碾茶産地西尾の今
抹茶の生産量の7割方は、この西尾で生産されている。
その栽培の歴史は古く、宇治に地形が似ていたことから始まったと伝えられる。
お茶の効能が広く知られるようになって、抹茶の需要は急増した。
蕎麦や飴、ケーキやアイスクリーム、料理など、様々な分野で使われるようになったからだ。
さぞかし西尾は繁盛しているのではないか。
確かに、抹茶の需要は5倍ほどになっていた。
だが、その生産の8割は食材用に仕向けられ、低価格を強いられる現状にあった。
本来、西尾の碾茶生産は、極端な遮光と手摘で丁寧に育てられてきた。
今でも、西尾市内の8校では、2日間を茶摘みの体験学習に当てている。
だが、バブル崩壊とペットボトル全盛のこの時代では、
手の平で温めるように育てる碾茶でも、その労力に見合った代価を得にくくなっている。
この工場では、500台の石臼が無菌室の中で回っていた。
日覆をして茶を育て、手で摘んで揉まずに乾燥する。
その葉の葉脈を抜いて、粉にする。
それが抹茶の工程である。
本多さんのお話を伺いながら、改めて食材とその価格について考えてしまった。
日本人は安い物を求めるあまり、大切な生産文化を破壊しつつあるのではないかと・・・。
この西尾でも、覆い下の中で使える乗用茶刈機導入への模索が続いていた。
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コメント
覆い下の中で使える乗用茶刈樹ですか…。
すごいことになっているのだと改めて思いました。
投稿: TTDK | 2008年4月11日 (金) 22時31分
<その一方で、農業生産を業として起業する法人が登場している。10年前、静岡県でその50社程が集まって、協会を作った。その協会が、先日10周年を向かえて、お祝いの会が盛大む開かれた。 現在の会員は、108社である。>
この連絡先を教えてください。佐塚
投稿: 佐塚 充 | 2008年4月11日 (金) 23時37分