金と食い物
食べるものにも事欠いていた人達が、金を持ったらどうするだろうか?
美味しいものを、腹いっぱい食べる。
それが、至極普通のことだろう。
その速さとボリュームは、かつての日本の成長の比ではない。
長い間の計画経済下での渇望が、一気に解き放たれて燃え盛っているのだ。
それに金儲け主義が、かつてのマルキシズムに代わる思想として蔓延している。
当然、国内の経済格差も大きくなっていて、
そんな中で、冷凍毒餃子事件は起こったのだ。
一方日本では、食料自供率39%でも荒地はどんどん増えていて、
生産調整さえやらなくっちゃいけない。
「金さえあれば、何でも買える」と思っていたからだ。
この国の能天気なそんな思いは、過去の幻影になろうとしている。
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