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2007年6月19日 (火)

自分探しの旅

人間は、一人では生きられない。Cimg3502

方丈記の鴨長明だって、「ゆく河の流れは絶えずして、しかも、もとの水に・・・」

などと、世捨て人のような事を書いていながら、

何も山間僻地で仙人のような暮らしをしていた訳じゃない。

彼は宇治近くの法界寺に庵を作って暮らし、Cimg3417

時に新古今和歌集の選者として、鎌倉までも出かけていた。

つまり、長明にとって「社会との関係」は不可欠なものだったのだ。

考えてみると人の一生は、「社会と如何に関わるか」に尽きてしまう。

今、若者達の「自分探し」が、ブームなのだそうだ。Cimg3416

自分とは、その自分を社会の中で使ってみて、初めて分かるものだろう。

ところが、就職もせずにいて「自分探し」なのだという。

そもそも、自分などと言うものは、一生分からないものなのだ。

そうだからこそ、人の一生は世の評価に身をさらしつつ、

ひたすら自分を生かす道を探る旅なのだ。

それに、人間は人間の中でこそ、人たり得るのだ。

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