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2008年5月29日 (木)

中欧の三都を走る

八ヶ岳100kmマラソンの興奮が冷めやらぬ中、慌ただしく欧州に旅立った。Cimg5543

機中も、ふくらはぎがほてり、頭の中も八ヶ岳の山中にあるかのようだった。

その日の夜、ブダペストのホテルに到着すると、

眼前にドナウ川の中州・マルギット島が広がっている。Cimg5534

「よし、明朝はこの島を一周しよう!」そう決めた。

そして翌朝五時、Hを走り出る。

ドナウの川越しに、朝日を浴びたブダ王宮がそびえている。Cimg5536

マルギッド橋を渡って、中州の島に。

総工程は、10kmほどであろうか。

マルギッドのランニング道は、全てソフトな舗装がされている。

島全体が公園になっていて、動物園や温泉もある。Cimg5612

そうしてその木陰を、早朝から沢山の市民が走っていた。

私も「グッ・モーニング」と挨拶を交わしながらゆったりと走る。

国会議事堂や王宮の丘、橋を渡る路面電車、そこここに書かれた落書、Cimg5611

乞食や昨夜の嘔吐の跡など、朝のこの時間は何でも見えてしまう。

ウィーンでは、リングを走った。

リングは、ハプスブルグ王宮の城壁跡である。Cimg5615

1857年に取り壊されて、フィーン最大の目抜き通りになった。

博物館や市庁舎、市立公園や楽友教会、オペラ座など主だった施設が並んでいる。

土曜の朝とあって、昨夜来たむろしていた若者達があちこちに群れている。Cimg5693

そしてプラハでは、ヴルタバァ川沿いに10km余りを走った。

ブダペストの街に良く似た構造の町で、川向こうにプラハ城がそびえ、

川沿いも重厚な石造建築が立ち並んでいる。Cimg5696

何時も人で溢れるカレル橋も、静かなたたずまいで私を迎えてくれた。

初めて訪れた三つの町を毎朝走った。

たかだか10数キロを走るだけで、その街の概観が見えてくる。Cimg5720

不思議なもので、未知の空間を逸早く我が物に出来るのだ。

そう、私は欲張りなのかもしれない。

人の何倍も、観光してやろうと思っているのだから。

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