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2007年2月 8日 (木)

消費の趨勢

消費の趨勢を無視して生産してきたのが、これまでの農業だ。

米でもミカンでもしかりである。

人口が減り始めて、供給が需要を上回ろうとしている現在、そんなことでは経営は成り立たない。

1990年は、この日本国内で最も車が売れた年だ。

777万台も売れた。Cimg2684

昨年が516万台だから、大変な売れ行きだった。

しかしその売れ筋に、微妙な予兆が出ていた。

セダンが売れないと言う現象だ。

何故セダンが伸びないのか? 

某自動車メーカーは、徹底的な消費嗜好分析を行う。

そして、家族構成や生活意識の変化、行動パターンなどの変化にその原因を見つけ出す。

そうしたマーケット調査の結果生み出したのが、オデッセーと言う車だ。

この車は、予想通り爆発的に売れた。

消費の変化を読み、日々販路を開拓する。

そうした活動の傍ら、自らの経営品目の構成を調整していくのだ。

品目を変えることは、不安だしリスクも伴う。Cimg2683

だけど、百年一日の如く同じ物を作って、滅びていくよりははるかに賢明だ。

有利に販売しようとするのではなく、消費(実需)者が選ぶ農産物を生産するよう努めることだ。

高齢化や人口の減少、健康志向のなかで、消費者は何を選ぶのか。

その微妙な変化をかぎ分けて、コスト計算していくのが経営だ。

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