« 2007年10月 | トップページ | 2007年12月 »

2007年11月30日 (金)

劣等意識と農業

Cimg3832 日本で最初に農学博士になったのが、新渡戸稲造だ。

あの五千円札の肖像になった、国際派だ。

彼がその著書で「農は万年を寿ぐ亀の如く、

商工は千歳を祝う鶴に類す

あい翔って国の隆盛を見るべし」と書いている。Cimg3699

要するに、農業は商工とは単位が違うのだから、

農業は農業で自信を持ってやりなさい、と言うことだと思う。

ところが私達は、これまで農業と言うものを

どうもどこか劣等意識を持って感じてきたところがある。Cimg3837

その原因の多くは、あの国際分業論だと思う。

「先進国は工業製品を売って、発展途上国の安い農産物を買えばよい」と言うやつだ。

つまり、農業は、発展途上国のものだと言うことだ。

それを真に受けて、多くの有能な人材が他の産業に就いていった。Cimg0069

しかし、今世界を見渡してみても、この日本を除き

先進国こそが農業国なのだ。

アメリカ、カナダ、フランス、オーストラリア、オランダ、

ドイツやイギリスだって大変な農業生産国だ。Cimg0067

それに、農産物を輸出するとされていた発展途上国は、

軒並に工業生産を爆発的に発展させているのだ。

はてさて、日本の選択は、正しくなかったことが証明されようとしている。

日本民族の将来を決めるのは、実は農業ではなかったのか。

先進国型の日本の国なりの農業と言う産業を育てることが

いま私達に求められているのだ。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年11月29日 (木)

秋冷

今年は、気象庁の予報が当たりそうだ。Cimg4620

二週間前からの冷え込みは、今冬の寒さを先取りしている。

お陰で、里の紅葉が見事だ。

逆に山間部は、色付く前に枯れてしまって、紅葉は不発だった。

今日昼休み、その秋冷の駿府公園を歩いた。Cimg4578

当然ながら四季折々に趣を変えるのだが、秋はことさら変化が早い。

幼稚園児たちが、去りゆく秋の中で弁当を食べている。

一年のうちの、これも貴重な風景なのだ。

果たしてこの私は、この一年何が出来たのか? Pb300004

もちろん色々とあったのだが、これをやったと言えるものは・・・

秋の移り変わりと同様に、人生の時の流れもすこぶる速い。

紅葉した落葉は、一年の仕事を全て終えたのだ。

ところが人間手やつは厄介なもので、Pb300008

何時までたっても、際限のない欲望を持っている。

子供達を眺めながら、つまらないことを考えていた。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年11月28日 (水)

自由ヶ丘の静岡

東京の自由ヶ丘のことだ。Cimg4571

働かなくても食べていける人たちが、大勢住んでいるのだとか。

だから、日常の買い物には、極めて我侭なのだと言う。

確かに、お洒落なカフェや雑貨屋が並んでいる。 Cimg4570

それに、車が極めて少ない。

が、ガレージを覗くと、運転手付きの高級車が納まっていたりする。

その自由ヶ丘に、静岡のキミサワが店を出している。Cimg4573

そしてそのスーパーは、地下にあった。

静岡の特産物を数多く並べている。

はじめは、『何で静岡なの?』という反応だったそうだ。Cimg4572

それが次第に、口煩い自由ヶ丘の住人に認められていく。

食材と言うのは、何も遠くの産が良い訳ではない。

北海道や鹿児島が良いのなら,中国やタイ産の方がもっと良くなる道理だ。

近くの新鮮で優れた食材こそが、ベストなのだ。

いずれにしても、近くにこんな旨い物があったのかと思わせている。

そのビルの三階に、スイーツの店が集まっている。Cimg4574

8つ程の店がそれぞれアイスやクレープ、

それに良く分からないが流行のスイーツを売っている。

客は、それを買って共通のプラザで食べるのだ。

平日の午前であったが、若い女性達で賑わっていた。

彼女ら、自由ヶ丘の住人なんだろうか? 

いずれにしても、日本にこんな所があるのだ。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年11月27日 (火)

走友会と私

私にとって山を走る仲間は、最も大切な人達だと思う。

場合によっては、家族や職場の人間よりも、

共に過ごす時間の多い事だってある。Cimg2534

それに、小笠山を走り出して、もう18年になる。

その間、共に過ごした時間の長さを考えれば、

尋常なものではない。

だから、「アッ、あいつ今困っているな」などと、Cimg4671

何も話さなくても分かったりもする。

飲み友達とか、碁仇などと色々な関係があるだろうか、

ランシャツ一枚で、汗をかいてきた仲間たちなのだ。

人それぞれの生活があるから、特段そこに立ち入ったりはしない。Cimg4673

でもお互いの人生を見ながら、お互いに学んでいるところがある。

先月、私達の走友会がサポーターとなって、

小笠山トレイルが実現した。

全国から、50数名のランナーが山を堪能して帰った。Cimg4683

異口同音に、感嘆の声であった。

「こんな所、走っているだ~」「強くなる訳だ!」

「来年も絶対来るぞ」と。

おそらくこの環は、どんどん大きくなっていくと思う。

先日、その走友会の、年に一度の忘年会があった。

気の許せる仲間内の会だから、いつも夜中まで盛り上がる。

そして、今年ももう残すところ一ヶ月だ。

あちこちと、みんなで走ってきた。

小笠山トレイルも実現した記念すべき年だ。

仲間の一人ひとりに感謝しつつ、

これからも走り続けよう。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年11月26日 (月)

レアメタル争奪

何故、原油価格を含めて、資源の価格が上がり続けるのか。

特に最近では、レアメタルの価格が、三年で倍になっている。

門外漢の私なぞ、プラチナを身につける訳じゃなし、Cimg4198

そんなもの関係ないと思っていた。

しかし、近年のIT革命は、

タングステンとかゲルマニューム、モリブデン、リチューム、、アンチモン、パラジューム

などと訳の判らないものがないと、日本の産業が成り立たなくなっている。

しかも、その資源は日本には無いのだ。Cimg3876

何処に有るかというと、中国やロシア、南アフリカ、豪州

それに中央アジア諸国だ。

その一つの国である中国が、来年一月から、

輸出資源税20%を付加することを決定した。

国内の資源を温存しつつ、当面は海外の資源を使おうと言う戦略らしい。

地球の人口は、60億人である。Cimg3922

そして、金持ち倶楽部に所属していたのが10億人だ。

40億人は、途上国に所属している。

今、その途上国の40億人のうちの10億人が、

金持ち倶楽部に加入しつつあるのだ。

その需要の爆発を見込んで、資源の価格が高騰をしているのだという。

それにしても、第一次オイルシュツクの時、

4ドルの原油が8ドルになって、パニックが起きた。

今、その原油価格が100ドルになろうとしている。

レアメタルも同様な位置にいる。

そして、日本の産業はその希少資源に依存しているのだ。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年11月25日 (日)

ティー・ツーリズム

グリーンツーリズムをもじった言葉だ。

お茶の産地を訪ねるツアーを作ろう。Cimg4523

そんな催しが、開かれた。

グリーン・ティー・ツーリズム創生フォーラムだ。

実は今年の2月に、私は台湾の茶産地を訪ね歩いた。

凍頂烏龍や高山包種茶Cimg4522

そして、東方美人などの産地である。

かつて台湾は、日本向けの原料茶の産地だった。

それが今ではすっかり変わって、

世界に通じる銘茶の産地が幾つもできている。Cimg4527

もちろん、日本に輸出する原料茶なんてなくなった。

個性的なお茶が生まれて、消費者がそれを求めるようになったからだ。

日本でも、お茶の産地を訪ねるのが観光にならないだろうか。

お茶工場を訪問するのはもちろんのこと、Cimg4524

牧の原を開墾した中条影彰など、明治以降の歴史だって立派なものだ。

手揉みの体験や歴史だってある。

その土地なりの、飲み方や食べ方の工夫だってある。

そうして、その産地自らが、自分達のお茶のファンを増やしていくのだ。

お茶を単なる止渇飲料に留めるならともかく、

お茶は、嗜好飲料なのだ。

お茶を生み出している産地そのものも商品なのだ。

世の中には、お茶の樹すら見たことのない人が多いのだ。

これを機に、日本のお茶をもっと面白い世界にしたいものだ。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年11月24日 (土)

賢女達と男ども

先頃、女性達の勉強会に、相次いでお招きいただいた。

一度は清水の、そして二度目は島田市の皆さんである。Cimg4472

一昔前は、勉強会といえば男衆であった。

明日の経営をどうするか、男達は真剣だった。

そして女衆は、どこかの温泉にでも慰安旅行だったような気がする。

それが、今は逆になっている。Cimg4473

熱心な女性の皆さんに、私は、

世の中が、大変な勢いで変わりつつあること。

その流れをチャンと見て、私達も変わらなくちゃいけないということ。

その時に、過去の常識の壁に囚われていると、何も前進できなくなること。Cimg4461

・・・・などについて、率直なお話をさせて頂いた。

先日、勉強会に参加されていた一人から、メールを頂いた。

「・・話は、とっても得心が行きました。みんなで色々と・・・

でも、私達の前には、『男の壁』が立ちはだかっているんです・・」とあった。

むべなるかなである。Cimg4554

元来、男は保守的なのだ。

特に、過去の経験からしか物事を判断しようとしない。

いわんや過去に成功体験などあろうものなら、頑迷にそこから考えようとする。

革命でも起きない限り、自らの姿勢を変えようとはしないのだ。Cimg4568

そこに行くと、女性は行動的だ。

変化や危機の到来を、いち早く敏感に感じ取るからだ。

その賢女達の声を、マアマアとなだめすかすのが男どもなのだ。

とは言え、その男どもを最後に動かすのは、賢女達であることも確かだ。

賢女達の声は、やがて世の中の仕組みすら変えていくだろう。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年11月23日 (金)

花咲くしずおか

人が生きるには、甲斐というやつが必要だ。Cimg4650

ただ無為徒食で生きるなんぞは、そんなに長続きなんぞしない。

人は人によって生かされる。

人にその存在を認めてもらえれば、もうそれだけで生きることが出来る。

ところで、花を見て怒り出す人はまず無い。Cimg4661

花は、どんな花であれ、人に何がしかのメッセージを伝えている。

かつて岐阜県の梶原知事は「フラワー・イス・パワー」と言った。

「花は、力である」

しかして、これは名言だと思う。Cimg4645

花を育てることで、コミュニティーが育まれ、

それが生きる甲斐になり、

みんなに喜ばれ、

町が美しくなり、Cimg4654

それで、地域そのものが変わっていく。

子供達だって、花育なんて言わなくったって、

自分達の花壇を作ることで、十分な達成感を得ているはずだ。

一昨日、「花咲くしずおか」県民大会が開かれた。

県下の、花に関わっている沢山の人々が集まって、

自分達の活動をお互いに確かめあった。

もっと頑張ってみようとか、こんなやり方もあったのかとか・・、

花の集まりは、どこかホッとするものがある。

そう感じるのは、私だけだろうか。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年11月22日 (木)

中国考

中国はあまりに大きく、様々な要素を包含しつつ拡大・変化を続けている。

だから、断片を見て「中国はこうだ」などと語ることは出来ない。Cimg4456

それを承知で、今回の訪中の感想を述べてみたい。

青島や杭州市のホテルにいる限り、先進国の大都市と全く変わらない。

TVだって40以上のチャンネルがあって、それぞれ多彩な番組を放送している。

もちろんポルノだってある。Cimg4439

紅衛兵の破壊活動を記憶している私達にとって、これがあの同じ国かと考えてしまう。

青島の海岸近くには、一億円を超えるマンションが立ち並び、

アパートの群れがニョキニョキと林立している。

住宅バブルの声さえ、聞こえてくる。Cimg4413

一方、農村部では、成長を続ける都市部への食糧供給で潤っている寿光のような所もある。

だが、その成功した農村でも、若者は都市へ都市へと流失しているのだ。

残されるのは、かつて日本の農村もそうであったように「三ちゃん」である。

その一つ山東省は、日本への食料輸出基地でもある。Cimg4409

日本の資本による農業開発が早くから進んでいる。

人民公社の解体された受け皿として、食品会社が成立しているのだ。

中国人の食へのニーズが、時とともに質を求めるようになるのは当然のことだ。

日本に安く輸出するよりも、北京や上海に出荷したほうが割に合うようになるのは、Cimg4399

既に、時間の問題のような気がする。

そうした意味では、中国の食糧問題は、日本の問題でもあるのだ。

中国は今、巨大なエネルギーで驀進している。

しかしながら、その大きな体に血液が行き渡っている訳ではない。Cimg4378

あまりに急激な変化に、身の処し方も分からず、途方にくれている人々も多いのだ。

ともあれ。北京オリンピックまで、後260日である。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年11月21日 (水)

蘭国の国会議員

ユーラシア大陸の西側に、ネーデルランド(低い土地)が広がっている。

今日のベネルクス三国を指す。Cimg4628

その一つの国が、オランダだ。

オランダは、早くから海とかかわってきて商業を発展させた。

やがて大航海時代の始め、商業によって世界の覇権を握った一時期がある。

16世紀のことである。

すぐに、スペインやイギリスに圧倒されてしまうのだが、Cimg4635

東洋の僻地、日本ではそうは受け止めなかった。

そうして江戸幕府は、その300年間、長崎の出島でもっぱら彼らと付き合ってきた。

つまり、オランダ人を通して世界を覗いてきたのだ。

だから長崎の出島は、世界を垣間見る唯一つの覗き窓だった。

幕末、そのオランダ語を通して、様々な人士が成長する。Cimg4625

彼らを育てたのは、シーボルトであったり、医学のポンぺ、海軍のカッテンディーケだったりする。

日本の文明開化の黎明は、オランダがもたらしたものなのだ。

今日、そのオランダの国会議員Mr.Keur(クーレ氏)とお会いした。

彼はオランダの国会議員でもあるが、ウエラント・カレッジの理事長でもある。

それで、姉妹校の提携をしている静岡の大学校を訪れたのだ。Cimg4636

彼らは、両校の交流に期待をしつつも、その将来に大変な問題意識も持っていた。

単に人的交流やお国柄を知り合うだけでは、発展性は無いと言う。

2万キロも離れたお互いなのだから、もっと将来を見据えた目的意識が必要だと・・・

私も、同感である。だから、

「私は、マラソンをやっている。ゴールが何所か分からなくては、走ることは出来ない」と応じた。

だがさて、今日の日本の学生に、江戸末期の勝海舟や杉田玄白が期待できるだろうか。

はたして、どのような共通の目標設定が可能なのか?

馴れ初めは悩むことは無いのだが、

付き合いを深めるにはお互いをもっと知ることが必要なようだ。

彼とは、明日も会うことになっている。

| | コメント (1) | トラックバック (0)

2007年11月20日 (火)

中国からのお客様

先日、中国浙江省から6名のお客さんがあった。Cimg4487

私達が杭州から帰った直後である。

彼らの目的は、農村地域の環境問題についての調査・研究である。

家畜の糞尿や肥料・農薬から、環境汚染を如何に無くすかと言うことである。Cimg4481

彼らと、僅かな時間だが、貴重な意見交換の機会があった。

私も中国から帰ったばかりだったから、何かと伺いたいこともあって、

ついつい熱が入ってしまった。

私が、「浙江省との交流の中で育まれたものが幾つかある。Cimg4500

2001年の世界お茶祭りでもお世話になった。

そして、お陰で今年は第三回を迎えられた。」と、そんなことを話すと、

農業庁副庁長の彼は、「清朝皇帝の乾隆帝は、”天下不可一日無君

君不可一日無茶”と言っている。」Cimg4488

天下に君主は無くても、お茶は無くてはならない。

それくらいお茶は大切だと・・・・。

また私が、「辛亥革命の花と言われた秋瑾が好きだ」と言うと、

「彼女の墓は、西湖の畔にある。是非、今度来たら立ち寄って欲しい」と応じた。

話は弾んで、中国の歴史や環境についても、思いがけず、率直な話ができた。

気さくで勉強熱心なお客さんであった。名を瑪さんと言った。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年11月19日 (月)

青島ビールと近世

青島ビールの歴史は、日本よりも古い。Cimg4421

1897年にドイツが青島を租借した時に始まるから、

もう110年の歴史を刻んで゛いる。

もちろん、ビールで有名なドイツ人技術者によって製造が始められた。Cimg4430

その後1914年から29年間は、ドイツを追い出した日本軍が経営している。

この青島ビールは、今では全国の51ヶ所に工場を持ち、

世界中に輸出もしている。Cimg4426

その発祥の地が、青島なのだ。

その発祥の工場が今、工場兼博物館として残されている。

そこでは、レトロな味のビールを味わうことも出来る。Cimg4424

実は毎年、この青島で「世界ビール祭り」が開催されている。

そして、このときだけ開放される特別のビール公園まである。

青島を支配した総督の館も、記念館として観光地になっている。 Cimg4436

ここには、毛沢東も泊まっているし、

紅青女子の弾いたピアノも残されている。

ここは、日本軍の司令部が置かれたところだ。Cimg4435

だが、ドイツ時代の記録はあっても、日本時代の記録は一切ない。

中国は歴史を大変大切にする国だが、日本の支配時代のことは残そうとしない。

日本人の残したものは、一体何だったのだろうか? 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年11月18日 (日)

大井川紅葉マラニック

この小旅行は、既に金谷の駅でSLに乗る時から始まっている。Cimg4606

汽笛の音とともにSLに揺られながら、川根路を辿る。

弁当を戴いて談笑するうちに、千頭に到着する。

東京や名古屋からの方もいるから、初対面の人もかなりいる。Cimg4610

でも、この最初の車中で、大抵は知己になる。

千頭からは、トロッコ列車で接岨峡に向かう。

ところが、長島ダムの湖上駅で大抵の人が降りてしまった。Cimg4613

ここから接岨峡まで、一時間ほどを歩いて行こうと言うのである。

もちろん、途中の紅葉を楽しみながらである。

宿に着いて温泉へ。Cimg4615

この接岨峡の湯は、肌がヌルヌルする又とない泉質なのだ。

湯上りには、宴席が待っている。

楽しい宴席なのだが、・・・・・Cimg4618

発起人がユズとイイチコを差し入れた。

これが良くなかった。

余りの口当たりの良さに、杯を重ね。Cimg4619

私は何時になく、悪酔いしてしまった。

このお陰で、今日も午前中は、二日酔いである。

今日は一日、寒風が吹いていた。Cimg4622

宿をスタートする際には、摂氏一度と言うことだった。

寸又峡に向かっている途中には、飛ばされてしまいそうな風である。

ともあれ、寸又峡の夢の吊橋で折り返し、Cimg4623

川根温泉まで60kmを走らなくてはならない。

ところが、この所色々とあって、考えてみるとほとんど走ってはいない。

40kmを過ぎたあたりから、足がガクガクしだした。

寒さと、足の痛みとに耐えながら、Cimg4624

それでも午後の三時には、温泉に着いた。

ホッとして湯につかり、疲れた足を癒す。

それから後は、恒例の慰安会である。

心身ともにたっぷり疲れたけれど、それなりに良い?一日になった。

ところで、紅葉はどんなだっけ・・・・・。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2007年11月17日 (土)

友好提携25周年記念式典

浙江省と静岡県の友好提携から25年。Cimg4357

浙江省人民大会堂において、総勢1,700人、静岡県からも1,300人余の人々が参加して、

この記念式典が開催された。

会場を埋め尽くした人々の前で、Cimg4358

呂祖善省長は、25年間の交流の成果と、省の発展を自信をこめて語った。

又、静岡県の石川知事は、お互いの経済発展をベースに、

文化やスポーツなど新しい分野での交流を含め、Cimg4363

今後の交流を次の世代にどう受け継ぐのかと問いかけた。

浙江省の面積は静岡県の27倍、

人口は4,670万人だから、12倍である。Cimg4368

その省と県が友好提携して25年。

この間、浙江省は大きく変わった。

胸を張って、その発展を語るようになった。Cimg4372

事実、上海などの都市に続く、全国第4位の発展を続けている。

静岡県の企業も、61社が進出している。

年間の交流団の行き来も、相当の頻度になっている。

互恵平等の精神で始まった交流だが、静岡県で多くを学んだ人たちが、

その発展を担っているのも事実だ。

さてね学ぶべきものがなくなった時、交流をどの様に発展させるべきか。

歴史認識などに関わるすれ違いも、日中の間には多い。

そんな、今後のあり方を考える記念式典であった。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年11月16日 (金)

技能五輪

大変な人の波である。Cimg4596

歩こうにも、思うに任せないほどの人々が押しかけている。

46ヶ国から800人以上の選手が参加して、

技能五輪が開かれている、静岡県沼津市の門池会場のことだ。Cimg4594

22歳未満の、若者の機能のオリンピックだ。

スポーツと違って、何がどの様に競われているかを判断するのは困難だ。

でも、48の職種それぞれの緊張感は伝わってくる。Cimg4604

その職種は、自動車の板金から塗装、CNC旋盤ヤフライス盤、溶接、

洋菓子製造や西洋料理、レストランサービス、パン製造、配管や冷凍技術

タイル張りやれんが積みと言った種目である。Cimg4593

それぞれ地域の予選を勝ち抜いて、この国際大会に出場している。

各国の応援団も、かなりの数が訪れている。

東京からの観光バスは、ほとんどが外国のツアーである。Cimg4601

だから会場には、様々な言葉が行きかっている。

その会場を、駆け足で見て回ろうと思ったのだが、

人垣にさえぎられて、とうとう半分も見れなかった。Cimg4588

若者の技のコンクールに、これほどの人が訪れる。

この日本も、まんざら捨てたものではないかも知れない。

既に技は、先進国であれ発展途上であれ、世界共通のものになりつつある。Cimg4605

日本だけが技術を持つかのような幻想は、この会場に来れば霧消してしまう。

世界は、この10年で大きく、大きく変わったのだ。

日本の青年よ、改めてこの国の将来を考えようではないか!

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年11月15日 (木)

アビリンピック

もし自分が、耳が聞こえなくて、目が見えなくて、

足が不自由で生まれて来たとしたら。Cimg4587

今頃、どうしていただろうか? 

そう、考えてしまった。

当然のことながら、身体に障害のあるということは、大きな人生のハンディーだ。Cimg4584

でも、その生涯を必死で乗り越えている人達がいる。

今日から静岡市で、第七回の国際アビリンピックが始まった。

世界の29ヶ国から、壁を乗り越えてやってきた人達の技の競技だ。 Cimg4583

競技種目は、フラワーアレンジであったり、精密板金、家具製作、洋裁、

機械キャド、電子機器組み立て、刺繍だったりする。

自分の体の生涯度に応じて、様々なジャンルがある。Cimg4582

この場に出場するだけで、既に人生の達人であるのかもしれない。

その達人である障害者の技のオリンピックだ。

ともすれば、健常者の優越感みたいなのがあって、Cimg4581

こうした世界を、軽んじがちな時代である。

でもどっこい、人が生きるってことは、必死で生きるってことは、

健常者よりも、彼らの方が勝っているかもしれない。Cimg4586

あなたの生き方を学びに、静岡のツインメッセに出かけてみませんか。

静かに彼らの技に取り組む姿を見ていたら、何かが伝わって来ると思う。

あなたにとっての、人生とは何かが。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年11月14日 (水)

一人っ子政策の行方

そう言えば、中国では子供の姿をほとんど見かけなかった。

一人っ子政策の故なのだろうか?Cimg4437

この中国の一人っ子政策の結末については、経済的にも社会的にも、関心を持たざるを得ない。

でも、この政策は、中国では初めてのことではないのだ。

漢の時代のことだ。

この漢の時代には、人口急増による食料不足を心配して、Cimg4436

今日と同様な一人っ子政策が展開されたのだそうだ。

13億人余と言われる中国の人口。

何故、こんなにも増えたのか。

実は、これも政策の結果なのだ。Cimg4420

毛沢東革命の当時、中国の人口は4億人程度だった。

当時、毛沢東は、「戦争は、人の力だ」と言っている。

そして、革命のために多子を奨励したのだ。

だから、子供を11人も生んで、革命英雄になった人も登場した。Cimg4419

その後の、対ロシア戦略もあって、今日の13億になったのである。

一国で、世界の人口60億の二割以上を占める。

如何にせん、一つの国としては人口が多すぎる。

と言う訳で、鄧小平時代に入って一人っ子政策が始まった。

だが、一人っ子は「小皇帝」を生み出しているし、

第一、将来は子供二人で4人の親の面倒を見なくちゃならなくなる。

急速な高齢化も予測される。

農村の人で不足も、深刻になりつつある。

中々問題含みなのである。

それで農村部では、最初の子が女子なら二人目が許されている。

吉林省などの東北部や少数民族には、二人までの出産を認めている。

それに、なにせ広い国のことである。

色々と例外や抜け道もあるようだ。

が、一人の人間の生き方とすると・・・・・・考えさせられますよね。

昨夜は、プロバイダーのメンテナンスで、投稿できませんでした。御免なさい。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年11月12日 (月)

濰坊という町

小雨交じりの冷たい風が吹いていた。

三東省の奥深く、内陸に入った為だろうか。Cimg4393

濰坊という町に泊まることになった。

人口は、840万人だから、静岡県の二倍以上ある。

そして、濰坊の市街地には、120万人が住んでいる。

7000年前の新石器時代から、人が住んだ跡があるというから古い町なのだろう。

ところがこの町が、超近代的な佇まいをしている。Cimg4392

キチッと区画された美しい街路、街灯の美しい広い道路、

そんな新しい町並みがどんどん整備されている。

町のはずれには、二箇所の原子力発電所があって、その巨大な放熱塔がそびえている。

そして、周辺部の古い町は、片端から容赦なく壊されているようだ。Cimg4391

この日、この町で何かの全国会議が開かれていて、政府の要人(首相)が滞在中であった。

途中の道筋に、ポリスの数が多かったのも合点がいった。

普通、町は郊外に広がっていく。

ところがこの町は、中心部から作り変えがされているのだ。

早朝、この新しい町をジョギングしながら、

中国と言う国の凄まじさを垣間見る思いであった。

この町で毎年、「世界凧大会」が開催される。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年11月11日 (日)

寿光野菜卸売市場

卸売市場と聞かされて出向いたのだが、Cimg4409

競り売り一つない。

40haもあるらしい取引所に、トラックごと乗り入れて相対で取引する。

荷物は、遠くハルピンあたりからも集まっていて、Cimg4412

山東省外からの荷物が70%に達している。

市場の中には、トラック積みのままの物や、山積みにしたカボチャなとが雑然としている。

何処でどの様な取引がされているのかさえ分からない。Cimg4413

もちろん私達のバスも、この荷物の山の中にどんどん乗り入れていく。

中国でも近年は、量販店は生産者から直接仕入れする傾向にある。

生産者も、そうした実儒者のニーズに対応するように動いている。Cimg4414

従って、相対取引場も微妙な位置にあるようだ。

それに、トラックに野菜を山積みにしてきて、この市場で客の要望に応じて、

袋詰め調整作業をやっているのも珍しい。Cimg4417

日本の市場とは、およそかけ離れた市場なのである。

なんだか、不思議なものを見た思いである。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年11月10日 (土)

北京の台所 寿光

安丘から北に二時間ほどの所に、寿光と言う町がある。Cimg4407

北京の台所を支える施設園芸地帯として、注目を浴びている町だ。

1980年以降、北京や上海の経済成長が始まる。

その経済成長に伴って、Cimg4406

良質な食材への需要が増していく。

特に、四季を通じて新鮮な野菜を供給することが求められる。

その需要に対応したのが、この寿光を中心とした地帯だ。Cimg4405

寿光には、この地域独特のハウスの群れが連なっている。

北川に土を盛り上げて、南斜面にビニールを張ったハウスだ。

久能山の石垣イチゴのハウスを大きくしたようなものだ。Cimg4400

幅10m×長さ60mのハウスが、35万棟も広がっている。

冬季には気温が-10度位まで下がるらしいのだが、

このハウスでナスやピーマン、キュウリ、トマトなどを周年供給している。Cimg4403

私達が訪問した農場は、ハウス面積400ha、従業員100名である。

出荷場では、パート職員が箱詰め作業に精を出していた。

この寿光地域は、農業で成功した地域のはずなのだが、Cimg4401

3~40代の男達は、その多くが都市部へと出稼ぎに出ている。

残った女性達が、ハウスのコモ掛けなどの重労働を担っている。

かつての日本の、三ちゃん農業が始まっているのだ。Cimg4398

はたして、この食糧基地の将来は磐石なのかどうか。

中国の食料問題は、今日では日本の食糧問題でもあるのだ。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年11月 9日 (金)

北京の食料基地安丘

安丘にある「三通食品有限公司」を訪れた。Cimg4390

この食品加工工場は、山東省の農村地帯の只中にある。

ここまで来るには、青島から一日がかりである。

三通食品有限公司は、日系資本のグループ企業の一つで、Cimg4389

ホウレン草やダイコン、大ネギ、生姜などの加工を業務としている。

年間の生産量は6万トン、年商は1,000万ドル余だという。

職員は、約700人である。Cimg4387

原料となる農産物は、契約栽培によって確保している。

それにこの企業グループは、肥料、農薬、種苗、加工の各部門を持っていて、

インテグレイションのような業態になっている。Cimg4384

今は、生姜の収穫期に当たっていて、村のあちこちで収穫作業や袋詰めされた生姜の山が見られた。

人民公社が解体されて、変わってこのような企業が苗から加工・販売までを行う形に変わったのだ。

沿線には、この三通商事と似たような工場が、幾つか見受けられた。Cimg4383

そして、このような工場で加工された食品の大部分が、日本向けに輸出されているのだ。

工場の管理者は、「かつての人民公社と違って、生産者の努力が報われるようになった」と語っていた。

しかし、豊かな農村という雰囲気が、少しも感じられなかったのは何故だろうか。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年11月 8日 (木)

山東省へ

山東省は、人口9,000万人、黄河の流れ込む渤海湾に突き出た、

海岸線が3,000kmにも及ぶ地域である。Cimg4419

孔子や孟子、孫子などの生地であり、

道教の聖地である泰山も控えている。

まさに中国の思想や伝統文化を形作ってきた地域と言える。

この山東省は、北に北京、南に上海があることから、Cimg4420

成長を続けるこの都市部への巨大な食料基地になっている。

リンゴや梨、小麦、トウモロコシ、落花生、綿花の古くからの産地なのだが、

近年では施設園芸を含めて、中国最大の野菜産地として知られるようになっている。

その生産拠点の一つである安丘を訪ねた。Cimg4310

安丘は、青島から高速道路で4時間余り走った内陸部にある。

発展著しい中国だが、この山東省だけで高速道路の延長は2,700kmに及んでいる。

高速道路の両側にはずっと青桐の緑地帯になっていて、眺望は利かない。

だが、何処まで走っても山らしい山は無く、広大な農地が広がっている様子だ。Cimg4309

高速道路を降りても、片道三車線の広い道が続いている。

レンガを生産する地域や田舎の村を幾つも越えていく。

沿道の商店や家屋は、決して美しい風景ではない。

時折、道端に汚れた身なりの老人が、じっとたたずむのを見かけたりする。

この国の近世の激動と激変を考えると、

時代に翻弄されざるを得ない人間の生き様を考えてしまう。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年11月 7日 (水)

竜井茶の杭州

杭州は、1200年もの歴史を持つ茶産地である。Cimg4340

しかも西湖の竜井茶は、紛れもない中国10大銘茶の一つである。

中国の茶聖陸羽は、お茶を淹れるには名水を探せと言っている。

その名水の湧く虎砲泉も、この地にある。Cimg4339

茶葉と水、相俟っての銘茶なのだ。

竜井茶の茶園を覗いた後、杭州茶葉博物館を訪ねた。

紀元前の神農から始まって陸羽へと続く歴史展示は、Cimg4341

さすがに、お茶のふるさと中国ならではである。

茶の種類も、緑茶、青茶、紅茶、黄茶、白茶、黒茶と様々である。

博物館の規模も予想以上のもので、中国流の建物の中にしっとりと落ち着いている。Cimg4342

中庭に植えられた銀木犀にも、なぜか風情を感じた。

それに、見学の後、ゆっくりとお茶を飲ませてくれるのも良い。

私達は、流井茶氏団茶、それに一葉茶を飲ませていただいた。Cimg4345

薬臭いものやら苦いもの、何れも個性の塊であった。

日本のお茶は、歴史や種類の多さでは中国にかなわない。

だが、お茶の栽培技術や科学では、郡を抜いて優れている。Cimg4346

第一、緑茶の研究の中心は、静岡県である。

静岡では、今年を含めて、世界O-CHA学術会議が5回も開かれている。

お茶の文化だって、彼らよりもずっと繊細な喫茶文化がある。

私達は、もっと自信を持つべきだと思った。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年11月 6日 (火)

漢字の国中国

漢字は、中国を象徴する文化だ。

そして日本人は、この漢字によって先進文明を吸収してきた。

漢字は、同時に「書」というものを発達させた。Cimg4321

表意文字である漢字は、美術にもなったのだ。

書の郷である紹興の「蘭帝」を訪れることが出来た。

中国では、古くから様々な書家や文学家が輩出し、

歴代の皇帝なども含めて、多くの名筆を残している。

そして、行書の祖と言われる王義之は、この蘭帝に名筆を残している。Cimg4322

王義之(おうぎし)は、山東の人である。

その王義之が、紹興の役人として赴任し、

蘭帝に多くの逸話と名筆を残したのだ。

王義之達は、この蘭帝に疎水を引き込み、曲水の宴を楽しんだと言う。

杯の流れ着いた場の者はが、即興の詩を詠むのだ。Cimg4323

詠めない者は、紹興酒を三杯飲むのだ。

この蘭帝の曲水の宴は、晋の時代、紀元300年頃の話である。

その頃、この日本列島は、未だ稲作が始まったばかりの弥生時代である。

王義之たちの曲水の宴は、やがて奈良時代になって宮廷の遊びになる。

これが万葉歌人の舞台にもなるのだが、

文明の伝わる時間的距離と言うものを、ため息をつく思いで感じてしまった。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年11月 5日 (月)

世界お茶祭り点描

たかがお茶、されどお茶なのである。Cimg4497

今回の世界お茶まつりは、2001年の第一回から三年ごとだから、三回目になった。

最初は、お茶でお祭りなんて出来るのかと奇異な目で見られていた。

でも今、お茶は文化だと認識して、このお茶まつりを支持してくださる人も随分増えている。Cimg4539

今回も、会場のあちこちで非日常的な風景が広がった。

玉露にはじめて触れた人。

自分流の茶の楽しみを伝える人。Cimg4499

お茶と、どのように付き合ったら心が豊かになるのか・・・・

随分沢山のヒントがあったはずだ。

その会場に、10万人余の人々が足を運んだ。Cimg4493

その中には、

厳粛な雰囲気の中でカルタ選手権に挑んだ子供達もいた。

中国の唐の時代のお茶に思いをはせた人もいた。Cimg4498

手揉技術の披露に汗を流した人達もいた。

4日間、同じ場所に座り続けた茶人もいた。

あちこちに、そんな茶の風景が広がった。Cimg4541

そしてお茶は、実に多彩なのだと思い知らされた。

人が集まらなかった所は、文化を持たずに売らんかなに走った産地だった。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年11月 4日 (日)

お茶の科学と文化

お茶がこの日本に伝わって、もう1,200年になる。Cimg4544

800年前、鎌倉時代に栄西と言う禅僧が「喫茶養生記」を残している。

そこには、「茶は養生の仙薬、延齢の妙薬なり」と書かれている。

お茶が日本に伝わった当初は、僧坊の秘薬でしかなかった。Cimg4539

だが、その茶が庶民に伝播することで、当時の日本人の寿命をかなり延ばしたはずである。

つまり、ミネラルの補給と言うか、粗食の時代のサプリメントだったのだ。

各種ビタミン、テアニン、カテキン、サポニン、実に多くの成分を含んでいる。Cimg4533

そうした効能が、この20年の間に科学的に解明されてきた。

栄西の感じたことが、科学として証明されているのだ。

4日間に亘った世界お茶祭りが、今日閉幕した。Cimg4531

静岡県の石川嘉延知事は、自信を持ってこの催事の成功を宣言した。

同時に開催された、国際o-cha学術会議も閉会した。

この会議で、今回も約200余の研究発表がされた。Cimg4529

日本だけではない、中国、インド、アメリカ、ドイツ、

インドネシア、スリランカ、トルコなど世界各国の学者が、緑茶の研究をしている。

その今回の最優秀研究が、スリランカと中国の研究者であった。 Cimg4541

お茶の研究分野は、単に栽培だけでなく、加工や医学、薬学、それに歴史や文化に亘っている。

お茶を飲む文化がなければ、お茶は唯の葉っぱにしか過ぎない。

茶道がなければ、抹茶もうどん粉以下であろうか。

科学と文化が人々の幸せを作るのだ。

世界お茶祭りは、そのことを伝える世界一の祭りなのだ。

今回も、四日間で10万人余の人々がこの会場を訪れた。

おそらく一人ひとりの人生の中で、お茶とどう関わって生きるのか、

改めて考えた人も、多かったのではないかと思う。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年11月 3日 (土)

実現 小笠山トレイル

今日、遂に小笠山を舞台にしたトレイルが実現した。Cimg4514

昨年の今日、萩田さんと「何とか実現したいね」と語り合ってから一年。

もちろん、萩田さんの尽力で素晴らしい大会が実現した。

最初のエコパから急斜面を登る12kmのエキサイティングコース、Cimg4517

私達、小笠山RCのホームコースのエンジョイコース、

それに最後は、山頂からつま恋までの里山コース、

それぞれに趣が違っている。Cimg4518

参加頂いた50名余の皆さんには、その山中の秋をそれぞれ楽しんでいただいた。

東海道メガロポリスの沿線に、こんな緑のコロニーがある事を知っていただいた。

恐らく、今日一日良い汗をかけたのではないかと思っている。Cimg4519

それに今回は、多くのボランティアの皆さんにもご協力いただいた。

もちろん、小笠山RCの面々は、前日までコース整備に余念が無かった。

私は仕事の都合で、最後まで走ることが出来なかった。Cimg4520

だから是非、参加された皆さんのご意見を伺いたいな。

それにしても、エイドのカレーは美味しかったな~。 Cimg4521

ボランティアの皆さんありがとう!

| | コメント (4) | トラックバック (0)

2007年11月 2日 (金)

西湖と杭州

今から2200年前の秦の始皇帝時代、最南端の県がこの杭州である。Cimg4332

始皇帝の支配の及ぶ南端の地だったのだ。

隋の時代には、都からこの杭州まで1,800kmに及ぶ運河が開設されている。

京杭運河である。Cimg4333

人力で、かくも長大な運河を作ったのである。

そして、その運河の南端に西湖がある。

一周しても15kmほどの湖なのだが、Cimg4334

水深が浅く、人口の島や堤が作られている。

その人工物の全てが、時の皇帝の庭として造営されたものだ。

そうして今、西湖10景が残され、春夏秋冬の景色を作り出した。Cimg4335

この西湖は、浙江省一番の観光地で、多くの観光客であふれている。

湖畔で賭けトランプに興ずる男達に、中国人を感じたりもする。

この時期、西湖のほとりには銀木犀の花が咲き誇っていた。

旅行家マルコポーロは、

「杭州は世界の持つとも美しい豪華都市のひとつだ」と書き残している。

当時の人口は、100万人であったと・・・・・

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年11月 1日 (木)

開幕 世界お茶祭り

第三回、世界お茶祭りが始まった。Cimg4490

今月4日まで、静岡市に世界のお茶の文化、

それに、学術と産業が集結する。

お茶は、中国から学僧が日本に伝えた。Cimg4492

それから1200年。

この日本で、醸し出されたお茶の独特の文化がある。

今、お茶の歴史を辿りながら、新しい緑茶文化を生み出したいと始めたのがこの催事だ。Cimg4493

2001年から三年に一度開催している。

恐らく、日本でお茶をこんな視点で掘り下げているのは、この静岡だけだ。

お茶は、単なる喉の渇きを癒すものではない。Cimg4496

心の、友との語らいのためのお茶がある。

単に健康のために飲むのではなく、

共に楽しむためのお茶がある。Cimg4497

そんな主張を、この世界お茶まつりは、世界に向けて発信しようとしている。

このお茶祭りに、世界各国の学者や流通関係者、或いはバイヤーが集まっている。

静岡は、世界のお茶情報の発信源なのです。

皆さん、大道芸ワールドカツプも同時開催中です。

小笠山トレイルに参加の皆さん、是非、明日は色々と心の栄養を蓄えてください。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2007年10月 | トップページ | 2007年12月 »