« 常滑クラフトの道 | トップページ | さくら花 »

2008年4月 8日 (火)

アルメニアの女

アルメニアについての知識は、何もなかった。Cimg5238

ただ、少し哀愁を帯びた語感を思っていた。

彼女の名は、H・ヴァルディテルである。

薔薇の意であり、日本ではバラと呼ばれている。

彼女は、一年に二度ほど日本にやってきている。Cimg5240

そのバラちゃんと、二日間を過ごした。

アルメニアとは、一体どこにあるのか? 

その地は、チグリス河の源流にあった。

そして、ノアの箱舟が洪水から逃れ漂着した所が、アララト山というアルメニアの地である。

由来、旧約聖書による、キリスト教最古後になった。Cimg5210

だが、東西交通の要衝にあるこの地に、片時も安寧の時は無かった。

紀元前には、ペルシャに陵辱され、

アレキタンドル大王のインド遠征では、柳のように姿を消す。

そしてオスマントルコに支配され、その後はモンゴル帝国の属国となる。

モンゴルが衰えると、再びトルコの圧政下に置かれる。Cimg5253

最大の悲劇が、トルコによって引き起こされる。

民族抹殺である。

虐殺に次ぐ虐殺が続いた。

男は捕らえられ大量処刑された。

老人や女子供は、裸足で砂漠へと死の行進を強いられた。

そしてまた、アルメニアはロシアの一角に取り込められることになる。

当然のことながらユダヤと同様に、アルメニア人の国外脱出はずっと続いてきた。

そしていま、ペレストロイカと友に自立の道を歩み始めている。

人口300万人は、静岡県よりも少ない。

国土は、四国ほどの広さである。

イスラム圏の中に浮かぶキリスト教の国、それがアルメニアである。

ランちゃんの目に、エキゾチックな民族の融合があり、

アルメニアへの強い愛国心を感じることになった。

その彼女が、日本の文化に引かれている。

そして、日本とアルメニアの架け橋になろうとしている。

人の出会いは、不思議なものである。

来年の秋、私はアルメニアを訪ねようと思っている。

|

« 常滑クラフトの道 | トップページ | さくら花 »

旅行・地域」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: アルメニアの女:

« 常滑クラフトの道 | トップページ | さくら花 »