« 2007年12月 | トップページ | 2008年2月 »

2008年1月31日 (木)

はままつメッセ

浜松は、製造業の町である。Cimg4880

その浜松で、毎年ビジネスマッチングを目的にメッセが開かれている。

今年も、200社近い出展で賑わっている。

しかし、門外漢の私なぞは、ITや電子機器のディバイスを見せられても、Cimg4887

チンプンカンプンである。

出来れば、近寄りがたいとでも言おうか・・・・

でも、航空産業とか、ロボット産業となると目に見えてくる。Cimg4888

日本の航空産業は、世界的には極めて貧弱になっている。

あの躍進著しい中国では、軍事も含めてこの分野に6万人が従事している。

日本は、僅かに5,000人に過ぎない。

一方、航空需要は年率5%は伸び続けている。Cimg4890

2005年現在、世界で1万5千機が就航している。

これが2025年には、3万機を超えると見られている。

その飛行機は、ほとんどが米国とEUの製品だ

三菱重工が、やっとリージョナル向けの機種開発を進めている。Cimg4876

1970年まで生産されていたYS11以来の挑戦だ。

でもいいな、先端技術開発には、いつも夢がある。

ロボットも、いよいよ福祉や医療の分野、さらには家庭の中にも入り始めている。

ホームロボットのPAROなどは、愛くるしいほどだ。

先端産業の飛躍こそが、日本の未来を担っている。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年1月30日 (水)

園芸の懐

人間も植物も、同じ生き物だ。Cimg4638

植物だって、動物と同じ生命力を持っている。

そして人は、その植物から命をもらうだけでなく、

元気や期待感、達成感までも得ることが出来るのだ。

植物が芽を出し枝を伸ばし、花を実を成らせることで、Cimg3134

私達に時間の流れや季節感を実感させてくれている。

私の場合には、葡萄の芽吹きや稔が、

単調な毎日の中で、精神面での鮮やかな彩になっている。

ところで、園芸福祉・園芸療法という言葉がある。Cimg3208

そうして、農業や福祉の現場に、園芸が一定の役割を果たすようになっている。

農場も、心身障害者の働き場として可能性が見えてきた。

農業生産の場には、管理や収穫・調整など様々な仕事がある。

その一部を障害者の仕事にできないか。

障害者にとっては、自分の存在価値を実現する場にもなる。

又もっと大きな成果は、農場の人間関係が激変することだ。

職場内の助け合いやいたわりが育まれ、無駄な相克が無くなるのだそうだ。

農作業そのものは単調だけれど、別の喜びが生まれるようだ。

まだまだ色々とあるけれど、

農業には、多様な人々を受け止められる懐の深さがあるのだ。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年1月29日 (火)

グリーンツーリズム

農水・経産省が「民宿のおかあさん」百人を選ぶのだそうだ。

それで、もう二昔前のことを思い出した。

Cimg4202

赤いレンガ造りの農舎の二階に泊まったのだけれど、

家族ぐるみで歓迎していただいて、とても感激した。

そうして、その時の情景がウルルンのように、今でも鮮明に浮かんでくる。

未の草を食む姿や草地の広がり、尖塔も印象的な村の協会、Cimg3878

そして早朝、馬に乗って村を巡る少女の姿も印象的だった。

当時、英国だけでなくドイツやフランスでも、

農家民宿や農家レストランがブームであった。

一方で、農村を魅力的なものにする「わが村は美しく」運動が展開されていた。

雨が少なくて、綺麗な牧草地の広がるヨーロッパならではの、Cimg4873

納得できるツーリズムがそこにあった。

日本でも、これを農村活性化の梃子にしようと努力が続いてきた。

しかし日本では、家屋の構造や旅館業法が大きな障害になった。

それでも今、農村観光がそれなりの市民権を持ち始めている。

日本型グリーンツーリズムが、生まれ始めているのだ。

農村でのアクティビティは、これからの時代の自己実現観光足りうるのだ。

そんな風潮を、団塊の世代が思いっきり後押しするのではないかと思っている。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年1月28日 (月)

施設園芸の危機

施設園芸は、私達の暮らしを随分と豊かにしてくれた。

だつて、トマトやピーマン、茄子が一年中食べられたり、Cimg4873

バラやガーベラの花が何時でも手に入る。

駿府に隠居した家康が、初春に茄子を食べた。

その茄子が一個一両もしたと言う。

一鷹二富士三茄子の由来である。Cimg4865

その茄子は、駿河湾の暖流と油紙で覆われたハウスで作られた。

だが今日のハウス園芸は、重油の暖房で成り立っている。

その重油価格の高騰で、施設園芸は軒並み苦境にあえいでいる。

ちなみに03年の上油は30円/㍑だったが、Cimg4863

今では85円/㍑だ。

この燃料コストは、メロン栽培では40%を上回るに至っている。

とても、やってられない状況にある。

だから生産者は、冬場の生産を見合わせたり、

メロンをやめてレタス、キクを止めてユリになど、

エネルギー消費の少ない作物に転換している。

暖房手段を電気とか木質燃料に転換する人など、

生き残りをかけた努力が続いている。

この危機が突破できないと、園芸の歴史も、私達の食卓も危うくなりそうだ。

投機資金が元凶とは言うものの、一体誰が原油を高騰させているのだ!!!

今私達にできることは、脱石油の技術開発でしかない。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年1月27日 (日)

ハザード

ザードではなくて、ハザードのことを書こう。

日本語では「キワ」とでも訳すのだろうか。Cimg4869

業際とか学際とかいう間のことだ。

縦割りで出来ているこの社会だ。

企業活動も役所もみんな、そのテリトリーの中で生きている。

逆に言うと、その間にこそ、落とし穴やビジネスチャンスがある。Cimg4870

昨年来の「偽」もその落とし穴だったのだろう。

福田首相が、「消費者行政の一元化」を言っているが一理あるだろう。

食品衛生や遺伝子組み換えは厚生省だし、

食品の表示規制は、経済産業省だ。Cimg4871

それにJAS法や農薬取り締まり、有機農産物表示などは農林水産省だ。

もっと言えば、O-157やサルモネラ菌、調理の過程で発生する毒性物質、

動植物がもともと持っている毒・・・食品だけでも安全の裾野は広い。

今「生命環境ハザード学」の創設を目指す動きがある。Cimg4872

私達の生活を取り巻くハザードを、一つの体系として人材を育てるのだ。

縦割りを脱して、新しい切り口を作ることが出来るのかどうか?

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年1月26日 (土)

松枯れ

白砂青松と言われるように、松は日本の原風景だ。

天女伝説だって、コロモを掛けたのは枝振りの良い松だった。Cimg4868

その日本の松が、見るも無残な姿になっている。

かつての松林は、赤茶色に変色して枯れている。

海岸の防風林など、防除のされていない所は全滅状態だ。

原因は、マツノザイセンチュウである。Cimg4867

こいつが松ノ木の導管に入って、養分の流れを塞いでしまうのだ。

動物なら、血管が詰まって脳血栓といったところだ。

このセンチューは、カミキリムシに運ばれて次々と広がっていく。

そもそもこのマツノザイセンチューは、アメリカからやってきた。

輸入木材と一緒に、日本に広まったらしい。Cimg4866

この外来のセンチューに、日本の松はからっきし抵抗力が無いのだ。

私が週末を過ごす小笠山も、かつては赤松の山だった。

ところが今では、松は残骸ばかりである。

米国からやってきた小さな虫が、日本の景色を変えてしまった。

いやいや、変わってしまったのは、景色だけではなかったな~。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年1月25日 (金)

温暖化の波紋

今開かれているダボス会議でも、地球環境は大きなテーマだ。

そして、地球の温暖化は、温室効果ガスの増加が大きな要因になっている。

それで、極地の氷の減少やら、異常気象の多発やらと、Cimg4837

あちこちから警鐘の音が聞こえてくる。

私達人類が、こんなにも多くのエネルギーを放出しているんだから、

このちっぽけな地球が温暖化して当然のことだろう。

困ったことなのだが、個々人のレベルではその切迫感は薄れてしまう。

「そんなの、関係ない!」と、なりがちなのだ。Cimg3880

多くの人々にとって、将来よりも今の方が大切なのだ。

だが、影響は着実に広がり始めている。

最も敏感なのが、農産物なのかもしれない。

温暖化で、害虫などがどんどん北上している。

それに梨やリンゴの花が、秋に咲いてしまったりする。Cimg4859

私の作っている葡萄だって、熱帯夜が続くと着色しなくなる。

亜熱帯性の米だって、既に影響が大きい。

そもそも米の単位面積あたり収穫量は、九州や西日本では500kgくらいだ。

それが昼夜の温度差の大きな東北では、800kg位は結うに採れる。

気温が高いと、エネルギーを呼吸で使ってしまうのだ。

それで、肝心の実のほうに力が行かないのだ。

もちろん、胴割れが増えて品質が著しく低下する。

マクロな地球規模では、あちこちで記録的な旱魃が起こっている。

いずれにしても、食い物から私達の生活を脅かし始めている。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年1月24日 (木)

ハレの日

冬の雨は、嫌なものである。

冷たい雨が二日も続くと、気分までが重たくなってくる。

でもげんきんなもので、今朝のように晴れ上がると、

少しばかりうきうきとして、晴れ晴れとした気持ちになる。

ところで、晴はハレに通じる。Cimg4860

晴れ舞台とか晴れ衣装、晴れ姿という、あのハレである。

冠婚葬祭のような特別の日のことだ。

そんなハレの日に着るのが、「晴れ着」だ。

決して華やかな着物のことではなく、言うならば式服だろうか。

古語では、ハレと反対のことをケと言った。

つまりケとは、普通の日のことである。Cimg4861

そうして、普段着のことをケ衣(コロモ)と言ったようだ。

ケ(気)には、良いケと悪いケがあって、

良いケが無くなることを「ケ(気)ガ(離)レ」と称してきた。

ともあれ、悪しきケを払ってやってくるハレの季節がハル(春)なのだ。

春の待ち遠しい、今日この頃である。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年1月23日 (水)

笑ってすごそう!

新年早々から、株は下がるし油は上がる。

それに、政治も景気も雲息が怪しい。Cimg4836

とても、笑っている場合ではなさそうだ。

さりとて、苦虫を噛み潰していても詮無い。

第一「笑う門には福来る」と言うではないか。

「一笑一若 一怒一老」

「笑いは人の薬」とも言う。Cimg4849

事実医学的にも、笑いは体の免疫性を高めるとされている。

アリストテレスは、『動物で笑うのはヒトだけだ」と言った。

私達の話す言葉も、笑いが育てたとも言われる。

要するに、笑ってしまえばしめたもので、

困った事態も、たちどころに解決に向かうのだそうだ。Cimg3892

チンパンジーも笑うらしいのだが、

それは新生児微笑(天使の微笑み)と同じものだそうだ。

そう、豪快な笑いが出来るのは、進化のしるしなのだ。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年1月22日 (火)

七草粥

古来、正月の七日には七草粥を食べる慣わしだ。

セリ、ナズナ、ゴギョウ、ハコベ、Cimg4858

仏の座、スズナ、スズシロが春の七草だ。

ナズナはぺんぺん草だし、ゴギョウだって野草(ヨモギ)だ。

スズナはかぶの青菜、スズシロは大根だ。

要するに、野の雑草達である。Cimg4840

これわ年に一度食べれば健康だと言うのは、どう言う訳だろう? 

私は、これは古代の食の名残だと思っている。

米が伝わったのは弥生時代だが、

庶民が日頃から米を口に出来た訳ではない。Cimg4839

それに、私達が今日口にしている野菜だって、

ほとんどが室町以降にこの国に伝わったものだ。

それまでは、せいぜい雑穀に野草、それに小魚だったのではないか。

そうして、我々の先祖は、春を待ちかねて若菜を摘んで食べていたのだ

その残像が、七草粥なのだろう。

今では、この国に輸入食材があふれている。

しかし私達のご先祖様は、この列島の土と共に生きてきたのだ。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年1月21日 (月)

私達のルーツ

我々日本人が何処から生まれたのか、誰も関心のあるところだ。

中国人とも韓国人とも、少し違うような気もするし・・・・。Cimg4842

そもそも、今日生きている人類は全て、アフリカ東南部が源流らしい。

6万年ほど前、彼らはアフリカから中近東へ、

そこから東西に広がっていった。

西に向かった連中は、白人の祖先になった。Cimg4032

そして、東に向かった一派が辿り着いた先の一つが、この日本列島だった。

およそ二万年前、彼らは今日のインドネシア諸島方面からやってきた。

恐らくそれが、縄文人なのだろう。

その縄文人の住む列島に、大陸から大量移民が始まる。

縄文時代の末期のことだ。Cimg4185

当時中国大陸は、戦乱の真っ只中にあった。

その戦乱を逃れた難民が彼らだ。

長江下流域に暮らしていた彼らは、稲作技術を持っていた。

その稲作と戦争技術で、やがて彼らは縄文人を圧倒していく。

そして古墳時代。

今度は朝鮮半島から、多くの渡来人がやってくる。

彼らは、今度は冶金などの高度な文化をもたらした。

私達が使っている漢字だって、百済から伝わったものだ。

縄文人と弥生人、それに新たな渡来人が混血を繰り返して、

現代の我々日本人が生まれる。

ちなみに現代の日本人は、遺伝子の約七割が弥生人、

そして、約三割が縄文人を受け継いでいるらしい。

かつての蝦夷、そして今日のアイヌには、縄文の血が色濃いのだろう。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年1月20日 (日)

根気!!

私は、決して根気強い方だとは思っていない。

面倒なことは嫌いだし、宿題の山には逃げ出してしまう。Cimg4852_2

ゴールが見渡せない事なんて、決してやらないだろう。

だが、コツコツってやつは、結構やって来た。

マラソンもその一つだ。

昔は100kmマラソンなんて、私には無理だと思っていた。Cimg4855

それがコツコツと走り出して、今では年間3回は100kmを走る。

「よくモチベーションが持つね! 」と言われる。

何しろ、13時間も走り続けるのだ。

それに、ホウレンソーだってそうだ。Cimg4856

種まきから収穫まで、根競べが続く。

収穫だって、あのか弱いホーレンソーを一本づつ抜くのだ。

一日に何千本も収穫して、それを綺麗に調整していく。

やり始める前は、気が遠くなりそうになる。Cimg4857

それがいざ始めてしまうと、止まらなくなってしまうのだ。

葡萄の剪定も、かなり根気の要る仕事だ。

30本程度の葡萄なのだが、この剪定に実労働で10日近く要する。

これも、整然となった棚を見上げるのが楽しみで続けている。

走ることにしても、ホーレンソーもブドウ栽培も、実は根気勝負なのだ。

移り気な私が、あえて根気比べをしているのが不思議でもある。

徳川家康の例を持ち出すまでも無く、人生は案外根気比べなのかもしれない。

人生、糾える縄の如し・・・な~んて言うしね。

| | コメント (1) | トラックバック (0)

2008年1月19日 (土)

オールドボーイズ

人と言うものは、不思議なものである。

長幼の序と言うが、老いてなおと言うところがある。Cimg4844

今日は、一年に一度の職域のOB会に招かれた。

往年の緒先輩の集まる席である。

もちろん、私が掛け出しの頃からお世話になった人達だ。Cimg4845

「老いては若きに従え」とは言うものの、

顔を合わせれば、お互いに昔のことを思い出す。

そしてそれは、たちまちにして昔にタイムスリップしていく。Cimg4846

そうした皆さんにお会いして、

がむしゃらに突き進んでいた頃を思っていた。

今、自分の力で突き進めることは限られている。Cimg4848

大抵は、若い人達に任せる他無いのだ。

少年老い易く、学成り難し

未だ覚めず 池塘春草の夢

とは、そうしたことなのだと!!

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年1月18日 (金)

ブダペストからの便り

以前一度だけお会いした方から、メールを頂いた。

そのメールが、ハンガリーからであった。

転勤で、ブダペストに移住したこと。

二度目のハンガリーでの生活だと言うこと。Cimg4836

そして、その二度目の生活で感じたこと。

それは、「ドルと円は悲惨」だと、書かれていた。

家族4人で外食すると、普通の食事をしても2万円位になってしまう。

だから、日本人は自宅でひっそりと食事をする人が多い。

向こうから見ると、日本の物価は安すぎる。

何かが変だし、日本の将来がとても心配だ・・・・とあった。

メールを読みながら、25年ほども前のことを思い出した。

私がドイツを訪ねた折のことだ。

とあるクラインガルデン(市民農園)に迷い込んだ私は、

そこで中年のドイツ人夫婦の歓待を受けた。Cimg4838

お二人のラウベ(小屋)に招かれて、ささやかなオクトーバフェスティバルをやった。

その際、彼が「日本人は異常だ。働き方が間違っている。」

と言う意味のことを言っていた。

日本人が、エコノミックアニマルと言われて、世界中を闊歩していた頃の話だ。

これを、今は昔と言うべきなのだろうか?

今日の国会で、太田弘子経済財政担当大臣は、

「もはや日本は、経済は一流と呼ばれる状況ではなくなった。

再び、世界に挑戦する気概を持とう・・・!」と訴えている。

メールを頂いた彼女は、ハンガリーからブログ「お茶のある日々」を書き続けている。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年1月17日 (木)

訓練情報

午前6時、電話のベルで目が覚めた。

まだ真っ暗である。

電話の向こうでは「地震対策訓練です。震度6の・・・」と言っている。

「そうだった!」と飛び起きた。Cimg4692

6,434人の死者を出した、あの阪神淡路大震災は13年前の今日だ。

5時46分のことだ。

あの時私は、朝食を前にしていた。

グラグラッときて、それでもそんなに大きな災害とは思わなかった。

それに、TVを点けても何程の情報も流れていなかった。Cimg4835

それが三時間後には、倒れた高速道路と黒煙の上がる町の空からの映像だった。

私の所属では、毎年この日、結構緊迫した訓練をやっている。

各地から訓練被害情報が入る。

だが、果たして震度6が起こったら、今朝と同じ対応ができるだろうか?

訓練を通じて、そんなことを思っていた。 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年1月16日 (水)

改めて食を考える

そんなのは、一時的なことさ・・・。そう思いたいのは、山々だ。

だが、中国やインドの経済発展、Cimg4189

そしてバイオエネルギー需要の急増が続いている。

お陰で、世界の穀物の価格は、史上最高を更新し続けている。

それにかつての穀物輸国が、そろって輸出制限を始めている。

ロシア・・・07年11月から小麦に10%の輸出税Cimg4508

カザフスタン・・・07年10月から国内向け出荷を義務付け

中国・・・08年1月から輸出穀物に5~25%の課税

ウクライナ・・・07年11月から小麦などの輸出を制限

セルビア・・・07年8月から小麦の輸出を規制

インド・・・07年10月から小麦の輸出を禁止

と言った具合である。Cimg4188

また、世界のエタノール工場は、新増設が続いている。

そして、原油価格の高騰は、トウモロコシ価格の値上がりと連動している。

正に、金を出せば変える時代ではなくなりつつあるのだ。

一方、この国の農地は、耕作放棄地が広がり続けている。

時代の変わる間に起こっている事象なのだろうが、

この国の将来への警鐘であることは確かだ。

にも拘らず、この国では依然として薄っぺらな評論が続いている。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年1月15日 (火)

日常と非日常

私達は普通、同じようなパターンで生活している。Cimg4510_2

朝起きて同じような朝飯を食って、

同じ電車に乗って、同じ道を歩いて・・・と言った具合である。

時には、別の体験をしたい。

それが観光だろうか。Cimg4809_2

だから観光地は、如何に非日常的な空間と時間を提供できるか競っている。

だが最近では、その日常と非日常の区別がと判然としなくなっている。

20ドルの原油が100ドルになるし、殺人事件があったり、

食品表示の偽装やショッキングな事件があったりする。Cimg4818_2

毎日のように、有り得ない事が起きるし、それにTVの影響も大きい。

望むらくは、自ら生活を変えてみて、

その非日常を楽しむような、そんな生活がしたいと思うのだが。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年1月14日 (月)

栄枯盛衰

山のミカンは、空ろな表情で雑草に覆われている。

かつて、ミカンで御殿が建つと言われた。

それで山を切り開いて、ミカン畑を広げていった。

しかしその蜜柑園も、暴落と生産調整で、半分以上伐採された。

それでも、今年のミカンは安い。Cimg4833

飽食の国民は、ミカンを昔ほど食べなくなったからだ。

今、山では、ヒヨドリのさざめきが絶えない。

収穫されないミカン山は、冬の餌場として正に彼らの楽園である。

今日は、成人の日だ。

135万人と、統計始まって以来の少なさだそうだ。Cimg4832

団塊のピークである私の年には、確か270万人位だったと思う。

随分少なくなったのだが、その新成人の約半分(47%)が、

「日本の未来は暗い」と考えているのだそうだ。

この点私達の時代には、一歩進めば一歩明るくなる気分があった。Cimg4834

人は時代によって創られるのだが、正に栄枯盛衰と言うべきか。

山里は、ひっそりと静まり返っていた。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年1月13日 (日)

田舎の民主主義

民主主義ってやつは、一見公平に見えて、

合理的に世の中の為になるかと言うと、必ずしもそうはならない。

多くは、衆愚に流れることになる。Cimg4810

特に、末端の自治会と言う段階では、多くがその伝に位置している。

その地域のために、最良の人を選んで、その人に託する。

それが選挙なのだが、各種の選挙と同じようにきれいごとは建前になる。

今日は、私の住むところで次期自治会長を選ぶ会を催した。Cimg4830

61歳から66歳までの者で選挙となったのだが、無条件で年長者を選ぶ。

自治会長のやり手の無いことも問題なのだが、他力本願な自治意識がどうも気になる。

自治会と言えども、その形だけ有れば良いような、

高度経済成長期のような時代はもう終わったのだ。Cimg4831

自らが自らのことを考えて、自ら創っていく時代なのだが、

残念ながら多くの皆さんは、衆愚の世界に住んでいる。

この延長線上に、各種議会があるのだ。

まだまだこの国の民主主義は、お粗末なのだと感じた。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年1月12日 (土)

霧の山

昨夜来、しっとりと雨が降り続いていた。

ところが今朝は小降りになったので、いつものように山を走ることにした。

私はいつも走っているのは、標高250m付近の尾根道だ。Cimg4827

今日の小笠山は、一面の雲海の中にあった。

今朝の気温は摂氏13度くらいで、四月の上旬並みの暖かさだ。

その温かさが、昨夜からの雨を霧にしている。

その霧を貫いて走るのは、何とも幻想的で気分が良い。Cimg4828

山の雰囲気は、季節や気候で随分変わる。

だが、この霧の山ほど景色を変えるものは無いだろう。

ともあれ今朝は、たっぷりと霧の山を楽しんできた。

しかし、この温かさは何だろうか? Cimg4829

環境省の試算では、温暖化ガスの影響で、

今世紀末には、平均気温が4.7度も高くなるそうだ。

さすればこの山も、熱帯雨林のようになって、

年中、霧で覆われるのかもしれない。

それに大雨が増えたり、農産物の収穫異変も多発、

害虫だって南方から押し寄せるのかも・・・

まっ、その頃にゃ、私はいないか!!

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年1月11日 (金)

食い物と日本人

私達の体は、120日ほどで入れ替わっている。

もちろん骨などは別だが、新陳代謝でそうなっている。Cimg4812

その原料が、私達の食い物だ。

だからバランスの良い物を食べていないと、

4~5ヶ月で体質が変わってしまう。

このバランスと言う点、米と豆、それに魚や野菜、海藻の多い日本食は、

理想的な食い物なのだそうだ。Cimg4825

最近のメタボリックの多発は、肉食偏重の所以なのだろう。

今日、エチオピアから帰ったばかりの方とお会いした。

10日間を、エチオピアの劣悪な環境の中で過ごしたのだそうだ。

彼は防災関係の仕事をしているのだが、Cimg4826

それで止む無く、6日間を防災食だけで過ごしたそうである。

栄養バランスに問題は無かったはずなのだが、それで数キロ痩せたそうである。

「やはり、食物繊維たっぷりの日本食だな~」とおっしゃっていた。

日本人の育てた稲作を基礎とした食文化は、

世界の栄養学者も羨むほどのものなのだ。

私達は、この日本食をもっと大切にすべきですよね。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年1月10日 (木)

国際性と空港

これからの時代は、交流が生活の豊かさを生み出す。

そんな時代の到来を前に、来年三月静岡空港が開港する。Cimg4693

頑迷な反対者の抵抗で、20年もの歳月を費やしてしまった。

しかも、ほんの僅かな反対者のためにである。

気の遠きなるほど費用と汗が要るのが、民主主義なのだろうか? 

ともあれ昨年の暮には、旅客ターミナルビルの工事も始まった。Cimg4824

未だ、国際便ではソウル便が決まっただけだけれど、

上海や香港、台北などと定期便で繫がる予定だ。

それはやがて、バンコクやシンガポールにも広がっていくだろう。

何故かって、静岡の総合力がそうさせるのだと思う。Cimg4540

静岡県は、全国第三位のものづくり県だ。

アジアの各地と、密接に連携した経済活動を展開している。

静岡県の総生産は、16兆円余だ。

そしてこの規模は、マレーシア一国を上回っている。

ポルトガルやタイの国内総生産にも匹敵する。

そんなボリュームの県に住んでいながら、

私達県民は、ローカルな感覚の中で過ごしてきた。

自ら、世界の国々と繫がることを意識してこなかった。

でも空港は、私達の心を海外に向かって開かせてくれる。

外に向かう玄関が出来ることで、私たちの国際感覚がグーンと上昇する。

さて私は、静岡空港から何処のマラソンに出かけようか? 

| | コメント (3) | トラックバック (0)

2008年1月 9日 (水)

赤信号

日本人がブラジルに移民してから、今年で100年になる。

そして、バブル崩壊前後から急速な逆流が続いている。

私の住む町には、輸送用機器関係の企業が多い。Cimg4820

工業製造品等出荷額も3兆500億円と、全国でも14番目の規模の市である。

それで、外国人の就労も大変多い。

外国人の数が9,651人、人口の5.5%が外国人である。

そのうち、78%がブラジル人である。Cimg4822

当然のことながら、生活習慣の違いから軋轢も起こる。

中でも、交通ルールへの認識の違いは典型的だ。

ブラジルでは、夜、車は信号では停まらない。

停まると強盗にあう恐れがあるからだ。Cimg4811

これは恐らく、体に染み付いた習性なのだろう。

片や日本人は、車の影も見えないのに青になるのをジッと待っている。

どちらが合理的で正しいのだろうか? 

もともと信号は、スムーズな運行と事故防止が目的だから、

それが確保できるのなら、信号無視も当然でしょ・・・・

と言う理屈も有り得るのだ。

ともあれ、信号は守るとして、

日本人には、主体性に欠ける不文が多分にある。

個々人が、自己の責任で物事を考えようとしないのだ。

自治も政治も年金も、みんな他人任せなのだ。

言うならば、「お上」任せなのだ。

それで、文句だけ言っている。

それでも済んできたのが、これまでの日本的システムだった。

だが、多文化共生時代がやってきて、

青信号で進んでも、事故になる事だってあるのだ。

彼らに学ぶべきは、私達なのかもしれない?

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年1月 8日 (火)

還暦

昨年、私も人並みに還暦を迎えた。

還暦とは、十二支と十干(甲、乙、丙、丁、戊、己、庚・・・)の組合せが

60年で一巡することを言います。Cimg4815

全ての干支を生きたと言うことでしょうか。

つまり、今年の戊子(つちのえね)からは余禄と言うこと。

つころで、十二支は陰陽五行で出来ています。

数字では、奇数が陽で偶数が陰になります。Cimg4817

それでは、十二支と数字が同関わっているかと言うと、

実はこれは、それぞれの動物の爪の数に関係しているらしいのです。

丑(偶数)、寅(奇数)、卯(偶)、辰(奇)、巳(二枚の舌で偶)、午(奇)、

未(偶)、申(奇)、酉(偶)、戌(奇)、亥(偶)と順番になっているのです。Cimg4813

はて、それでは今年、子(ネズミ)はどうなるのか? 

ネズミの爪の数は、当然、奇数でなくてはならないはずです。

ところが、ネズミの前足の爪は4、後ろ足の爪が5なのです。

ネズミは、陰と陽の両面を持っているのです。

「子の刻」とは、23時から1時をさしますが、

この時刻は、陰と陽の両方に属しています。

それで、ネズミが十二支のトップになっているらしいのです。

こんなこと、知ってました????

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年1月 7日 (月)

中国の背に腹

中国の財政省が、この一日から輸出穀物に関税を掛けることにした。

輸出を減らして、国内供給を増やすのだそうだ。Cimg4793

お陰で、日本に輸入される蕎麦や麦の価格が20%は上がる。

さらに、商務部も輸出数量割当制を導入した。

何としても、国内での確保を図りたい腹の内が見て取れる。Cimg3992

早晩、日本の掛け蕎麦の値段も上がるのだろう。

これが、食料と言うものの在り様と言うか、

当たり前のことなのだ。

自国の食料価格の高騰を放置して輸出していたら、暴動が起こる。

日本からすれば、中国は安い食料の供給地と思い込んでいた。

ところがである。Cimg3681

・・・至極当たり前のことを、理解していないのが日本人なのだ。

はてさて、農業を軽視してきた付けが、これからジワジワ効いてくるのだろう。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年1月 6日 (日)

自治の原点

自治会は、地方自治の原点であるべきだと思う。

だがこれまでは、市や町が何でもやってくれた。Cimg4807

自治会は、市や町に注文することで大抵は済んでいた。

だから私達の中に、自治意識というものが育ってこなかった。

常に他力本願「誰かがやってくれるだろう」と言う意識である。

今日、私の所でも自治会の初集会があった。Cimg4808

今年一年の、決め事をする集会である。

自治会の将来に関わる幾つかの提案をしたのだが、

果たして何人が、自分の問題として考えてくれただろうか?

「地域に関心を持とう」・・そんなつもりで、

新春地域クイズなるものを試みたのだが、これも反応は今一つであった。

いまだに多くの人達が、地域のことを他人事と考えている。

この国は、地方自治の原点すら、十分に育て得なかったのだろうか?

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年1月 5日 (土)

一日の充実

とにかく、一日が短い。

私の朝は、午前6時半から始まる。Cimg4741

8時までは、ホウレンソウの収穫調整だ。

凍て付く中での作業だから、手足は痺れるほどに痛くなる。

その手を風呂水で温めて、朝食となる。

それから朝食もそこそこに、小笠山に出かける。Cimg4804

そして午前中、山中を走り回る。

仲間とのしばしの談笑の後、再び我が農場に帰る。

この時期、葡萄の剪定に追われている。

葡萄の成長期の水掛や誘引などは、幾ら忙しくても苦にならない。Cimg4805

でも、この落葉期の剪定にはほとほと苦労する。

昨年の成枝を一本一本切っていくのだ。

気の遠くなるような作業である。

それに今年は、4本を安芸クイーンに植え替えた。Cimg4806

抜根やら植床作りやらで、もう5日も費やしている。

そして今日、やっと定植を終えた。

葡萄の剪定作業は、今月一杯は続く。

今は大変でも、春の芽吹きを楽しみに励むことにしている。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年1月 4日 (金)

経済地異

年明けと共にWTIの原油相場が、100ドルを突破した。Cimg4790

ほんの数年前20ドル前後だったことを思えば、

想像だにできない水準にある。

当然のことながら、省エネ対応の遅れているトラック業界などが悲鳴を上げている。

だが見方を変えると、100ドル原油は天恵かもしれない。Cimg4737

と言うのは、バイオエネルギーなどの開発を含めて、

これで思いっきり代替エネルギーの開発が進むはずだからだ。

トウモロコシ原料のエタノールも、60ドル原油なら引き合うそうだ。

それに、もともと石化エネルギーは、地球が60億年もかけて溜め込んだ資産なのだ。

いずれ枯渇してしまう。Cimg4041

地球温暖化の元凶でもあるし、一刻も早く石化エネルギー離れした方が良いだろう。

そう思えば、投機マネーに腹も立たなくなる。

しかしながら、新しいエネルギー秩序が見えるまでは、まさに経済的な天変地異が続くだろう。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年1月 3日 (木)

念ずれば通ず

今日は、恒例の法多山尊栄寺への初詣ランである。Cimg4792

今年は、山中の尾根道を辿る難コースを走ることになった。

小笠山の北側の絶壁に沿って、法多山に向かうのである。

暮以来のアルコール三昧の私にとっては、かなりの難コースである。Cimg4794

やはり足がもつれて、二度も転んでしまった。

しかし、息を切らせながらも走っているのが無性に楽しかった。

苦しいことが、楽しくなる。Cimg4797

きつい斜面では、足が非常に重たくなる。

それでも必死に走っている。

遠くに富士山の勇姿、眼下には掛川市街を見渡しながらの走りである。Cimg4799

青天白日のこの日は、今年一年を予告するような良い日であった。

崖下の谷底とは裏腹に、根株もあちこちに飛び出していても、

それを乗り越えながら元気に嬉々として走っている。Cimg4801

そんな自分を、もう一人の自分が見詰めている。

一人では出来ないことも、仲間となら出来てしまう。

そう、今年も元気で走るぞ!Cimg4802

物事を成し遂げるには、目標を明確にすることだ。

念じることが肝心だ。

だが、念じたとて無理なことだってある。Cimg4803

それでも、漫然と過ごすのではなく、

目標を持つべきなのだ。

走りながら、ひたすら今年を念じていた。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年1月 2日 (水)

愛でたい!

明けまして、おめでとうございます。Cimg4784

とは言え我が家は、今年の正月は服喪中で、年賀状もありません。

ちょつと寂しいのですが、

元々、年賀状の交換が一般化したのは明治以降のことで、

そんなに古くからのことじゃないですよね。Cimg4783

それに最近では、メールで年賀ってのも増えているからな。

それにしても年に一度「あなたのこと忘れてないよ」って、

そんな意思表示は、大切だと思うな~。

経済と言うのは、物の交換。Cimg4638

恋愛は、愛情の交換。

そして社会と言うのは、言葉の交換で成り立っているのです。

だから「おめでとう!」って、「愛でたい」気持ちをちゃんと伝えようョ。

| | コメント (1) | トラックバック (0)

2008年1月 1日 (火)

出世城

新年、明けましておめでとうございます。 Cimg4787

今年は、私にとっても何かと節目の年になりそうです。

それで今朝は、朝四時に起きて、浜松城まで走ることにしました。

浜松城までは、20km位しかありません。Cimg4786

それでも6時半位までは真っ暗で、一人心細く走りました。

浜松城を巡っては、信玄や勝頼との戦い、それに今川義元が関わってきます。

一人の歩兵に擬して、そんな歴史を思いながらのランになりました。

城に着くと、もう天守には人が一杯で登れません。Cimg4785

止む無く、石垣の上で初日の出を待ちました。

ビルの谷間から顔をのぞかせる太陽は、海と違ってチョツと現代的かな?

でも、今年一年のことを考えながら、Cimg4788

この城の上で新年を迎えて良かったと考えていました。

人は、時代や時の流れに翻弄されても、必死に生きているのです。

自分で全てを決する訳には行きません。

悔しい思いや後悔を胸に、Cimg4789

次の飛躍を準備しているものなのです。

さて、快晴の空に浮かび上がった太陽は、「思いっきりやれよ!」って言っているようでした。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2007年12月 | トップページ | 2008年2月 »