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2008年7月26日 (土)

関の刃物

関は、ドイツのゾーリンゲンと並ぶ刃物の産地なのだそうだ。Cimg6071

30年ほども以前、ゾーリンゲンで鋸刃のついた肉切包丁を買って来たことがある。

ともあれ刃物は、私達の日常生活に欠かせないものだ。

だが存外、当たり前すぎて、その由来は知られていない。Cimg6072

関に、フェザーミュージアムなるものがある。

フェザーとは、羽のように軽いと言う意味からとった社名なのだが、

刃物と私達の関係を考えるには、中々のものだ。Cimg6074

そもそも剃髪なるものは、仏教と共に大陸から伝わってきたものだ。

だからそれ以前は、髭の処理も大変だった。

抜くのが基本で、貴族は青銅製の刀で処理した。Cimg6075

とすると、飛鳥時代以前の日本人は、みんな毛むくじゃらだったのかも知れない。

だがそれ以後の日本人は、刃物による剃髪で身づくろいをするようになる。

関は、刀鍛冶から始まった町だが、明治9年の廃刀令以降刃物の街に変身した。Cimg6076

ポケットナイフを中心に、フォークやナイフを作ってきた。

そして昭和7年に、安全剃刀の生産が始まる。

フェザーを中心に、剃刀が一世を風靡するのだ。

だがそれも、電気シェーバーの時代に代わっていく。

そして今、メディカルや鋏、爪きりなど多方面に分化している。

刃物から、私達の生活を考える。

そんな一時も、私にとっては有益な時間であった。

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