念ずれば通ず
今年は、山中の尾根道を辿る難コースを走ることになった。
小笠山の北側の絶壁に沿って、法多山に向かうのである。
暮以来のアルコール三昧の私にとっては、かなりの難コースである。
やはり足がもつれて、二度も転んでしまった。
しかし、息を切らせながらも走っているのが無性に楽しかった。
きつい斜面では、足が非常に重たくなる。
それでも必死に走っている。
遠くに富士山の勇姿、眼下には掛川市街を見渡しながらの走りである。
青天白日のこの日は、今年一年を予告するような良い日であった。
崖下の谷底とは裏腹に、根株もあちこちに飛び出していても、
そんな自分を、もう一人の自分が見詰めている。
一人では出来ないことも、仲間となら出来てしまう。
物事を成し遂げるには、目標を明確にすることだ。
念じることが肝心だ。
それでも、漫然と過ごすのではなく、
目標を持つべきなのだ。
走りながら、ひたすら今年を念じていた。
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