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2007年5月25日 (金)

安心・安全は誰のもの?

時折「農産物から農薬検出」などと、新聞に報道される。Cimg3348

当然のことながら、基準値以上の値が検出がされれば、その野菜は回収・廃棄となる。

だがしかし、本当にその農産物が私達の健康に影響するのかと言うと否である。

規則だからそうなるのであって、健康とはまったく別次元のことなのだ。

日本では二年ほど前から、ポジィティブリスト制なるものが始まった。

要するに、全て許可制になったのだ。Cimg3345

仮に、許可を取得していない科学的成分が検出されれば、それは市場から隔離されるのだ。

その成分が、安全だとか安全でないとかは関係ない。

ましてその検出限界は、一律0.01ppm(1億分の一)なのだ。

今日の極めて精巧になった計測機器が、検出できる限界に近いところの数値である。

要するに、登録の無い成分はどんなものであれ拒絶されるのだ。Cimg3344

もちろん、私達の安全を確保する食料のことだ。

念には念を入れてしかるべきだろう。

しかし、それを突き詰めていくと、私達の食べるものは何一つなくなってしまう可能性が有る。

否、空気も吸えない。水も飲めないと言うことになるかもしれない。

危険性は、タバコ等の方が何千倍も高いはずなのだが、化学物質への過剰な対応が続いている。

法制度としての欠陥なのかもしれないが、角を矯めて牛を殺すたぐいの話になっているのではないか。

ともあれ制度は制度、供給者としては厳としてその基準を守るしか術は無い。

それに、塩だって砂糖だって過剰に採れば劇薬にもなるのだ。

「残留基準」なるものの本当を、もう一度考えてみるべきかも知れない。

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