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2007年6月 6日 (水)

蛭ヶ小島の恋

頼朝31歳、政子21歳の時のことだ。Cimg3444

二人は、この蛭ヶ小島で恋に落ちた。

政子の父親の北条時政は、流人と娘の中を裂くため、

伊豆の国の目代であった山木判官平兼隆に娘を嫁がせることにした。

その祝言の晩、事件は起こった。Cimg3445

花嫁の政子が、山木館を脱出してしまったのだ。

そして、伊豆山権現に逃げ込んでしまう。

花嫁に逃げられた山木は面目を失うのだが、多くの僧兵に守られた権現を襲うことが出来ない。

政子は、その権現から頼朝に手紙を出す。Cimg3446

政子の政子たる所以であろうか。

会いたいと言うのだ。

頼友は、その手紙で権現に駆けつけ、再会を果たすのだ。

時は、1177年のことであった。Cimg3442

ここから、1192年の鎌倉幕府創建への道が始まる。

その頼朝幽閉の地が、蛭ヶ小島だ。

今日の伊豆の国市の郊外に、その地が残っている。

平家全盛の当時は、狩野川の大小の中州の一つだったようだ。

頼朝はこの蛭ヶ小島で、17年間余の流人生活を過ごしている。

歴史は、時に、些細な梃子で回転を始めるものなのだ。

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