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2007年3月 8日 (木)

トウモロコシ異変

トウモロコシの価格が、急騰している。Cimg2885

日本にとってトウモロコシは、飼料として無くてはならない穀物だ。

日本は飼料穀物の9割を輸入している。

この8割がトウモロコシなのだ。

シカゴのトウモロコシ価格は、昨年9月には1ブッシェル2ドル程度だった。

それが今年に入って、4ドルを突破とて5ドルに向かおうとしている。Cimg2884

その原因となったのが、燃料用エタノールの生産だ。

トウモロコシを原料に、アルコールを作る。

そのアルコールで車を走らせる。

それがアメリカの政策だ。

レスター・ブラウンによれば、08年にはトウモロコシ生産量の5割は、燃料用に回されると言う。

それでは、日本の畜産は一体どうなるのか? 

もちろん肉や卵の価格は、上げざるを得ないだCimg2780 ろう。

高い飼料穀物を買うしか、この国の選択肢は今のところ無いのだ。

おそらく日本人は来年、今年の倍の価格で豚肉や牛肉を買わざるを得なくなるだろう。

それがグローバル化した需給の結晶なのだ。

だけど皆さん、ちょっと変だと思いませんか? 

アメリカのエネルギー政策のために、なんで日本人が高い肉やタマゴを買わなきゃいけないの。

「日本は高くても買うだろう。」それがアメリカの穀物メジャーの見方だ。

いよいよ、そんな時代になってきましたね。

太平楽な日本の皆さん・・・・・!!!。

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コメント

Kazeです。
トウモロコシ価格高騰の問題は、もしかしたら深刻な、ある意味、国のあり方を示唆しているのかもしれません。
バイオエタノールやディーゼルがどの程度、化石燃料に替わり環境負荷を軽減するのか、僕にはまだ勉強不足でわかりません。
ただ、最近の米国やEUの動きを見ていると、環境問題に絡めた21世紀の主導権をお互いに求めているように感じます。
その中で日本は、どのような舵をきるのでしょう。
狭い農地から食料も飼料も燃料も生産しようとするのか、そんな一石三鳥の方法があるのか、考えなければなりませんね。

投稿: Kaze | 2007年3月 9日 (金) 23時55分

 Kazeさん。まったくその通りだと思います。

 今日の世界は、明日の世界と同じではないのです。感じないだけで、世の中はどんどん変化しているのですよね。

 21世紀に、日本という国が一世を風靡したんだってね・・・と過去形になっちゃいかねない。

 だって、食料やエネルギーを供給してくれるはずの発展途上国が、工業生産を爆発させているんだよね。

 そしてその国の若者たちは、目を輝かせて豊かな明日を目指している。

 日本の若者達は、どうだろうか? 飽食が当たりまえで、必死で明日を切り開く力を持っているんだろうか。

 世界の歴史は、永遠に栄え続けた国や民族の無いことを教えていますよね。

 

投稿: 山草人 | 2007年3月11日 (日) 19時59分

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