食い物の話
旨いものを、たらふく喰いたい。
それが、戦後の経済成長で、飽食が続くようになった。
食いたい物を喰う。それが、何が悪い!
そんな時代になってしまった。
ハンバーガーのような、脂肪や砂糖、塩分やリンの多いものを食べ続ける。
それも工場で大量に作られるようになって、見栄えの良い商品が求められる。
それで、発色剤や防腐剤、香料やグルタミンのような調味料が使われるようになった。
その食材を食べ続ければ、肥満や成人病になるのは当然である。
そんな訳で「食育基本法」なんて法律が出来て、食について教えなくちゃならなくなった。
でも、人々はけっこう賢明で、何が体に良いのかを感じ出している。
その証拠に、戦後爆発的に売れたあのコカコーラは、あまり売れなくなったのだそうだ。
そして今日のK社の商品は、コーラ、爽健美茶、ジョージア、アクアエリアスの四大商品になった。
つまり、コーラのような人工物から、茶やコーヒーなどの自然物への流れだ。
人と同じで、口当たりの良いものが、必ずしも良いとは限らないのだ。
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