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2007年11月10日 (土)

北京の台所 寿光

安丘から北に二時間ほどの所に、寿光と言う町がある。Cimg4407

北京の台所を支える施設園芸地帯として、注目を浴びている町だ。

1980年以降、北京や上海の経済成長が始まる。

その経済成長に伴って、Cimg4406

良質な食材への需要が増していく。

特に、四季を通じて新鮮な野菜を供給することが求められる。

その需要に対応したのが、この寿光を中心とした地帯だ。Cimg4405

寿光には、この地域独特のハウスの群れが連なっている。

北川に土を盛り上げて、南斜面にビニールを張ったハウスだ。

久能山の石垣イチゴのハウスを大きくしたようなものだ。Cimg4400

幅10m×長さ60mのハウスが、35万棟も広がっている。

冬季には気温が-10度位まで下がるらしいのだが、

このハウスでナスやピーマン、キュウリ、トマトなどを周年供給している。Cimg4403

私達が訪問した農場は、ハウス面積400ha、従業員100名である。

出荷場では、パート職員が箱詰め作業に精を出していた。

この寿光地域は、農業で成功した地域のはずなのだが、Cimg4401

3~40代の男達は、その多くが都市部へと出稼ぎに出ている。

残った女性達が、ハウスのコモ掛けなどの重労働を担っている。

かつての日本の、三ちゃん農業が始まっているのだ。Cimg4398

はたして、この食糧基地の将来は磐石なのかどうか。

中国の食料問題は、今日では日本の食糧問題でもあるのだ。

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