七夕って
そんな疑問を持ったこと、有りませんか?
素直な私達はひたすら、そう読むのだと教えられてきました。
子供の頃、笹竹に短冊を吊るして、願い事を書くのが七夕でした。
しかも、硯を摺る水は、里芋の葉に降りた朝露でした。
この朝露で書くと、字が上手くなると言われませんでしたか。
織姫・彦星の伝説も中国古来の伝承ですね。
それにこの日に、裁縫や習字の上達を願うと適うと言うのも、中国から伝わった風習です。
でもそれを、何故タナバタと言うのでしょうか。
川に迫り出した棚の上で、女性が機織をする。
お盆にやってくる神様のために、機を織る。
そんな日本古来の習俗を、タナバタと言っていたのです。
中国からの伝承と、日本の習俗が重なって「七夕」になったのだそうです。
日本では七夕は、梅雨と重なって天の川をほとんど見れません。
この時期の天の川は、中国でのことなのです。
そして、この日本列島では、水で身を清める時なのです。
里芋の朝露も、その清めの水だったのです。
とは言え、迫りくる台風四号の洗礼はご免願いたいものです。
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コメント
七夕の言葉の由来、棚機とは、知りませんでしたー
なんとなく、七夕という漢字は、ロマンチックな雰囲気で好きです☆
(棚機という漢字が定着しなくて、よかったなーと思ったりして^^;)
ありがとうございます!
投稿: 猫娘 | 2007年7月13日 (金) 22時29分