« My・農園 | トップページ | 名刺 »

2008年6月30日 (月)

ジャガイモと私達 

「好物は何か?」と問われれば、「肉じゃが」と答える。

好きと言うよりも、体が馴染むとでも言おうか、Cimg5814

抵抗無く美味しくいただけるのが肉じゃがである。

ジャガイモの原産地は、南米ペルーの高地で寒冷地や痩せた土地でも育つ。

そのジャガイモをヨーロッパに伝えたのが、インカ帝国を征服したスペイン人だ。

彼らはインカの富を全て略奪したのだが、その中で唯一世界中に恩恵をもたらしたのがジャガイモだった。Cimg5915

ジャガイモは、スペインから当時属領だったオランダに伝わり、

16世紀末、オランダ人によってジャワ島のジャカルタに持ち込まれた。

その芋が日本に持ち込まれて、ジャガタラとなった。

そしてこのジャガタラが、ヨーロッパの飢饉時と同様に、辺地開拓に大きな役割を果たす。Cimg5809

北海道のサロマや旭川付近には、広大な馬鈴薯畑が続いている。

寒冷地や酸性土壌には、この作物は絶大な力を発揮するのだ。

明治始めの北海道開拓を支えたのも、この馬鈴薯だった。

北海道で馬鈴薯の畑を眺めながら、私達と農作物の深い関わりを思っていた。Cimg5916

ひょつとしたら私が生きているのも、そうした作物の歴史の結果なのではないかと。

人間は如何なる事があっても、食料を粗末にしてはいけないのだ。

それに今年は、国連の「国際ジャガイモ年」である。

食料問題に関心の集まっている折でもあり、ジャガと私達について考えるてみる好機だろう。

|

« My・農園 | トップページ | 名刺 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/172740/41695874

この記事へのトラックバック一覧です: ジャガイモと私達 :

« My・農園 | トップページ | 名刺 »