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2007年7月26日 (木)

喫茶子

利休から面々と引き継がれてきた茶道は、Cimg3662

何時の間にか、形式美として理解されるようになってしまった。

しかし本当の茶道は、心と心のふれ合いなのだろう。

もちろん人と人が、簡単に理解し会えるなぞと言うことは、容易なことではない。

利害や感情の対立などと言った場面の方が、はるかに多いのかもしれない。

そんな人間関係の中で、一時の茶を介してのやり取りの中に、Cimg3661

人と人が分かり合えるきっかけを、茶道が作ってきたのだ。

その茶道が戦後の一時期、行儀作法の稽古場になってしまった。

今日、藤枝の藤栄製茶、時田鉦平社長のお話を伺いながら、

お茶の味や形、それに作法は、手段に過ぎないのだと考えさせられた。

茶道を含め、日本のお茶文化が本当に意味を持つのは、Cimg3690

より豊かなコミュニティーの作り手に成り得るか否かなのだと。

ペットボトルの茶は、喉の渇きを癒してくれる。

だが、これに人々の和を創り出す事を期待するのは、所詮無理なことだろう。

さすればインストラクターは、お茶を淹れる技術のインストラクターではなく、

お茶を楽しむ、その術を広めるべきなのだ。Cimg3663

お茶の価格低迷が続いている。

生産者は、ぎりぎりの段階まで追い詰められている。

自分の努力が、必ずしも評価されないことへの苛立ちが聞こえてくる。

だが、時間はかかっても、本当のお茶を楽しむ文化を育てるほか、特効薬は無いのだと思った。

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