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2007年4月10日 (火)

魚は誰のもの?

漁獲資源の、国際的な争奪が始まっている。

日本人は、沿岸遠洋を含めて大変な海産物の消費国だ。

その日本の水産業に、かつて無い異変が起こりつつある。

古代の歴史以来、海に関心を持たなかった中国が様変わりし始めたのだ。

中国内陸部に九億人、沿海部に三億人が住んでいる。

この内陸部の人達は、かつては淡水魚しか食べたことの無い人達だった。

ところが、内陸部への交通路の整備とともに、サバやイワシが届くようになった。

淡水魚に比べれば、美味さが違う。

俄然、海の幸を欲するようになる。

しこうして中国13億の民が、海の魚を求めようとしているのだ。

さてさて、日本の水産業は乗組員さえ確保できなくなりつつある。

マグロだって、そうだ。

日本人の食べられるマグロは、次第に少なくなりつつある。

これまで日本人は、全世界のマグロ消費量の四分の一を食べてきた。

だが、新たな消費人口の登場で、日本人だけの我侭は許されなくなってきた。

既に高価な南マグロや黒マグロは、漁獲割当で口にできなくなってきた。

日本人の口にできるのは、メバチやキハダ、それにビンナガくらいだろう。

クロやミナミが1kg3,000円なら、メバチなどは800円以下だ。

この似非マグロを、一般庶民の私たちはトロとか何とか言って食べている。

既に、高級マグロのクロマグロなど、口にしたくても出来ないのだ。

それに近い将来、鯖や鰯だって食えなくなりかねないのだ。

さて皆さん、これからの私達の食をどうしよう!

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