男鹿のなまはげ
昨年の大晦日、女風呂に闖入して話題となったあの「なまはげ」である。
なまはげとは、「ナモミ(手足に出来る火型)を剥ぐ」から来ている。
炉端にかじりついている怠け者を戒める風俗である。
真山から降りてきたナマハゲは、大晦日の夜、里の屋敷を一軒一軒回り歩く。
そして「子供は、真面目に勉強してるか?」とか、「ウォー、親の面倒み悪りい嫁いねが?」などと問う。
ナマハゲの詰問に、亭主がひたすら家族をかばうのである。
「ナマハゲさぁ~、まんず座って酒っこ飲んでくなんしぇ」などと、
その土地ならではの問答が続くのである。
そんな習俗が、数百年にわたって続いてきたのだ。
日本海に突き出た男鹿半島。
その男鹿の五秋堂には、漢の武帝が祭られている。
男鹿に5匹の鬼がやってきて、一夜にして築いたと伝わる999段の石段もある。
ナマハゲには、そうした中国からの異邦人説や修験者説がある。
いずれにしても、この半島にも多くの大陸渡来人がやってきたのだろう。
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