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2008年1月28日 (月)

施設園芸の危機

施設園芸は、私達の暮らしを随分と豊かにしてくれた。

だつて、トマトやピーマン、茄子が一年中食べられたり、Cimg4873

バラやガーベラの花が何時でも手に入る。

駿府に隠居した家康が、初春に茄子を食べた。

その茄子が一個一両もしたと言う。

一鷹二富士三茄子の由来である。Cimg4865

その茄子は、駿河湾の暖流と油紙で覆われたハウスで作られた。

だが今日のハウス園芸は、重油の暖房で成り立っている。

その重油価格の高騰で、施設園芸は軒並み苦境にあえいでいる。

ちなみに03年の上油は30円/㍑だったが、Cimg4863

今では85円/㍑だ。

この燃料コストは、メロン栽培では40%を上回るに至っている。

とても、やってられない状況にある。

だから生産者は、冬場の生産を見合わせたり、

メロンをやめてレタス、キクを止めてユリになど、

エネルギー消費の少ない作物に転換している。

暖房手段を電気とか木質燃料に転換する人など、

生き残りをかけた努力が続いている。

この危機が突破できないと、園芸の歴史も、私達の食卓も危うくなりそうだ。

投機資金が元凶とは言うものの、一体誰が原油を高騰させているのだ!!!

今私達にできることは、脱石油の技術開発でしかない。

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