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2007年6月 2日 (土)

ボーダレス友の会

世の中には、他の人では到底真似できないことをやり遂げてしまう人がいる。

山本明さんも、その一人だ。Cimg3397

彼は、ひとりの県の職員に過ぎなかった。

その彼が何を思ったのか、社会や経済を学ぶサロンを作った。

バブル崩壊直後の、15年前のことだ。Cimg3393

山本さんは、会社の著名経営者や学者、アナリスト、高級官僚などを

次々と講師に据えて、その勉強会を毎月開催してきた。

この3月まで何と189回、15年間毎月である。Cimg3396

もちろん経費も手間も、ほとんど彼の手弁当であった。

単純な思い入れでは、続けることなどとても不可能だ。

聴講者は、時とともに入れ替わっていったが、累計すれば数百人がこの塾で、

何がしかの啓発を受けて帰った。

例えば、この私もその一人である。Cimg3399

このブログだって、二年ほど前、

アップルハウス社長の高畑啓子さんが、自分の生き方について講演された。

彼女の創業から今日に至るまで、そして、その年に文化芸術大学を改めて卒業したことを話された。

それから、会社経営や執筆活動・学生生活と、超多忙な中でブログを書いていることにも触れた。

私はその時まで、「忙しくてブログなんて・・・」と思っていた。Cimg3401

お話を伺って、「忙しいからこそ書けるのだ。」と合点することが出来た。

それから、私のブログが始まったのである。

そんな、さまざまな機会を与えてくれたボーダレス友の会である。

ところが、今年三月になって突然、「会を閉じる」との報が届いた。

「ろうそくが燃え尽きた。」と彼は言う。Cimg3394

どんな高名な講師であろうと、山本さんに頼まれると無料でやってきた。

内気な私など、口をきくこともできないような人を、いとも簡単に講師として篭絡?してしまうのだ。

それがつもり積もって、なんと189回である。

さすがに超人の山本さんにも、疲れが出たのかもしれない。

それで、その山本さんの長年の労を、ねぎらおうと言う事になった。

「静かに消えたい」という山本さんの意向もあって、ささやかな会が模様された。

人間とは、不可思議なものである。

又、一つのステージに、区切りをつけてしまうのだ。

山本さんの思いと同時に、私の心に感慨深いものが残った。

山本さんお疲れ様、そしてありがとうございました。

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コメント

山本さんとご縁があり
ボーダレス友の会は何度か出席させていただきました。三月で会を閉じたこと、今 知りました。
立ち上げることよりも、閉じることは難しいと思います。考えに考えての決断だと思いますが、
 「ろうそくが燃え尽きた」の本音は考えさせられます。お疲れさまでした。189回は事実ですから
すごい功績です。

そして、川島さんのブログも・・・
忙しいから出来ないでなく、忙しいから書ける、
  全くその通りです。
では、暇だったら書けるか、多分 書くネタがない。忙しいからこそ、書くネタには困らない、体験を通したことが書けると思います。

山本さんの、189回はすごい!!!
川島さんの、毎日のブログも、またすごい!!!
    ありがとうございました。

投稿: 萩田  博 | 2007年6月 3日 (日) 19時30分

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