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2007年11月21日 (水)

蘭国の国会議員

ユーラシア大陸の西側に、ネーデルランド(低い土地)が広がっている。

今日のベネルクス三国を指す。Cimg4628

その一つの国が、オランダだ。

オランダは、早くから海とかかわってきて商業を発展させた。

やがて大航海時代の始め、商業によって世界の覇権を握った一時期がある。

16世紀のことである。

すぐに、スペインやイギリスに圧倒されてしまうのだが、Cimg4635

東洋の僻地、日本ではそうは受け止めなかった。

そうして江戸幕府は、その300年間、長崎の出島でもっぱら彼らと付き合ってきた。

つまり、オランダ人を通して世界を覗いてきたのだ。

だから長崎の出島は、世界を垣間見る唯一つの覗き窓だった。

幕末、そのオランダ語を通して、様々な人士が成長する。Cimg4625

彼らを育てたのは、シーボルトであったり、医学のポンぺ、海軍のカッテンディーケだったりする。

日本の文明開化の黎明は、オランダがもたらしたものなのだ。

今日、そのオランダの国会議員Mr.Keur(クーレ氏)とお会いした。

彼はオランダの国会議員でもあるが、ウエラント・カレッジの理事長でもある。

それで、姉妹校の提携をしている静岡の大学校を訪れたのだ。Cimg4636

彼らは、両校の交流に期待をしつつも、その将来に大変な問題意識も持っていた。

単に人的交流やお国柄を知り合うだけでは、発展性は無いと言う。

2万キロも離れたお互いなのだから、もっと将来を見据えた目的意識が必要だと・・・

私も、同感である。だから、

「私は、マラソンをやっている。ゴールが何所か分からなくては、走ることは出来ない」と応じた。

だがさて、今日の日本の学生に、江戸末期の勝海舟や杉田玄白が期待できるだろうか。

はたして、どのような共通の目標設定が可能なのか?

馴れ初めは悩むことは無いのだが、

付き合いを深めるにはお互いをもっと知ることが必要なようだ。

彼とは、明日も会うことになっている。

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コメント

お久しぶりです。私もブログ始めました。gooブログで、yamaneko弁当便、といいます。やり始めると面白いものですね。

投稿: 二丁目の猫 | 2007年11月22日 (木) 17時35分

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