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2008年2月20日 (水)

見附学校

磐田市見附に、この洋風の建物は建っている。Cimg4990

名古屋の宮大工、伊藤平右衛門による、明治8年竣工の小学校だ。

文明開化の声が聞こえ始めて間もなく、この建物は地元有志の募金でつくられた。

基礎の石垣は、下流域の廃藩置県で無用となった横須賀城の石垣を運んで作った。Cimg4993

その基礎の上に、二階二層の堂々たる洋風建築を建てた。

梁や床、窓の開閉にも、当時の最新の工夫が凝らされている。

恐らく見附宿の庶民は、この建物を見て時代の大きな転換を実感したのだろう。Cimg4994

そして、最上階の望楼には、戦国末期の三方原合戦の折、

酒井忠次が打ち鳴らして、徳川家康の窮地を救ったと伝えられる太古が置かれている。

当時の見附の町民が買受け、この学校の開校を祝して寄贈したのだと言う。Cimg4995

教室を訪れると、子供達の朗読の声が聞こえてくるようだ。

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