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2007年5月28日 (月)

物づくりの先達

今年11月、静岡県沼津市と静岡市で「技能五輪国際大会」が開かれる。

22歳未満の各国の青年技能者が、各種の技を競うのだ。

とは言え心配なのは、国内の技である。

かつて日本は、職人の国だった。

だけど近年は、どうなんだろうか。

特に若い人達の、技術に対する感覚は極めて鈍くなっているのではないか。

そんな危機感が、日本で技能五輪を開催する理由の一つだろう。

ともあれ諸外国の技術に対する感性は、今日の日本の比では無いように感じる。

ここ数日の間に、相次いで優れた技術指導者にお会いすることが出来た。Cimg3369_1

一人は、沼津市の(株)アルファの片岡宏巳社長であり、もう一人は西尾精密株式会社の西尾真之社長だ。

偶然にも両社は、冷間鍛造と呼ばれる技術で特異な製品を作っている。

(株)アルファは、パソコンなどのヒートシンク(放熱装置)分野で、世界の最先端を走っている。

米国シリコンバレーにも現地法人を持つなど、取引先の大部分が海外である。Cimg3362

自らの製品を、この分野の世界標準にすべく日々前進を続けておられる。

片岡さんは、「革新的な技術へのあくなき追求」が、この国の産業を支えると語っておられた。

西尾精密は、自動車用の螺子などで軽量で独特な製品を作り出している。Cimg3364

西尾さんは、「金型づくりなどの技術者を育てること」の大切さを説かれていた。

そして西尾さんは、自らの工場をものづくり塾として研修生を受け入れるなど、

極めてオープンな経営姿勢を貫いておられる。Cimg3363

西尾さんとは、浜松市引佐の別邸で山を見ながらお話を伺うことが出来た。

今年の秋、日本の若者達は、技能五輪に集まる世界の若者の技を、どのように受け止めるのだろうか。

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