天候の異変は、私たちの生活に大きな波紋を起す。
だが今年、これから起ころうとしている異変は、人為も加わって際立ったものになるかもしれない。
まず、米国の西部や南東部、中国東北部で深刻な旱魃が起こっている。
その逆に中国南部や英国では、時ならぬ豪雨が続いている。
原因は、ラニーニャ現象だと言うが、
気性変動に最も影響されるのは、農業生産だ。
農業は、その土地・その土地に適した営農が営まれている。
突然の気象の変動に、とてもフレキシブルに対応できるものではない。
と言うことは、今年の農業生産は、ひょっとするとかなりのダメージを受ける可能性がある。
気象に加えて、それに拍車をかけるのが、穀物からの燃料生産だ。
今年は改めて、私たちの食について考えさせられる年になりそうだ。
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