« 抹香 | トップページ | 秋晴れの海 »

2007年10月20日 (土)

葬儀

今日も、私的なことで頭が一杯で・・・・・Cimg4285

我が家から、58年ぶりに葬儀を出しました。

58年間葬儀が無かったのは、早死にした世代があると言う事です。

故人となった私の父は、15歳で母を失い、

19歳の時には、長兄を中支の除州での戦闘で失います。Cimg4284_2

翌年には、父は20歳で召集をうけ、満州を転戦、

帰国できたのは、終戦から一年後でした。

復員して間もなく、父の死に直面します。

26歳にして、誰も頼るものが無くなったのです。Cimg4286

一家の大黒柱として、家族をその背に背負って、

戦前、戦中、戦後の激動の時代を生き抜いてきたのです。

その男が、83年の生涯を一昨日終えたのです。

通夜から葬儀に、1,100名余の方々においで頂きました。Cimg4282_2

息子としては、地域の皆様や友人の皆様に、深く、厚く感謝するしか有りません。

父は、この時代を精一杯、生き抜いてきました。

もう思い残すことはない。「アリガト」と一言いい残して、あの世に旅立ちました。

葬儀は、人生の究極の象徴なのだと思います。

ありがとうございました。・・・・・今は只、その思いで一杯なのです。

故人ではなく、私の気持ちがそこにあります。

人生とは、人と人。人間は一人では生きられないのです。

その思いを、又、深く心に刻むことになりました。

「有難うございました。」の他、言いようもありません。

|

« 抹香 | トップページ | 秋晴れの海 »

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

私の兄が3年前の同日に異国の空港で倒れ8時間後に亡くなりました。過労死、くも膜下出血。そして、今年母が87歳で、矢張り「ありがとう、唯感謝」と言って逝ってしまいました。激動の時代を生き抜いてきた大正人は強いですね。泣き言も恨み言も言わず潔く総てを受け入れて去っていくなんて…ホントに指南、指針を残していってくれますよね。「抹香、葬儀」を拝読。周りに感謝を忘れず、しっかり生きて行かなくてはと改めて心に留めました。この度は誠にご愁傷様でした。

投稿: ポッチー | 2007年10月22日 (月) 22時07分

今晩は河内です。
10月20日に小笠山へ練習に行ったら、誰もいないのでどうしたのかと思っていました。
お父様のお葬式だったのですね。
ブログで初めて知りました。
ご葬儀に参加できなくて失礼しました。
心からご冥福をお祈りします。

投稿: 河内 勇雄 | 2007年10月30日 (火) 19時12分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 葬儀:

« 抹香 | トップページ | 秋晴れの海 »