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2007年3月31日 (土)

山の春

今日も、小笠山の尾根道を走った。Cimg3067

先日の雨で、そま道も心なしかしっとりとしている。

早春の山は、そこここに春を見出すことが出来る。

一番目立つのは、ミヤマツツジだ。Cimg3065

ヒカゲツツジとかモチツツジもあるが、春を象徴するように艶やかなのがミヤマだ。

走っていて、忽然と眼前に艶やかな姿を現す。

山桜も、咲き始めた。Cimg3068

今年は、葉と花が一緒に出始めた。

それに様々な木々が、芽吹きを始めている。

木の下を覗くと、そこにはワラビやゼンマイがもう十分に背伸びしている。

鶯はもちろん鳴いているけれど、もうすぐサンコウチョウなどの渡りがやって来て賑やかになる。

山の春は、今、爆発しようとしている。Cimg3066

そんな元気をもらって私の気分も勇躍とし、明日からの新しい世界に心を向けている。

『 あけぼのの 落ち葉踏みしめ 山の春 』

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2007年3月30日 (金)

送別の季節

年度末は、一つの人生の転機を迎える時期だ。Cimg3060

私の研究所でも、6名の退職者を送別することになった。

40年近く勤務した職場を離れる思いは、多分、他人には想像の埒外なのではないか。

引継ぎやら送別会、退職者を送る会などと、次第にその雰囲気にさせられる。

言うならば、否応無く押し出される様な風になるCimg3045

まあしかし、人生には区切りが必要だ。

入学、卒業、就職、結婚、退職と幾つかのハードルを潜り抜けるのが人生なら、

それも重要な節目なのだ。

人によっては、退職してから本領を発揮される方もいる。Cimg3043

今日の平均寿命から言えば、60歳で定年退職しても、

まだ、20年近くは思いのままの活動ができるのだ。

退職された皆さんの、今後一層の活躍を期待したいものだ。

かく言う私も、今日で転勤となって4月からは、心機一転新しい仕事になる。Cimg3062

とまれ、悔いの無いよう精一杯やろうと思っている。

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2007年3月29日 (木)

農家レストラン「とんきい」

浜松の細江に素晴らしいレストランがある。Cimg3053

オーナーの鈴木さんは、養豚家である。

それも、独特のジューシーな豚肉を育てる研究家でもある。

現在は、金華豚の血の入った静岡ヨーク種が中心だろうか。

彼の育てる豚肉は、全国コンクールでも高い評価を得ていて、Cimg3051

ソムリエの田崎信也さんも絶賛している程だ。

それで鈴木さんは、何とかその肉を直接消費者に届けたいと、

精肉店を経営したり、バーベキューガーデンを開設したりと試行錯誤してきた。

そして行き着いたのが、このレストランである。Cimg3052

レストランは、バイキング方式だ。

質素なつくりだけれど、豚肉はもとより実に多彩な食材に驚かされる。

それに料金設定も、70歳以上は大幅に割り引かれるし、子供さんも年齢で料金が異なる。

ともあれ、一品一品が美味しいのだ。Cimg3050

農業・農家でもここまで出来る!

鈴木さんの挑戦は、それを現実にして見せてくれている。

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2007年3月28日 (水)

(有)グリーンフィールド浜松

農業を業にしようと、羽ばたいている人達がいる。

浜松市の三方原の一角で、四年前に産声を上げた。Cimg3048

繊維関係の中堅メーカーで重要な位置にいたお二人が、農業に参入する決意をした。

農地も無く、舞う業とは無縁であった二人が、有限会社を立ち上げゼロから始めた。

そうして、四年近くが経った。

今では、12haの野菜畑でブロッコリーを中心とした生産を軌道に乗せている。

多くの従業員とともに、農場には和やかな空気が漂っていた。Cimg3047

一線をリタイアした年配の皆さんが、生き生きと働いている。

未だ若い彼らが、中高年層を組織しそんな職場を提供したのだ。

そんなコミュニティーと自然との接点が、働く人たちを生き生きとさせている。

販売の方法にも、従来の農家には無い工夫がある。Cimg3049

幾つかのスーパーマーケットへの直接供給が基本だ。

彼らの新鮮な商品へのファンも、次第に広がってきたようだ。

農業は、必ず産業になる。

代表取締役の鈴木雅清さんと話していると、そんな確信のようなものが伝わってきた。

けだし、こういう人達が農業の新しい時代を創っていくのだ。

この農場を訪れて、今日は楽しくなった。

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2007年3月27日 (火)

花もいろいろ

この地球上には、25万種もの花を咲かせる(顕花)植物が有る。Cimg2628_1

それでその花が、色はもちろん形や匂い、花の咲く時期など、それぞれにみんな異なっている。

要するに万変、とりどりなのだ。

何故、そんなにいろいろな花が出来たんだろうか?  

もちろん答えは一つ。Cimg2636_1

子孫を残すために、競い合って様々に変化して生き残ってきた結果なのだ。

その花の色は、アントシアニンとカルテノイドに類する色素の具合によって決まってくる。

ただ、白い色は色素ではない。

生物界に、白い色素は存在していないのだ。

では、どうして白く見えるのか。Cimg2885_2

要するに色素が無くて、細胞の中に微細な空気の泡があると白く見えるのだ。

天の配剤は、そんな具合に変化をつけて、個性を引き立たせている。

ところで私たちの個性は、如何なるものによって発現するのか。

おそらく 生きてきた過程と、生きる姿勢なのだろうと思う。

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2007年3月26日 (月)

人間のデコボコ

人が興味深く面白いのは、デコボコがあるからだ。

世の中には、様々なタイプの人間がいる。Cimg2576_1

あなたは、その中のどんなタイプの人間なんでしょうか? 

思い返すと、私は努めて角の無いように丸くなろうと思って、ずっと生きてきたような気がする。

でも考えてみると、角の無いツルッと真丸な人間なんて、結構影の薄い人だよね。

印象に残る人って、特徴の無い人ではなくて、

時には熱くなったり、怒ったりと、何処かが突出していて、なにかしら偏りのある人だと思う。

つまりその人の程よい個性が、不思議な魅力になると言うことだ。Cimg2622_2

「自分らしく生きたい」なんて言ったりする。

でも自分ってヤツが分からなくて、どうして自分らしく生きられるんだろう。

人それぞれの好奇心の持ち方が、その特徴の重要な要素なんだと思う。

でもね、人とあんまりにもかけ離れた個性は、拒否されるね。Cimg2635_1

人が爬虫類を好かないのは、あまりにも人間とかけ離れた個性を持っているからだ。

人間は、自分を如何様にも活かすことができる。

引き立て役がいたり、スターがいたりするが、とどのつまりは三枚目だってスターなのだ。

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2007年3月25日 (日)

印象派の画家達

今日は、私にはあまり似合わない話だ。Cimg3018

少しだけ時間があったので、上野の東京都立美術館を覗いてきた。

色々な催しがあったんだけど、

フランスのオルセー美術館展を、駆け足で見てきた。Cimg3041

そもそも絵画は、私の学校時代を通じて最も苦手なジャンルだった。

図画の時間は、何時もやるせない気分であった。

そいつが、美術館なぞを覗くようになったのは、十数年前からだろうか。Cimg3034

もちろん抽象画なんてチンプンカンプンだし、西洋の宗教画も好きではない。

でも、印象派の絵には、何ぜか温かいものを感じていた。

そのルノアールとか、ロートレック、ドガ、モネなどが一気に見られる。

それで、わざわざ出かける気になった。

絵画とは単なる技法なのだろうか。Cimg3040

それとも心を写し取る鏡なのだろうか。

彼らは生涯をかけて、この絵を描き続けてきた。

この一枚一枚の絵から、私が何を感じられるのだろうか?

そんな真剣なまなざしで、会場を回ったのだ。

そんな中でちょっと重く感じたのは、ミレーのグレヴィルの教会かな。

私にとって絵は、とらえどころが無い。

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2007年3月24日 (土)

彰義隊と上野公園

上野公園の西郷さんの銅像のすぐ隣に、彰義隊の碑がある。

それと気付く事も無い、地味な碑である。Cimg3022

1868年、寛永寺に蟄居した慶喜の助命嘆願が、当初の彰義隊の目的だった。

だが、時代の奔流は時として理不尽の限りを尽くす。

「義を見て施ざるは勇無きなりなり」と教えられてきた若者達の決起は、

或いは当然であったかもしれない。Cimg3016

上野戦争の勃発である。

慶喜は既に蟄居謹慎し、上野の彰義隊は組織された軍隊とは言い難かった。

武器とて十分であるはずも無く、「義」だけが旗頭であった。

当然の結果として、彰義隊は見るも無残に鎮圧される。

どれ程の人が、死んだのだろうか? Cimg3021

その死者を集めて焼いたのが、現在、碑の立てられている所なのだ。

碑は、明治5年に建てられた。

やがて西南の役が起こり、彰義隊討伐の総大将だった西郷隆盛も城山で自決する。

その西郷の銅像と彰義隊の碑が、20mほどの距離に並んでいる。

そして今公園では、上野の花を見ようと、陣取り合戦が展開されている。

見上げても、花なぞ数輪も咲いていない。Cimg3017

しかし、開花予報を真に受けた会社の決定なのだ。

けだし、それも良かろう。

たけど花見の皆さんよ、ここで凄惨な殺しあいのあったのは、たかだか140年前の話なんですよね。

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2007年3月23日 (金)

花は何故美しい? 

人はどうして、花をきれいだと思うんだろう。Cimg3031

そんなテーマを、上野の国立科学博物館が掲げて、

明日から6月の中旬まで「特別展FLOWER~太古の花から青いバラまで~」が開催される。

花と科学を見詰めてみようということです。Cimg3029

それで今日は、その内覧会と開会式に行って来ました。

私の研究所のマーガレットの育種が、このテーマにぴったりだと言うことで、

それで「花をつくる」ゾーンに展示しているのです。

全体を見せていただいたのですが、なかなかに面白い。Cimg3024

科学的に面白いと言うだけではなくて、

花というものの不思議さを改めて感じさせてくれます。

それに、メコノプシスと言うヒマラヤの青いケシの花。Cimg3025

サントリーが遺伝子組み換えで育成した「青いバラ」や「青いカーネーション」も見事です。

実はこの催しは、カール・フォン・リンネの生誕300年記念行事にもなっているのです。

リンネは植物分類学者で、今日の植物の「学名」のルールをつくった人なのです。

リンネによって、植物に世界共通の名前が与えられたのです。Cimg3028

そんなことから彼は、スエーデンの国民的英雄なのです。

と言うことでこの特別展に、スエーデン国王夫妻もおいでになりますし、天皇・皇后ご夫妻も観覧されるそうです。

ほんのしばらく前までは、マーガレットと言う花は、地味な白い花でしかありませんでした。

それがここ数年で、色とりどりの素晴らしい花になりました。Cimg3026

そのマーガレットが、会場の一角を立派に彩っているのです。

マーガレットもまた、花と言うものの不思議さを物語っているのです。

それに、マーガレットって名前、なんとなくエレガントじゃありません!

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2007年3月22日 (木)

男と言うもの!

幕末の男達のことを思っている。

自分の命よりも大切なもの、それがこの国の行く末だと信じていた。Cimg2976_1

「尊皇攘夷」に、または「砂漠」に、それぞれが若い命を懸けた。

吉田松陰しかり、高杉新作、坂本竜馬、江藤新平、西郷隆盛、大久保利通、みんなそうだろう。

一人として、天寿を全うした男はいない。

でも、その男達は十分精一杯生きたのだ。Cimg2947

この四月を前に、多くの人が人事異動の内示をされた筈だ。

時に人は、被害妄想になる。

何故俺が、こんな処遇を受けなきゃならんのだと・・・時に悲観的になったりする。

でもね、世の中は一時的にはともかく、かなり客観的なのだ。

その人間の価値と言うものを、世の中は冷徹に推し量っている。Cimg2919_1

もちろん、時代によって価値観は変わる。

自分は、この時代の求めているものに如何に答えるのか。

そう考えている人は、不満を言う人ではないだろう。

時代の要請に応えられない人が、不満を言っている。

不平を言ったって何の値打ちも無い。

只有るのは、自分がこの時代に対して何を提供できるのかだろう。

精一杯、自分の出来る限りをぶつけて行こう。

後々、愚痴なぞ言うことのないように!

私は、そう決意している。

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2007年3月21日 (水)

早春の一時

早くも、春分である。

暑さ寒さも彼岸までの通り、一気に春になりそうな気配だ。

4月からの、激変を前にゆったりとした時間を過ごしている。Cimg3001

今日は、友人達のコンペに誘われて、久しぶりのゴルフなのだ。

年に4~5回のゴルフで、しかもほとんど練習などしないから、ゴロフと言うべき実力でしかない。

下手なゴルフだけれど、無心で18のホールに向かってボールを打つ。

右往左往しながらも、何とかホールにたどり着く。Cimg3000

そして又、次のホールにと向かう。

今度こそと言う思いが、必ずしも功を奏することは無い。

そんな具合に、私達がくつろいでいるこの時も、イラクでは相変わらず動乱が続いている。

イラク開戦から、もう既に四年になる。Cimg3002

おそらくアメリカは、この戦争で大きく国力をすり減らすことになるのだろう。

16世紀末から300年間栄え続けた英国は、20世紀の100年間を通じて衰退し続けた。

世界中の富を手中にしていた大英帝国を衰退させたのは、

世界で初めてのゲリラ戦となったボーア戦争、それにスエズ戦争だった。

最後の止めは、第二次世界大戦だ。Cimg3003

イラクの混迷を尻目に、中国やロシア、EUが力を蓄えている。

米国は、イギリスの轍を踏むことになるのだろう。

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2007年3月20日 (火)

男の幸せ!

別に、男にこだわることは無い。

人生とは、何かと言うことだ。Cimg2979

自分の人生の残りの時間がある程度見えてくると、これで良かったのかなと思い始める。

日々新しいことと遭遇して、毎日新しい自分になるような、そんな人生をやりたいと思ってきた。

行った事のない所にいってみよう。

やったことの無いことをやってみよう。

食べたことの無いものを、食べてみよう。Cimg2978

毎日同じ物を食っているよりも、時には少しばかり違ったものを試してみよう。

昨日と同じ道を歩くのは止めよう。

毎日、ワクワクドキドキ、そんな人生をやってみよう。

少しばかり苦しくても、退屈な毎日を送るよりもその方がはるかに幸せだ。

初めてのことを、始めよう!。Cimg2976

転勤は、そういう転機を与えてくれる。

私も四月から、改めて新しい生活が始まる。

そんな新しい日々を、思いっきり楽しもうと思っている。

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2007年3月19日 (月)

どんどこ浅羽

農家や地域の皆さんの、出資で生まれたレストランである。

地域の食材にこだわって、お袋の味的な料理を食べさせてくれる。

テカテカとした味付けではなくて、素材の美味しさを生かすことに努めている。

そんな田舎を生かした料理が、じわじわとファンを増やしつつあるようだ。

ファーマーズマーケットも併設されていて、Cimg2990

毎朝多くの農家が、イチゴや野菜類を出荷している。

昨年から野菜の安い期間が続いたが、鮮度と内容で評判が良い。

このどんどこ浅羽では、毎月スピーカーを招いて農家の勉強会を開いている。

実は先日、私にもお話しする機会をいただいて、Cimg2991

「農業の大切さ」について、少しばかり話しをさせていただいた。

稲作がこの列島に伝わって、国家を形成する原動力になってきたこと。

そして、海外から食材を導入するたびに、日本独特の食文化を育て、私たちの暮らしを創って来たこと。

今グローバルな時代の只中にあるけれど、将来この国の基礎を支えるのは農業であること。

・・・・などについて、最近考えていることをお話した。Cimg2989

眠くなる夜の時間帯にも拘らず、実に熱心に聴いていただいた。

今の農業は、こうした地道な勉強家の皆さんによって支えられているのだ。

そう思った!

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2007年3月18日 (日)

陶酔の宴

明治の始めの頃の話だ。

遠州に「花の香」と言う酒があって、結構な評判だったんだそうだ。

それが時代の流れの中で、何時の間にか消えてしまった。Cimg2995

その銘酒を復活させようと、色々な人がこの一年うごめいてきた。

鈴木武史さんや杉浦清司さんらの遠州横須賀倶楽部の面々などだ。

もちろん会長は、かつての蔵元であった東京学芸大学学長の鷲山恭彦さんだ。

それに、あの「開運」の土居酒造が力を入れた。Cimg2996

「酒には器が要るだろう」と言うことで、袋井市の陶芸グループ楽土舎の人達も加わった。

そうして今日、幻の美酒の完成を祝って「陶酔の宴」が開かれたと言う次第である。

晴天の下、土居酒造の蔵には300人余の人々が集まった。

石川静岡県知事夫妻も駆けつけていただいて、大いに歓談し楽しい一日を過ごしていかれた。

成さねば成らぬ何事も!Cimg2999

「そんな馬鹿馬鹿しい」などと言っていたのでは、およそ何事もできないだろう。

馬鹿なことができて初めて、まともな事ができるのだ。

人生を楽しむことが出来なくては、生きている甲斐なぞあるものか。

あれもやってやろう、これもやろう!Cimg2997

今日の宴を仕掛けてきた連中だって、義務でなんかとても出来ることじゃない。

見返りは、やり甲斐と仲間だけさ。

お互いに持ち場を分かち合って、一つのことを成し遂げる。

実は、それこそが人生なのだろうと思う。Cimg2993

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2007年3月17日 (土)

技術の保守性

企業の研究部門は、その会社の成否を握っている。

いかなる技術が、生産性を高めるのか。Cimg2942

どんな製品が売れるのか。

企業が好調な時だって、研究部門は注目の的である。

優れた技術、突出した生産性を実現できれば、企業はそれだけで飛躍できるのだ。

だが農業部門の研究者は、そんな訳には行かない。Cimg2943

一部の農企業では研究開発部門を内包するようになったが、多くは公共研究機関が研究を担っている。

その研究機関で開発された技術が、なかなか浸透しないのだ。

おそらく転地をひっくり返すくらい革新的技術で無い限り、なかなか浸透していかない。

(独)中央農業総合研究センターの開発した「ロンぐマット田植技術」もその一つだ。Cimg2944

これまでの箱育苗に比べれば、10倍位の省力になるはずだ。

しかるに、初期投資に金がかかるとか、慣れた技術のほうが安心などと、

これまで通りの重労働を続けている。

そこで中央農研では、技術を現地に普及するために出前講座なるものを始めた。

ところが、これもなかなか難航している。Cimg2945

地域には地域の職域があって、地域の技術者の保守性の前で立ち往生と言ったところだ。

地域の技術者の頭ごしに、そんな技術を普及されたら自分達の技術者としての立場が無いと言うのだ。

「てやんで~! 立場もくそも有るもんかい。

悔しかったら、もっと良い技術を開発してみろい!」

と、言いたいのは山々だが、そこは大人の話と言うことになってしまっている。

実は、農業の世界がなかなか変わらないのは、技術者が頑迷な保守派であること。

それに制度と団体、極めつけは生産者の技術音痴にある。

あえてリスクに挑戦してこそ、産業は発展していく。

みんなそろって、一歩前に足を踏み出そう。

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2007年3月16日 (金)

自然界の摂理

植物の話です。

サラダ菜のようなアブラナ科の野菜には、コナガと言う青虫がつきます。

この害虫が発生すると、葉っぱが皆食べられて網のようになってしまいます。

ところが、自然界は不思議なのです。Cimg2939

サラダ菜がコナガに食べられると、その傷口からある匂いを出します。

その匂いに引き寄せられて、コナガに寄生するコナガコマユバチが集まってくる。

このコマユバチが、コナガをやっつけてくれるのです。

現象としては、サラダ菜がコナガに食べられて悲鳴を上げ、

それを聞きつけたコマユバチガ助けに来たと言うことになります。

自然界は、普通そんな風に出来上がっているのです。Cimg2941

だから、特定の種だけが繁栄するなんてことは無いのです。

ところが人間の作った農薬が、こうした自然界の摂理を壊しちゃった。

今やっと、自然の摂理を上手く利用する技術が注目されだしている。

コマユバチを引き付ける物質を作って使うとか、

微生物による害を拮抗する微生物にやっつけてもらうとか、

ウイルスだって、悪さをしないウイルスをワクチンにして害を防ぐとか。

植物の摂理を応用する研究が進んでいるのです。

私の所でも、土着天敵の活用技術などを開発していますが、

中央農研センターでも、色々と面白い研究を見せていただきました。

人間の世界も面白いけど、自然の世界も興味深いですね~。

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2007年3月15日 (木)

人生行路

一人の人間がどのような人生を送るのかは、日々の選択の結果でしかない。

同じ選択をするのか、それとも新しい選択をするのか、その選択が一生続く。

当然のことながら、新しい選択にはリスクが伴う。Cimg2980

時には、身に余るような問題と直面することになる。

だからと言って安易に堕せば、無為な人生を送ってしまうかもしれない。

その選択は、みんな自分自身なのだ。

今日、私の関係する学校の卒業式があった。Cimg2981

若い人たちの顔を見ながら、彼らの明日の行路を思っていた。

一つの枠の中にある内は、その範囲内で歩むことができる。

ひとたびその枠外に出ると、自分で自分の進む方向を画して行かなくちゃならない。

茫漠とした不安の中で、明日への一歩を踏み出していくのだ。Cimg2986

だが若者にとって、変化こそが進歩であり、行動こそが発展なのだ。

若者達よ!

自分なぞと言うものを、決して守っちゃいけない。

体ごと、人生に体当たりしていこう。Cimg2983

挑戦こそ、君達の行路を無尽に切り開くのだ。

名前を呼ばれて立ち上がる君達を見ながら、そんな事を考えていた。

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2007年3月14日 (水)

食の交流

幕張メッセで、FOODEX JAPANが開かれている。Cimg2948

世界中の食や食材を集めた博覧会で、2,300余の出展をすべてみるのは一日では無理だろう。

かつて食の博覧会は、ヨーロッパを中心に開かれてきた。

でも今では、彼の地に匹敵する食の博覧会が日本で毎年開催されるようになった。

食は、生活文化の最たるものなのです。Cimg2974

その独特の食文化を育ててきたこの日本に、そんな博覧会が無かったのがおかしいのです。

韓国や台湾、中国はもちろん、ありとあらゆる素材が集まっていました。

韓国産の立派なセトカもありました。

フランスはもっぱら各地のシャトーのワインです。Cimg2972

メキシコからは、トマトまで持ち込まれていました。

そう言えば、トマトの原産地はメキシコでしたよね。

世界各地の珍しい果物も、商談者がひっきりなしでした。Cimg2969

世界中の食文化が交流する中で、本当の価値あるものが生き残っていくのです。

食の世界は、限りなく楽しい。

そして、それを支えている農業生産というものがあるのです。Cimg2965

日本の、その農業生産をもっともっと大切に育てましょうよ!

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2007年3月13日 (火)

一観は百見にしかず

筑波の(独)中央農研センターに来ています。

だから今夜は、携帯からの投稿です。Cimg2936

(独)中央農研センターは、かつての国立農業試験場です。

センターの丸山所長が実に魅力的な方で、おっしゃることが全く当を得ているのです。

今日のテーマ「一観は、・・・」丸山さんの言葉です。

研究者たるもの、問題意識の元でしっかりと観察することが、何気なく百度見ているよりも勝ると言うのです。Cimg2935

害虫の天敵を呼び集める誘引物質を発見したのも、その一観でした。

実は今日は丸山所長さんの要請で、この研究センターのアドバイザー委員として研究所を訪れたのです。

所長いわく、「今後五年間にわたってこのセンターを観察して、率直な意見を言ってほしい」と!

と言うことで今日は一日、このセンターの研究状況について色々と教えて頂きました。

改めて伺ってみると、センターでは、時代の求める技術開発目標をハッキリさせて、研究チームを編成。

そして、着実に成果を上げてきています。Cimg2940

私の研究所にも、大変貴重な参考になりました。

農業労働力の縮小で、国内農業が崩壊するのを防ぐには、労働生産性を上げる技術が不可欠です。

そんな研究に的を絞って、着々と積み上げているその成果を追々と紹介してみたいと思います。

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2007年3月12日 (月)

遺伝子を風に乗せて

遺伝子のゲノムが解析される時代になって、

ほとんどの遺伝子が眠っていることが分かってきた。Cimg2919

どの遺伝子を、いかに眠りから覚ますかということが、

人生にとって、私たちの実に肝心なことなのだ。

眠らせておけば、それだけの事なのだ。

でも、あなたにはそれだけの可能性が有ると言われると、

俄然、眠っていた遺伝子は活動を始める。Cimg2885_1

その目覚めた遺伝子は、まったく新しい世界をつくり始める。

誰にもある人間の可能性というのは、そう言うことなのだ。

あなたの子供さんを、ほめて御覧なさい。

どんどん褒めた所が伸びていくでしょう。

あなたの奥さんを世辞でも良いから、誉めてみよう。Cimg2697

きっと結構な見返りが有るぜ?。

と言うことで私事だけど、現在の研究所を首になってしまうようだ。

新しい所属でも、私の眠らせていた遺伝子を叩き起こしてやるっきゃないな!。

今日は、独り言になってしまって御免なさい。

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2007年3月11日 (日)

春の嵐

春直前の三月は、進学や就職それに人事異動と、何かと心さざめく時期だ。Cimg2930

昨夜来の大雨の後、今日は一転強い寒風である。

人々の心の中を映し出すような、自然界の表現である。

我が家の三本の河津桜は、既に葉桜である。Cimg2928

その桜を見る会をやろうと言うことで、我が家に大勢がお見えになった。

残念ながら、桜は昨夜の雨で花一輪もなし。

「葉ばかり」ながら、葡萄棚の下で我慢していただいた。Cimg2933

人は人によって、触発される。

一人で考えたり、悩んでいたりしてもあんまり良い答えは出ない。

それが切磋琢磨するようになると、全体として人間は進化していくようだ。

だから、人は群れなくてはいけない。Cimg2931

しかも、様々な生き方をしている人々が交流すべきだ。

といっても、人と人が簡単に分かり合えるものでもない。

でも、そんな回を重ねていくと、意外な世界が開けてくる。

私なぞ、恥ずかしがりやで人見知りも極めて激しい。

でも、仲間に支えられて今日まで生きてこられた。

仲間にこそ、感謝している。

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2007年3月10日 (土)

宮沢賢治を奏でる

浜松の相曾國一郎さんをたずねた。Cimg2927

相曾さんは、ある時以来宮沢賢治の虜になった人である。

否、賢治の代弁をしようと考えた人である。

賢治は、34歳の生涯に実に多くの詩を書き残している。

相曾さんは、その一つ一つを読み解き、四次元の世界を歌で表現している。Cimg2921

彼の歌は、正に賢治の激しい心を歌いこんでいる。

「おきな草」

賢治のトレードマークの黒いシャッポを歌った「風は空を吹き」

当てにならない物ばかりの中で唯一信頼にたる倉掛山を詠った「倉掛の雪」Cimg2925

自らを卑下して「たわごと」

賢治は農学者でもあった。

自らの心からの慈悲を感じさせる「銀のモブド」

ロマンチストな賢治の「星めぐり」

「風と反感」Cimg2922

「政治家」

手本の無い道をひたすら歩き続ける「こころ」

雲や風に生きる源泉を詠う「我が雲に歓心」

「小岩井農場パート9」 

村の祭りを詠い込んだリズミカルな「はらだい見舞練」

最後は「雨ニモマケズ」で締めくくった。

その台詞の「一日に玄米4合と 味噌と少しの野菜」が何故か印象的であった。

賢治の心を熱く詠った相曾さん、ありがとう!

今夜は、久しぶりに心に響く一時を過ごすことができました。

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2007年3月 9日 (金)

巣づくり

少しずつ日が長くなって、鳥達の巣作りが始まっている。

私の執務室の前にも、様々な鳥が飛んでくる。Cimg2845

もちろん、普段は餌を求めてやってくるのだが、

最近では、枝を拾っていく鳥が多くなった。

ところが、けしからないのはカラスだ。

やつらは、生きた枝を折ってくわえていく。

しかも、気に入った枝が手(口?) に入るまで、次々と枝をへし折っていく。

梅や河津桜の花が終わり、桃の便りすら聞こえてきた。Cimg2861

今朝見ると、我が家の葡萄の木が芽を出し始めている。

いかにも早すぎる。

自然界は、暖冬で巣作りをはじめ春の気配が濃厚になってきた。

しかしである。

この日本民族の子孫達の春がやってこない。

何故か、結婚をしないのだ。Cimg2664

あのカラスのやつらでさえ、仲むつまじく鉄骨入りの巣を作っているのだ。

しかるに、我らが子孫はどんどん少なくなっていく。

合計特殊出生率1.24では、如何ともしがたい。

しこうして2020年には、(後13年で)この国から360万人程がいなくなる。

静岡県全体の人口である。

若者達よ! みんなで巣を作ろう。

明日の日本のために!。

苦労して巣を作って、子供を育てるから、人生には限りない価値が生まれるのだ。

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2007年3月 8日 (木)

トウモロコシ異変

トウモロコシの価格が、急騰している。Cimg2885

日本にとってトウモロコシは、飼料として無くてはならない穀物だ。

日本は飼料穀物の9割を輸入している。

この8割がトウモロコシなのだ。

シカゴのトウモロコシ価格は、昨年9月には1ブッシェル2ドル程度だった。

それが今年に入って、4ドルを突破とて5ドルに向かおうとしている。Cimg2884

その原因となったのが、燃料用エタノールの生産だ。

トウモロコシを原料に、アルコールを作る。

そのアルコールで車を走らせる。

それがアメリカの政策だ。

レスター・ブラウンによれば、08年にはトウモロコシ生産量の5割は、燃料用に回されると言う。

それでは、日本の畜産は一体どうなるのか? 

もちろん肉や卵の価格は、上げざるを得ないだCimg2780 ろう。

高い飼料穀物を買うしか、この国の選択肢は今のところ無いのだ。

おそらく日本人は来年、今年の倍の価格で豚肉や牛肉を買わざるを得なくなるだろう。

それがグローバル化した需給の結晶なのだ。

だけど皆さん、ちょっと変だと思いませんか? 

アメリカのエネルギー政策のために、なんで日本人が高い肉やタマゴを買わなきゃいけないの。

「日本は高くても買うだろう。」それがアメリカの穀物メジャーの見方だ。

いよいよ、そんな時代になってきましたね。

太平楽な日本の皆さん・・・・・!!!。

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2007年3月 7日 (水)

特別功労

今日は、嬉しい話です。Cimg2916_2 

昨日、ある農業者の団体が、私の研究所を表彰をして下さいました。

研究機関などと言うものは、その研究成果が生かされて何ぼのものです。

だから生産者から、認めていただくのは何よりの栄誉でしょう。

そのありがたい団体は、県東部花き流通センター農協で、静岡県の東半分の花き生産者でつくる出荷団体です。Cimg2909

その農協の扱う13%が、私の研究所の開発した花なのです。

実は研究所では、マーガレットと言う花を、長年にわたって扱ってきました。

それでこれまでに、30品種くらいの新品種を作出してきました。

特に平成17年以降は、立て続けに花色も様々な20品種を生み出したのです。Cimg2911

それで、そのマーガレットが順調に市場を広げだしました。

マーガレットは、地味な花なのですが、消費者にとっては実に買い得な花なのです。

霜にさえ当てなければ、ずっと咲き続ける。コストパフォーマンスが実によろしい。

それに、マーガレットという、実に親しみのある名前がついている。Cimg2905

ともあれ、そんな研究の成果が認められて、上野の国立科学博物館で開催される

「特別展FLOWER」で、そのマーガレットの研究成果が展示されることになりました。

この3月24日から6月17日まで開催されます。

これも、二重の喜びですね。

研究担当者は、稲葉善太郎という熱心な研究者です。Cimg2917

ホームセンターに出かけたら、マーガレットを探してみてください。

その花は、私達が愛情込めて育種した花なんです。

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2007年3月 6日 (火)

お茶の街づくり

清水港から、お茶の輸出が始まって100年。

茶を運ぶ初めての外航船「神奈川丸」が清水に入港したのは、明治39年(1906)の五月のことだった。

以来、お茶が静岡を変えてきた。 Cimg2882_1

このお茶の歴史を、これからの時代にどう生かし得るのか。

そのことが、今、問われている。

そもそも静岡は、お茶の産地としては後進の産地だった。

今日の蒸製の生産技術は、明治になってから静岡に伝わった。Cimg2883

島田の亀頭藤吉が、私財を投じて宇治から技術者を招聘してからのことだ。

だから、江戸期の芭蕉の詠った「駿河路や 花橘の 茶の香り」は、実は煎茶では無かった。

昔ながらの釜炒りだったはずである。

しかし、先進技術を体得してからの静岡は、見違えるようになった。Cimg2881

明らかに、茶の輸出に向かって、ひたすら生産性を追及したのだ。

製茶機械の開発・進歩は、すべからく静岡の地で行われた。

新しいお茶の世界を切り開いたのは、静岡の茶業者たちだった。

その流れに、全国の茶産地がつき従った。

静岡の茶が、スタンダードになったのだ。

結果として、茶の輸出は横浜から清水港になった。

そのことが、静岡の茶を全国一の産地に育て上げるのだ。

清水港に茶を運ぶために、北番町から港に向けて鉄道が敷かれた。

今日の静岡鉄道だ。

やがてトラック輸送の時代なる。

静岡鉄道は、貨車から乗客を運ぶ鉄道に変わり、

それだけでは駄目だと言うことで、沿線に狐ヶ崎ヤングランドという遊園地を作った。

この遊園地のコマーシャルソングとして作られたのが、茶っきり節だ。

しこうして茶っきり節は、静岡の民謡になってしまった。

お茶が、静岡の地を作ってきたのだ。

さて時代はどんどん変わっていく。これからどうする?

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2007年3月 5日 (月)

日本人の食い物

先日のメダカの学校で、農業の大切さについて話をした。Cimg2886

その話を聞いた方から、こんな質問があった。

「既に、日本の食料自給率は40%だ。

国内の農地だけでは間に合わない。Cimg2887

輸入するしかないじゃないか」と。

ごもっともである。

飽食のこの日本では、飼料穀物や果物・野菜を含め、多くの食料を輸入に頼っている。

それにこの国では、食料の30%ほどを残飯としてゴミにしているのだ。Cimg2888

輸入される食糧は、国内農地面積の2.4倍もの海外の農地を使っている。

当然、そんなに広大な土地を国内で確保することは不可能だ。

だがしかし、現在の日本の農地は469万ヘクタールだ。

一人当たりにすると、366㎡になる。Cimg2889

江戸時代には、一人一石(米150kg)で生活できるとされていた。

一石の米を生産するには、水田が250㎡も有れば足りる。

とすると、飽食を少しだけ諦めるなら、現在の農地で足りることになる。

おまけに、生産を休んでいる水田が40%近くある。

それに、農地の15%くらいは荒廃している。

水田の裏作だって、ほとんど作ってはいない。

話は、少し飛躍する。

北朝鮮の農業である。

実は、北朝鮮は農業がほとんどない珍しい国なのだ。

農地は、韓国の半分以下しかない。

しかもその大半は、傾斜度15度以上の段々畑なのだ。

岩山ばかりで、まともに農業のできる土地がない。

お陰で国民は、年中飢餓と隣り合わせに暮らしている。

将軍様が、一人贅沢しているからだけじゃないのだ。

原爆でも作って、援助を引き出すしかなかろうが・・・・??

土曜日の「しずおか水土里フォーラム」を聞きながら、そんな事を考えていた。

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2007年3月 4日 (日)

514人抜き

今日は、駿府マラソンです。Cimg2896

例年、駿府マラソンが終わると、一気に春の足音が早まります。

ところが今年は、もう既に春。

汗だくのレースになりました。Cimg2897

十数年、駿府を走るのだけれど、何時も寒くてと言うのが印象でした。

こんな年は、初めてです。

ともあれ久しぶりのレースで、やはり気分も高揚しますね。Cimg2899

普段のトレーニングとは、気分がまったく違います。

で、今年は新しい挑戦をしてみました。

用宗港の見える10kmまでは、グッとスピードを抑えて走る。Cimg2900

それから後を、どれだけ走られるのか試してみました。

そして、何人抜きさることが出来るか試してみたのです。

で、その結果が、何と514人抜いたのです。Cimg2901

男子の総合順位は、2025人中1149位でした。

始めから精一杯走ったほうが、順位はもっと上になつたでしょうが、

514人抜きは、私のレコードになりました。

八ヶ岳100kmマラソンまで、あと76日。

徐々に、体調を整えていくつもりです。

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2007年3月 3日 (土)

はらの虫

「はらの虫」と言う名のチャリティーコンサートのことです。Cimg2890

平均年齢54歳、高校の同級生のおやじバンドだ。

そのおやじ連中が、プレスリーやベンチャーズなどを3時間近く奏でる。

そもそも、このおやじ連中は、みんな農業経営者である。Cimg2891

立派な経営をしている。

その人達が、お茶の農閑期を利用してチャリティーの演奏活動ツアーをやっている。

自分達も楽しみ、音楽を奏でることに無上の喜びを感じている。Cimg2893

もっと感動的なのは、このバンドのリーダーA氏とボーカルの彼女は夫婦なのだ。

実に、魅力的な夫婦関係というべきだろう。

私など、望むべくもない。Cimg2894

それに又、幕間に登場した男のことだ。

彼は、自分の作詞作曲した歌をギターの弾き語りで楽しませてくれた。

その中味も、実に味があった。Cimg2895

このKさんは、米作の農業者である。

自由とは、こういう事なのだ。

正に、自由人なのだ。

人生を伸び伸びと、自由に生きられるなんて、農業はまっこと素晴らしい。

今夜のコンサートで、私も人生をやり直したいと思ったほどだ。

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2007年3月 2日 (金)

メダカの学校の先生

今夜は、例のメダカの学校の日です。Cimg2875

引佐の山奥まで、この学校に出かけてきました。

それに今回は、先生を務めることになったのです。

♪♪誰が生徒が先生か~♪ですから、先生も変わり番なんです。Cimg2878

高歌斉唱があって、その後が授業です。

今日のテーマは、農業でした。

それで先生は、私と「山のお茶」の鈴木さんでした。Cimg2877

二人の講義の後、校長先生の講話があって、

それから、やっと給食の時間になるのです。

今日の給食には、たらの芽とか野びるなどの、春の香りも入ってましたよ。

それはともかく私は、農業の大切さについて話ができて、Cimg2879

その後も、様々な方から率直なご意見を頂くことができました。

こんな会は、他にありません。

今月の16日の夜には、袋井市の「どんどこ浅羽」で話をすることになっていますから、

今日の皆さんの意見を参考に・・・・一つ大胆に勝負してみましょうか!

今から、話す本人が楽しみです。

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2007年3月 1日 (木)

台湾省

台湾は、一つの省だけの国である。Cimg2750

1947年、国民党は毛沢東に追い詰められながら、「中華民国憲法」を布告した。

その年4月には、台湾に逃避するため台湾省政府を設置している。

李登輝総統の民主化の後も、今日でも基本的には台湾は1947年のままの体制にある。

だから、台湾の自動車のナンバープレートは、台湾省と台北市だけである。

台北市内の車以外は、全て台湾省なのだ。Cimg2827

昨日は、国民党が台湾の2j万8千人もの知識人を殺戮した記念日であった。

国民党政権は、台湾全土に秘密警察組織網を張り巡らして、

密告を奨励し、知識人を危険分子とみなして次々と抹殺していった。

当時、台湾人の200人に一人が殺されたのだ。

鼻や耳をそぎ落としたり、Cimg2837

手に針金を通して数人一組につないだり、

麻袋に詰めて海や川に投げ捨てるなどと、

きわめて残忍な権力の暴力が行使されたという。

国民党政府は、この2.28事件以後38年間にわたって戒厳令を敷いてきた。

来年は、台湾の将来をかけた総統選挙だ。

現在の総統の陳水扁氏と、国民党との対立がいやが上にも高まっていく。

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