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2007年10月11日 (木)

グルメと町

讃岐にはうどん、伊勢では赤福と決まっている。

食は、地域の代名詞にもなるのだ。Cimg4179

ところが、自治体で食をテーマにした目標を掲げている所は少ない。

たいていは、産業振興とか環境とか、健康を御旗にしている。

静岡県にその例外がある。

富士山の足元の富士宮市だ。

その小室市長の掲げたのが、フードバレー構想だ。Cimg4181

富士山の湧水を生かして食を育て、産業を育て、市民の健康と幸せをつくると言うのだ。

既に、この構想を掲げて四年になる。

食は、誰にとっても身近な存在であるはずだ。

でも、しばらく飽食が続いて、日本人が胃袋の心配をしないようになった。

僅かに、食の安全と言った面で関心を呼び覚ます程度だ。Cimg4178

だが、何処の国だって、何処に言って何を食うかは、最大の関心事であるはずだ。

日本の観光地に魅力が無くなったのは、その食が画一化してしまったからだ。

話を元に戻そう。

富士宮では、この四年間、試行錯誤をしつつも、幾つかの成果を上げつつある。

先ずは、B-1グランプリで2年続けて優勝したのである。Cimg4182

このB級グルメは、富士宮ヤキソバを一躍全国区にした。

そして、このヤキソバを食べに、全国から人が集まるようになった。

たかがヤキソバである。

しかし、富士宮と言う富士山に抱かれた「所」、富士山の守り神浅間大社の地であることを

知らしめつつあるのは、そのヤキソバなのである。

富士宮に続けと、御殿場の水餃子、静岡オデン、浜松餃子などと、次々と参戦し始めている。

食を競えば、日本は豊かになる。

食は、人を集めるのだ。

観光の最大の目玉は、食だ。

それも、その地ならではの食なのだ。

ある町が、カレーを町の食にしようと動き始めている。

使うのは、インデカ米とジャポニカ米を交配して育てたカレー専用米である。

食は、改めてこの日本の国を面白くするのではないか。

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