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2007年10月16日 (火)

浙江省の25年

中国の浙江省と、静岡県が友好提携してから、もう25年になる。

25年前の中国は、馬車の世界だった。Cimg4247

紅衛兵の嵐が過ぎ去って、やっとまともな民生を語ろうと言う雰囲気が出始めた頃だ。

私が、初めて訪れた20年前の杭州は、時間が未だ止まったままだった。

戦前の、中国浪人が闊歩してもおかしくない世情であった。

その西湖の周りを走る私達ランナーを、黒山の人たちが見物していた。

自分達は今日食べるのに苦労しているのに、何でこいつらは益体もなく、

汗をかいて走っているのか、と言う顔つきであった。Cimg4246

それから20年が経った。

昨日、静岡市で「浙江省 I T 産業交流会」が開かれた。

浙江省からは、20の有限公司、国内からは40社の情報関係企業が参加した。

より良きマッチングを求めての交流会である。

中国には、韓国のサムスンのような、情報企業が育っていない。

省政府も必死なのである。Cimg4248

25年前に、今日のような事が想定できただろうか。

今や、中国の産業はその成長力において、日本の産業を追い越そうとしている。

時代の宿命とは言え、これからの日本の行く先を心配せざるを得ない。

自信に満ちた、浙江省人民政府の楼小東副秘書長と杯を重ねながら、そんな事を考えていた。

これからのこの日本の国を考えるならば、産業とは何かをキチッと考えなくてはならない。

農業は、後進国のものだと唱えていた馬鹿者どもも、今では沈黙してしまっている。

この国の将来が、少しだけ透けて見えてきたからだ。

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