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2007年4月17日 (火)

大向う

「大向うをうならす」のは、千両役者の本分だ。Cimg3008

しかし我々庶民にすれば、そんな事は人生に一度有るかないかのことである。

もとより衆人に納得してもらって、良くやったと言われるれる人は幸せだ。

それは名物市長であったり、宇宙飛行士であったりする。

だけど一般庶民であっても、何か生きた証を残したいと思うのは極自然なことだろう。Cimg3010

防犯おじさんや交通安全母さんだって良い。

そのことに納得して、打ち込むことができればそれで良い。

こんど私の村の自治会で、防犯ボランティアを募集しようと思っている。

みんなで地域を守っていく。それが自治の基本だと思うからだ。Cimg3011

そもそも「大向う」とは、一般庶民のことなのだ。

江戸の昔、歌舞伎の桟敷席などは、高嶺の花だった。

そして、やや安い二階の正面の席は、向桟敷と呼ばれた。

さらにその奥の立見席が、「大向う」なのだ。Cimg3059

大向うでは、十文くらいで見物できたから、職人や手代などの芝居通が集まっていた。

言うならば、目の肥えた芝居通が毎日のように通うところだった。

それが「大向う」だ。

多くの人々に支持されてこその芝居である。

人生も一時の芝居であるとすれば、大向うを意識しても良いのではないか。

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