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2007年12月24日 (月)

組織力

「皇国ノ興廃コノ一戦二アリ」

連合艦隊作戦参謀、秋山真之の電文である。

私は、軍国は嫌いだ。Cimg4720

だが日露戦争に限っては、民族の存亡をかけた壮絶な戦争だったと思う。

日本の連合艦隊は、対馬水道でロシアのバルチック艦隊を相手に奇跡的な勝利を収める。

ロジェストウェンスキー提督の率いる艦隊は、四カ月もかけて回航してくる。

ロ提督は、ロシア皇帝お気に入りの官僚であった。Cimg4712

そしてこの四ヶ月の間、彼の率いる一万人の兵員は、

疑心暗鬼と戦争への恐怖に支配されていく。

艦船の中では、会議に次ぐ会議であった。

だが何れも、戦争に勝つための会議ではなく、会議は踊っていた。Cimg4713

官僚の自己満足のための会議であったのだ。

それに引き換え、東郷元帥率いる連合艦隊は、背水の陣であった。

負ければ国が無くなる。

誰もが、そう信じていたのではないか。Cimg4716

だから、勝つための艦隊運行を繰りかえし演習する。

兵員の誰もが、目的のために役割を果たそうとしていた。

しかるにバルチック艦隊の一万人は、その目的すら失おうとしていた。

その組織力の差が、連合艦隊の奇跡的な勝利になったのだ。

今私達は、時代の大きな節目にいる。

会議のたびに、又一歩前進するそんな会議でなくてはならない。

会議は、組織の推進力を増すためにあるのだ。

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