« ひたすら走ること | トップページ | マラソンと人生 »

2008年5月19日 (月)

八ヶ岳の100km

今年の八ヶ岳には、残雪が多い。Cimg5501

特に横岳や天狗岳は、その急斜面の雪化粧が厚い。

その高原を走る100kmマラソンに、今年も来てしまった。

野辺山の高原駅近くをスタートして、八ヶ岳に向かって山道を一気に標高1908mまで登る。Cimg5502

後は下ったり登ったり、平坦な道と言うものは5%も無いのではないか。

この過酷な100kmには、人ぞれぞれ何がしかのドラマがある。

前夜は、39度の熱があっただろうか。Cimg5503

本当にスタートラインに立てるのか、半ば諦めかけていた。

食事もままならず、寒気のする体を抱えて布団に入る。

すると間もなく汗が次々と出て来て、明け方までたっぷりと発汗した。Cimg5505

朝の4時には平熱である。ヨシ! 5時のスタートに向けて宿を出る。

山梨学院大学のチヤーガールのエールに送られて、スタート。

ガスのかかった高原に、真丸な太陽が登り始めている。Cimg5508

私は、例によって赤のチャンチャンコを羽織っての出走である。

昨日の体の重さは、ウソのように消えている。

山道をどんどん登って、50km地点を5時間20分でクリアーしてしまった。

若いランナーが、次々と声をかけてくれた。Cimg5509

「還暦なんですか! 凄い!  私もそれまで頑張ります。」とか、

「チャンチャンコのおっちゃん、早い!、がんばれ」とかである。

調子に乗って走りに走った。

だがそのツケは、70km過ぎからしっかりと回ってきた。

下りもさっぱりスピードが出ないし、体は重くなる。

87km地点のエイドステーションではじめて椅子に腰掛けた。

その瞬間、からだの重みが消えて、足がリーンと音を立てて軽くなっていく。

あ~、私の体はこんなに重かったのか。・・・そう思った。

それからの、たかが13kmが遠かった。Cimg5512

それでも12時間40分で、13回目の野辺山をゴールできた。

ゴールのアナウンスは、還暦ランナーのデカフォレスト、そのゴールを伝えていた。

|

« ひたすら走ること | トップページ | マラソンと人生 »

スポーツ」カテゴリの記事

コメント

八ヶ岳野辺山100km完走お疲れ様でした。還暦のチャンチャンコパワーが凄いですね。来年は、私もエントリーをしようかなと思います。

投稿: 金原 | 2008年5月19日 (月) 21時46分

八ヶ岳の100km
13回目の還暦デカフォレスト
 完走おめでとうございます。

39度の熱を跳ね飛ばしての“あきらめない”
執念がすばらしい結果となった。

13回完走することはすごいことだと関心しております。
これも日々の練習、鍛錬ですね。

投稿: ヒロボー | 2008年5月20日 (火) 10時36分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 八ヶ岳の100km:

« ひたすら走ること | トップページ | マラソンと人生 »