爆発させるというのだ。

恐らくこの期待は、空振りに終わるだろう。Cimg2573

何故なら彼らは、実に堅実な世代だからだ。

終戦直後の貧しかった時代も、高度経済成長もバブルも身に染みて知っている。

バブル後の構想不況では、最も悲哀をなめてきた世代だ。

彼らは帝国の衰亡が、どのような過程を辿るのかも知っている。

だから彼らは、あくまでも堅実に、

これまで見ていた会社を地域に代えて、新しいコミュニティー創りに奔走するはずだ。

だって、退職して趣味で過ごしたとしても、いずれは厄介者になってしまう。

そんなんにゃ、団塊の世代は決してならない。

私の子供の頃には、幼稚園にすら入れなかった。

学校の教室はすし詰め。

受験地獄に、女性は結婚難。

職場のポストだって、その数年前生まれた人たちとは、比べようもない待遇である。

彼らは生まれてこの方、競争に次ぐ競争に戦い続けてきたのだ。Cimg2575

この辺で戦いは終わりにして、自分達の豊かな終の棲家を作ろうとするだろう。

それが、あちこちに生まれるだろうコミュニティーだろう。

「道知らぬ 前を見据えて 落ち葉踏む 」

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