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2008年4月24日 (木)

東北紀行

旅に出た。

4日間の東北の秘境を訪ねる旅である。Cimg5375

JR北上駅で新幹線降りてから、秋田県の男鹿半島の入道崎、

津軽半島の竜飛崎、下北半島(本州最北端)の大間崎、

そして三陸海岸沿いにと東北3県の海岸を経巡った感じである。

この間、バスの走行距離は1,200kmに及んだのだが、Cimg5379

この地を秘境にしてしまったのは、弥生以来の稲作農耕文化だろう。

この東北地方は、緯度からすればたかだか北緯40度で、

ヨーロッパで言えば地中海程度である。

それに、岩手県を除けば、平地の広がりも相当なものだ。Cimg5401

然るに今、この東北地方は辺境の地になってしまっている。

その原因の一つが、米の出来るところが豊穣の地であり、

租税(米)を納められる領地とされてきたことだろう。

だから人々は、度重なる冷害と戦いながら、ひたすら米を作ってきた。Cimg5408

仮に、ヨーロッパのように,牧畜に大きな価値が置かれ、それを基礎にした国土経営がされていら、

この東北地方のありようも、かなり違ったものになったのではないか。

明治維新政府だって、「白河以北、一山百文」といった感覚だったのだ。

今日までも、そうした歴史的感覚がずっと続いてきた。

仮に、東北地方が独立国なら、また別の発展を遂げていたのではないか。

罪な稲作文明について、バスに揺られながら考えざるを得なかった。

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