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2008年4月11日 (金)

碾茶産地西尾の今

西尾市は、碾茶の産地として知られている。Cimg5266

抹茶の生産量の7割方は、この西尾で生産されている。

その栽培の歴史は古く、宇治に地形が似ていたことから始まったと伝えられる。

お茶の効能が広く知られるようになって、抹茶の需要は急増した。Cimg5268

蕎麦や飴、ケーキやアイスクリーム、料理など、様々な分野で使われるようになったからだ。

さぞかし西尾は繁盛しているのではないか。

そんな先入観で、この町を訪れた。Cimg5261

確かに、抹茶の需要は5倍ほどになっていた。

だが、その生産の8割は食材用に仕向けられ、低価格を強いられる現状にあった。

本来、西尾の碾茶生産は、極端な遮光と手摘で丁寧に育てられてきた。Cimg5257

今でも、西尾市内の8校では、2日間を茶摘みの体験学習に当てている。

だが、バブル崩壊とペットボトル全盛のこの時代では、

手の平で温めるように育てる碾茶でも、その労力に見合った代価を得にくくなっている。

葵製茶は、前西尾市長の本多さんが経営している。Cimg5267

この工場では、500台の石臼が無菌室の中で回っていた。

日覆をして茶を育て、手で摘んで揉まずに乾燥する。

その葉の葉脈を抜いて、粉にする。

それが抹茶の工程である。

本多さんのお話を伺いながら、改めて食材とその価格について考えてしまった。

日本人は安い物を求めるあまり、大切な生産文化を破壊しつつあるのではないかと・・・。

この西尾でも、覆い下の中で使える乗用茶刈機導入への模索が続いていた。

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コメント

覆い下の中で使える乗用茶刈樹ですか…。
すごいことになっているのだと改めて思いました。

投稿: TTDK | 2008年4月11日 (金) 22時31分

<その一方で、農業生産を業として起業する法人が登場している。10年前、静岡県でその50社程が集まって、協会を作った。その協会が、先日10周年を向かえて、お祝いの会が盛大む開かれた。 現在の会員は、108社である。>
 この連絡先を教えてください。佐塚

投稿: 佐塚 充 | 2008年4月11日 (金) 23時37分

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