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2008年1月26日 (土)

松枯れ

白砂青松と言われるように、松は日本の原風景だ。

天女伝説だって、コロモを掛けたのは枝振りの良い松だった。Cimg4868

その日本の松が、見るも無残な姿になっている。

かつての松林は、赤茶色に変色して枯れている。

海岸の防風林など、防除のされていない所は全滅状態だ。

原因は、マツノザイセンチュウである。Cimg4867

こいつが松ノ木の導管に入って、養分の流れを塞いでしまうのだ。

動物なら、血管が詰まって脳血栓といったところだ。

このセンチューは、カミキリムシに運ばれて次々と広がっていく。

そもそもこのマツノザイセンチューは、アメリカからやってきた。

輸入木材と一緒に、日本に広まったらしい。Cimg4866

この外来のセンチューに、日本の松はからっきし抵抗力が無いのだ。

私が週末を過ごす小笠山も、かつては赤松の山だった。

ところが今では、松は残骸ばかりである。

米国からやってきた小さな虫が、日本の景色を変えてしまった。

いやいや、変わってしまったのは、景色だけではなかったな~。

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