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2008年8月31日 (日)

ローゴ・ランニング

海宝道義と言う人がいる。Cimg6221

かねてより名前は伺っていたが、今日初めてお会いした。

アメリカ大陸を、二度も走って横断した猛者だ。

彼は、桜道など名だたるウルトラマラソンを主催している。

そして今日は、サーキットトレーニングを主催して下さった。Cimg6223

噂にたがわず豪放磊落な方で、彼のレースに多くの人が集まるのが分かる気がした。

午前中は、つま恋の中を一時間余りランニング。

午後は、海宝さんのサーキットである。Cimg6231

彼は、伸ばすより縮めろと言う。

さあストレッチをしましょうと、思いっきり筋肉を伸ばすのは駄目だと言う。

筋肉は縮めることによって、伸ばす力を蓄える。

要するに隠忍自重ということだ。Cimg6234

私なぞも、背伸びして背伸びして、少しでも前にと考えてきた。

だが、「無理なんかするな」と言う。

力を抜いて、使っていない筋肉に力を与えてやる。

それで十分だと。Cimg6236

彼は、「頑張れ」とは言わない。

「頑張ってますね」と言う。

同じような言葉だけど、この違いは歴然としている。

縮んでいたって認めてもらえば、俄然力を出すもんね。

彼は、トレーニング用の様々なグッズを開発している。

そしてそのグッズには、ROGO RUNNINGと刻印されている。

RODOではないのだ。

「筋肉は幾つになっても鍛えられる。」「杖を突いても汗を出せ!」

そんな気持ちで生きようということだ。

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2008年8月30日 (土)

人間の正体

人間と言うものは分からない。Cimg5573

何のため生き何のため死ぬのか、それが分からない。

植物なら、子孫増殖のためと割り切れる。

だが、人間は植物や犬畜生とは違うから厄介だ。

人間通と言われる司馬遼太郎の本は、すべからく読んだがそれでも分からない。

三歳や五歳の孫の方が、まっすぐ正直なだけ、人生の達人のようにも思える。

あの太閤秀吉だって、「露と置き 露と消え」たのであって、Cimg6165

大業を成しながらも、一生を一瞬の夢と悟ったかのようだ。

徳川三代将軍家光が師事した沢庵禅師は、冥利や物欲を極力嫌った人だ。

あの、「たくあん漬」の沢庵だ。

その禅師が、死を前にして遺した一文字も「夢」であった。

沢庵の書には「心を何処に置こうぞ。・・・・兎角 心の置き所はない。」とある。

柳生宗矩・十兵衛親子の心の師範だった沢庵にして、そのようなのだ。 Cimg5576

いわんや、私なぞの軽輩をやであろう。

が、どうせ泡沫の夢ならば、納得できる夢を見たいものである。

まあ、時にそんな事を思ったりするのは、歳を経た証拠かもしれない。

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2008年8月29日 (金)

リスク管理

このところ、ゲリラのような豪雨が続いている。Cimg6216

昨夜は、岡崎市では一時間に146mmもの雨が降った。

それで市内の全14万戸に避難勧告が出た。

次いで名古屋市でも、36万世帯に避難勧告である。

一体全体、何処に避難すりゃ良いのかはなはだ疑問だが。

市当局にすれば、マニュアルに従ったということだろうか。Cimg6200

ともあれ、そんなことで新幹線は毎日のように運転休止している。

沿線のどこかで、豪雨があるんだから。

こちらもマニュアルに従って、一定の雨量を記録すれば自動的に止めてしまう。

もし何かあれば、責任問題だから・・・と言うことだろう。

ただしかし、そもそも原因は雷雨だ。Cimg6201

雷雨が、一日・半日続くなんてことがある訳ないだろう。

そこのところが、マニュアルに織り込まれていないのだ。

先日、孫を連れてホットケーキを食べに行った。

当然のことながら、それぞれ一人前は多すぎた。

持ち帰ろうとすると、これにも待ったが掛かった。

「そういうことは、していません。」と言う。

オイオイ、たかがホットケーキだろう。

間違っても食中毒はないだろう。

第一、腐ったものなんて犬だって食べないぜ。

と言う次第である。

だからこの国では、毎年1,900万トン(世界の食糧援助量の三倍)もの残飯が出るんだ。

この地球では、今でも毎日2万4,000人もが餓死しているんだぞ。

なんと、四秒に一人の餓死者だ。

みんな、リスク管理よりも責任回避なんだよね。

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2008年8月28日 (木)

明日の風景

世界には、むしろ荒涼とした風景の方が多いのかもしれない。Cimg5712

しかしこの日本には、メリハリのしっかりとした四季がある。

そして、その折々の美しい景観もある。

安芸の宮島や松島、丹後の天橋立のように、Cimg5701

昔からの日本三景だって、ちゃんと残っている。

だけど今日の日本の街は、住宅も道路も景色も、全国何処に行っても同じ。

およそ個性のある景観はなくなってしまった。Cimg5690

だから、わずかに残された古い町並みが珍重されるのだろう。

恐らくは、半世紀前くらいまでは何処にも、

その土地独特の風景があったはずだ。Cimg5687

それが、画一的な土地区画整理や住宅団地なんかで、みんな消えてしまった。

だから故郷の原風景などと言うものは、

今の子供達には無縁になってしまったのかもしれない。Cimg5537

風景の好みは、時代と共に変わる。

それに、美しさの感じ方は人によって違う。

自分の経験をフィルターにして景色を見るからだ。

でも今の日本で、

自分の住むところを「ああ、いい景色だ!」って感じるだろうか。

その町の風景と言うものはそこに住む人々の共通の文化だと思う。

そういうものをじっくりと育てるのが、成熟したこれからの時代なのかもしれない。

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2008年8月27日 (水)

美味しい物は少人数で

日本の人口は、2004年から減り始めている。Cimg5639

ビークは、一億二千七百万人だった。

そして、私がこの世をおさらばしようと思っている30年後には、

きっと一億人を割り込むだろう。

巷では、人口の減少と高齢化で日本の衰退が言われている。

人口が生産力であり、消費量だからだ。

だが、本当に衰退するかどうかは、やり方次第だろう。Cimg6189

人口が減れば、交通渋滞や通勤地獄も無くなるだろうし、

生産環境はむしろ快適になるだろう。

雇用の機会が増えれば、女性の就業率だってぐ~んと高まる筈だ。

それに高齢者だって、70歳位までは十分働ける。

むしろ、それなりに働く場があったほうが良いに決まっている。

働く人の割合が増えれば、一人当たりの可処分所得だって増えるに違いない。

生産性だって、自ずと上がる方向に動く。

そういう環境を生み出すには、保育制度の充実とか、

働く高齢者に年金を支給しない代わりに所得税を免除するとか、

介護部門のサービス改善と負担を減らすことが必要だ。

望むらくは、働く意欲のある女性や高齢者が、存分に働ける社会だね。

そうすれば、人口減少も高齢化も怖くない。

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2008年8月26日 (火)

隠居仕事

隠居仕事などとは、第二の人生を軽く見る言い方だ。Cimg6146

隠居してから、大事業を成し遂げた人だっている。

江戸時代末期の伊能忠敬だ。

忠敬は、下総の名主であった。

その男が49歳で隠居し、江戸に出て天文学を学ぶ。Cimg6181

5年後、彼は自分の資材を投じて北海道の測量を始める。

時あたかも、ロシア船の来航など、地図が必要な時代になりつつあった。

第三次測量以降は、幕府の命令で測量をすることになるのだが、

55歳から71歳までのうち12年間を、日本全土の精密測量に費やした。

当時の測量の基本は、歩幅の69センチだった。

だから忠敬は、日本全土を歩きつくした。

その総距離は、4万2千キロに及ぶと言う。

そうして作った忠敬の地図は、正確なことはもとより、昭和10年まで生きて使われたのだ。

三千三百日余、歩きとおして作られた地図だ。

隠居仕事にしては、壮挙と言う他無い。

しかも忠敬は名主とは言え、士農工商の最末端である百姓なのだ。

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2008年8月25日 (月)

馥郁とした風景

ああ~そうだよね。Cimg6205

こんな景色、何処にもあったよね ! と、そう感じた。

高橋まゆみさんの創作人形展を覗いた時のことだ。

人形は単なる人形ではなく、日本の心の原風景を映し出していた。Cimg6202

人と人営みは、かくなるものだと納得してしまう。

その心情を人形が語らってくれる。

そんな心の余裕なぞ、とっくの昔に忘れてきた私にも、ジ~ンと来るものがあった。Cimg6203

日本の人口の大半が農民だったのは、ほんの50年前のことだ。

み~んな田圃の中を這い蹲って、米を作るのに必死だった。

米作りこそ、世の中の価値だったのだから。Cimg6204

日本人は、永い事そうやって生活してきた。

そんな時代の残像を、憎いほど表現している人形達だ。

私達の世代は、是非にも一見の価値があると思う。

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2008年8月24日 (日)

人はやり遂げてこそ

西暦742年、日本からの留学僧の懇請に応じて、

鑑真和上は、遠く離れた東の島国に向かうことを決意する。Cimg6211

和上、55歳の折である。

当時唐の国では、出国は国禁であった。

留める弟子達に向かって和上は、「何を身を惜しむことあらん・・・」と諭したと言う。

何度も出国を試みるのだが、難破して流されたり、官吏に捕縛されたり、Cimg6212

挫折すること5度に及ぶ。

753年、帰国第十次遣唐使船に乗ることが出来て、遂に和上が奈良の土を踏む。

この間、既に12年の歳月が流れていた。

和上の目も、既に見えなくなっていた。

和上は、唐招提寺を拠点に仏教の戒律伝道に生涯を捧げるのだが、

その期間は5年余であった。

忍基ら弟子達は、和上の死をさとり肖像を彫った。

それが今日の、日本最古の肖像彫刻である。

眺めているだけで、安堵するようなそんな一体である。

弟子達に、ここまで心を込めさせた和上とは如何なる人かと思わざるを得ない。

当時、第二の人生を異国で送ろうなどという人間は皆無であったろうし、

それも日本に渡ることが、至上命題であるかのように、

彼は、決して挫折しなかったのだ。

やはり人間は、やり遂げることなのだと思う。

人間の価値は、やり遂げることなのだ。

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2008年8月23日 (土)

処暑

暑い暑いと言い暮してきたこの夏。Cimg6174

昨夜は、寒いくらいにひんやりとした。

今日23日は、二十四節気の処暑なのだそうだ。

お陰で午前中の山のランニングも、随分と快調な走りが出来た。

それに今年は、暑さに加えて雨が少なかった。Cimg6164

私の所では、もう一ヵ月半もの間僅かの雨も降っていない。

畑に水をまいても、それは表面を湿すだけで植物の根には届きはしない。

植木までもが、変色を始めている。

当然のことながら、畑の作物は惨めな状態だ。

薩摩芋の蔓など、ほとんど伸びてもいない。

やっと今夜から雨になりそうなのだが、

それすら降ってみなけりゃ分からない。

自然を相手にする農業って、さほどに大変なのだ。

にもかかわらず、野菜の価格は安すぎるのではないか。

たかが野菜と、多くの消費者が考えているとしたら、

国産の野菜なんて、やがて口に入らなくなるだろう。

肥料や燃料の高騰に加えて、この旱魃である。

然るに野菜の価格は、例年よりも安いのだ。

価格統制の出来ない生産者は、歯を食いしばってこの暑さに耐えている。

だが、生産を何時まで継続できるのか、それは時間の問題かもしれない。

自給率向上どころの論議ではないのだ。

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2008年8月22日 (金)

人生いろいろ

一人ひとりの人生も様々だが、Cimg6173

人間の社会では、日々何事かが起こっている。

景気の変動であったり、事件・事故であったり、

諍いであったり、身近な人との別離だって当然起こる。

それでも自分は自分で、

仕事や趣味に家族サービスにと、それなりに生きようとしている。

私が植物を育てたり、マラソン大会に出かけたりするのもその一部だ。Cimg6171

そうやって月日が流れてゆく。

その一瞬を、一枚の写真にしてしまうならば、

つい方丈記の「行く川の流れは止まずして、かつ消えかつ浮かびて・・」Cimg6170

などとなるのだろうと思ってしまう。

先日、退職者の会の会報なるものが送られてきた。

それにはかつてお世話になった方々の、近況などが書かれていた。

当然、喜寿や米寿の方もおられる。Cimg6169

でも、未だに多方面で活躍されている方、

健康を害されて悶々とされている方、

有り余る時間を持て余しているような人もいる。

そう、正に人生色々なのだとつくづく考えてしまった。

人はやがて年をとるのだし、若返りの妙薬などは無い。

何時かは、夕映えの雲にその日の名残を惜しむ子供のように、

私達の人生にも夕暮れがやってくるのだ。

唯、人々を明るくするのは、若々しい前向きの精神だろう。

その精神の持ちようで、人生いろいろに変わるのだと思っている。

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2008年8月21日 (木)

これからの世界と日本

先月の日本の最大の輸出国は、初めて中国本土になった。Cimg5704

ソ連が崩壊して東西冷戦が終わった後、

米国が、古代ローマ以来最大の力を持った唯一の覇権国になったと思われた。

だが今は、イラクでの泥沼に加え金融市場混乱の発信元にすらなっている。Cimg5946

この間イラク戦争を契機に、原油価格が五倍になったのをはじめとして様々に資源が高騰した。

そんな環境下でも、アジアの国々では、8%以上の経済成長を続けてきた。

その結果、気がついてみればアジアには中国と日本、Cimg5823

そしてインドと言う経済大国が踞立していた。

ロシアやブラジルも日に日に存在感を増している。

中でも中国は、GDPで既に日本を上回り、2020年代には米国に追いつく勢いだ。Cimg5729

明治維新以降の日本の経済発展を手本に、着実な前進を続けているのだ。

インドもその後を追っているし、韓国や台湾をはじめ多くのアジアの国々が競っているのだ。

つまりアジアは、ホットに成長する経済地域になっているのだ。Cimg6198

21世紀はアジアの世紀なのかもしれない。

そして日本の最大のライバルは、中国でありやがてはインドなのだ。

もはや私達の感覚もアンテナも、アジアを向かなくてはならない時代だ。

そうして、人口減少と高齢化に耐え得る生産性を実現できるかどうかが私達に問われている。

今日はチョット、大層なことを書いてしまったかな?

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2008年8月20日 (水)

富士の胎内

富士山周辺に降った雨や雪は、地下に浸み込んで不透水層に出会って噴出する。

それが、白糸の滝や柿田川だ。Cimg6159

富士山全体の湧出規模は、琵琶湖の水量にも匹敵するらしい。

富士山は、巨大な水がめでもあるのだ。

ところで、富士宮市の北部に人穴と言う所がある。

あの徳川家康が、戦いに負けて逃げ込んだと言う洞窟だ。Cimg6158

この人穴について、吾妻鏡に記録がある。

時の鎌倉将軍源頼家の命により、新田四郎常家が郎党と共にこの洞窟を調べることになった。

で、洞窟の奥に分け入ったのだが、奥底には大河が流れていたという。

そしてその調査の折、郎党の4名が流されて死んだと言うのだ。Cimg6156

真偽の程はともかく、相当に奥深く水の道も各所にあったのではなかろうか。

話は変わるが、富士講の始祖は角行だ。

この角行以来、富士山頂を目指すものは、この人穴を詣でてからとなったようだ。

洞窟には、神秘や恐れが付きまとうものだが、Cimg6157

この洞窟は、昔から富士の祭神である木花咲耶姫の胎内と考えられてきた。

人穴は奥いき83mに及ぶらしいが、今日では土砂でかなり埋まっていてあまり奥まで入れない様子だ。

それでも、入り口付近でも吐く息が真っ白になるほどの冷気に覆われている。

富士山の胎内として、浅間大社の神域とされているのも頷ける。

しかし、仮に鎌倉時代の姿の片鱗でも復元できれば、大変な観光地になると思うのだが・・・。

宗教と観光は巧く折り合わないのかなァ~。

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2008年8月19日 (火)

脳との付き合い

アルツハイマーもパーキンソン病も脳の機能障害だ。Cimg6196

脳は、コンピューターならCPUなのだが、

永遠に機能すると言う訳にはいかない。

生命を維持するのも脳だが、知覚や精神をコントロールするのも脳だ。

かつて、頭の大きい子が利口になると信じられていた。

だが、どうもそうではないらしい。

今日の人間の脳は、1,400cc程度だ。Cimg6194

それに比べ、アフリカゾウの脳は6,000ccもあるらしい。

それに、アインシュタインの脳は決して大きくはなく、1,230ccでしかなかった。

頭脳の良し悪しは、情報伝達機能の如何によるらしい。Cimg6195

ドーパミンやノルアドレナリン、ギャバなどの情報伝達物質の流れ如何なのだ。

そしてそのエネルギーは、ブドウ糖だ。

とは言え、西アフリカで発見された600万年前の猿人、

サヘラントロプス・チャデンシスの脳は360ccだった。Cimg6197

今日の人間は、猿人の4倍のCPUを持っている事になる。

だが、使っているのはその何割かな? 

脳は使えば使うほど、その伝達系は発達するらしい。

死蔵しないように、心して磨きをかけようではないか。

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2008年8月18日 (月)

活力の源泉

規則正しい生活と言うのは、健康的でそれはそれで価値がある。Cimg6177

だが人間って奴は、毎日判で捺したような繰り返しでは何も考えなくなる。

江戸幕府の御家人達は、それを証明したようなものだ。

新奇を嫌う300年にも及ぶ慣習が、新しい時代への対応を困難にした。

当然私達にも、日々の生活に適度な刺激が必要なのだと思う。Cimg6178

通勤の道筋を変えてみるとか、ジャンルの違う本を読むとか、

美術館に行ったり芝居を観たりしたってよいだろう。

私の場合は、月に一度位のマラソンレースにかこつけた旅行がある。

これは事前の訓練を含めて、緩急のある生活の実現に役立っている。Cimg6179

それに葡萄の成長だって、毎日毎年が同じ繰り返しではない。

問題は、フレキシブルな頭の働きを維持できるかどうかだろう。

人間の脳と言うのは、違和感や疑問のような変化に反応して働くものなのだ。

新聞だって漫然と読んだら、何の刺激にもならない。Cimg6180

やはりこいつは、色々な場所に出て行って人と会うのが肝心だな。

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2008年8月17日 (日)

大菩薩峠にて

この大菩薩に登るようになって、もう十年近くになるだろうか。Cimg6184

その昔甲州街道は、中央道の方向ではなくこの大菩薩峠を越えなくてはならなかった。

中里介山の小説で知られるようになった峠だ。

その標高1,897mの峠まで1,300mを一気に登るこのレースは、Cimg6185

足を休めるいとまも無い結構苦しいレースだ。

そんな苦しいレースに、何故毎年やってくるのかと自分でも思う。

毎年同じコースを走るのだが、その年その年で少しづつ違っていることがある。Cimg6187

新しい道路が出来ていたり、市の名称が変わったり、昨年までのお店が無くなっていたり、

そう、一番変わっているのは、私の走力かもしれない。

それに、一緒に来る仲間の顔ぶれや様子も変わっていく。

年年歳歳、こうして一年が経過していくのかと思ったりもする。

走り始めると、もう何も考えられないほど苦しくなる。

しかし、その16kmを上り詰めると、Cimg6175

峠の上で、一気に気分が開放される。

下方のダムや連なる峰峰を眺めながら、

昔の旅人の労苦をしのぶ余裕さえ生まれる。

トンネルの多い中央本線が開通したのは、明治36年のことだ。

それ以前は、この地域で作られた葡萄も、東京まで馬の背に乗せて3~6日も要したらしい。

それが、半日で運ばれるようになる。Cimg6160

そのトンネルも、今日では新しいトンネルが出来て、

ワインを貯蔵する倉庫に変わっている。

時代も人も移ろっていくのだが、峠だけは今も何一つ変わらないようだ。

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2008年8月16日 (土)

秋声

毎日暑い日が続いている。Cimg6155

今年は、殊更暑いようにも感じる。

だが小笠山では、カナカナカナ~と日暮が澄んだ声を出している。

それに蝉も、オーシィーツクツクと役者が代わっている。Cimg6131

自然と言うものは、私達よりもはるかに季節を敏感に感じているものだ。

立秋を過ぎても、秋とは名ばかりなのだが、、

それでも、月日は着実に流れている。Cimg6135

この暑さを、懐かしくなるのはもうすぐだ。

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2008年8月15日 (金)

孫には・・

孫と言うものは、可愛いと決まっているらしい。Cimg6151

私にも、三人の孫がある。

まだまだ若い私にとって、孫の世話で向後の人生をおくるつもりは無い。

だが、孫は特別なものだ。Cimg6012

殊更、もう少しで二歳になる三番目の女子は、目に入れても痛くない。

おしゃまで、言葉も色々な言い方を覚えて、結構生意気でさえある。

こいつに大きな目で見詰められると、ジィジはからっきし駄目である。Cimg6153

はてさて、人類を絶やさないために、神はそんな仕掛けを創ったんだろうと思う。

少子化が久しいのだが、三人兄弟のために喧嘩をするにも、

遊びをするにも都合が良い。Cimg6011

ママを取り合いしたりと喧しいこと限りが無い。

本来なら「うるさい!」っと怒鳴るところなのだが、それが出来ない!!。

長寿が当たり前の時代で、孫どころかヒコも珍しくない。Cimg6008

私も、ヒコに弔辞を読ませようか。

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2008年8月14日 (木)

追憶の日

私は、唯物的に物を考える方で、死後の世界なぞ無いと思っている。Cimg6148

だけど、輪廻や来世などと創案した宗教者は凄いと思う。

誰だって死には直面するのだが、そのことを生老病死と整理したうえで、

様々に儀式や作法を体系付けたのだから。Cimg6145

葬儀や不祝儀の作法だって、そうした体系の中にある。

来世を信じようがどうだろうか、そんなことは関係ない。

一定の所作の中でみんなが納得していくのだ。Cimg6149

私の所は、昨秋物故した父の初盆で、多くの方々に御出でを頂いた。

私なぞ、人間死んでしまえばそれまで・・・と考えているのだが。

でも、「私も、もう直ぐ向こうでお逢いするからね・・・」などと言われると、Cimg6150

仏教者は、凄いものだな~あと、つくづく思ってしまう。

お出でいただいた皆さんとの会話の中から、生前の父のことをあれこれと思い出していく。

そうして、人はやがて死ぬのだが、私は死して何を遺せるのかと考えてしまうのだ。Cimg6144

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2008年8月13日 (水)

私なぞ、百姓の長男だから、江戸期に生まれていたら、Cimg6000

今頃、おそらく悪代官に苛められていたんだろうと思う。

人には、分と言うものがあると儒学の世界では教えられる。

それはそれで、時代を治める一つの秩序なんだろうと思う。

しかし、分をわきまえる社会は、進歩の無い社会でもある。Cimg5999

だから私も、「分」をわきまえずに生きてきたのだと思う。

それに、年甲斐も無くと言うことにも抵抗している。

私もいい歳なんだろうが、挑戦する心は二十歳の人たちに負けない。

人生五十年と言われた時代があるけれど、Cimg5997

今は、年齢に七掛けなんだそうだ。

つまり六十歳なら、機能年齢は42歳と言う次第である。

それを真に受けて、分不相応に生きてやろうと思っている。

世間の目などそっちのけで、Cimg5939

すべからく物怖じせずにやってやろうと思っている。

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2008年8月12日 (火)

WTI

ウエスト・テキサス・インターミディエイトCimg6129

西テキサス原油先物取引所とでも言うんだろうか。

田舎の取引所だが、ここ数年来原油価格の高騰を演出してきたところだ。

その原油価格も、やっと112ドルと一頃よりも落ち着いてきたが、

こいつは安心できない。

需要が基調として増加トレンドにあるし、Cimg5735

石油資源そのものが有限だからだ。

原油が最初に掘られたのは、1859年らしい。

それから150年、人類は深海底まても油田を探しつくしてきた。

そして、既に産出量はピークを超えたと言われている。

ただし、例外がある。Cimg5732

あのイラクには、未開発の油田も含めて、1120億バレルの埋蔵量があるのだそうだ。

その魅力的な資源を、石油資本ならずとも虎視眈々と狙っていたのだ。

中国も米国も、エネルギー獲得には手段を選ばなくなっている。

そう言えば、ブッシュ大統領もチェイニー元副大統領もテキサス出身だった。Cimg6052

ともあれ、いずれ石油は、永遠に枯渇することになる。

私達は、石油まみれの生活から足を洗わなくてはならなくなる。

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2008年8月11日 (月)

目標に挑む

安達さんのブログを読ませていただいた。Cimg6128

彼女は、先日の富士山頂往復マラニックを、

23時間55分で完走した女性である。

何日も費やして準備に準備をして、

そうして見事、目標をクリアーしたのだ。Cimg6114

今回のマラニックへの挑戦者は、全国各地からの約60名である。

だがその中で、完走できたのは15名に満たない。

その一人が彼女なのだが、

ブログにはその壮絶な一部始終が綴られている。Cimg6105

完走も見事なら、その手記も感動を呼ぶものだ。

アドレスは、http://norinori1427.seesaa.net/である。

今年5月26日、75歳の三浦雄一郎さんが、

標高8848mの世界の最高峰エベレストに登頂した。Cimg6050

冒険家としての三浦さんは、ヒマラヤや富士山をスキーで滑降したり、

様々な冒険で世界を驚かせてきた人だ。

だが60歳を過ぎた頃の三浦さんは、文化人としての活動が中心で、

体重も85kgの肥満になっていたと言う。Cimg6044

だが゛その彼が一念発起して,特殊なトレーニングを続け、

何度も死にそうになりながら70歳でエベレストに登頂。

そしてまた今回、75歳にして山頂に立ったのだ。

この間、不整脈を矯正するための心臓手術を二度も行っている。Cimg6035

今回の登山では、一緒に登った息子の豪太さんは、

8200m付近で脳浮腫を起して半死の目にあっている。

ともかく、様々な試練を乗り越えて、彼は彼の目標を達成したのだ。

三浦さんは書いている。

「幾つになっても、目標があること」

「夢に向かって挑戦すること」それが人生の哲学だと。

人間、年齢ではないのだ。

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2008年8月10日 (日)

本棚

何時の頃からか、本が私の財産のようになって、Cimg6142

玉石とり混ざって積み重なるようになった。

何のことはない本を取っておいて、それで安心という気分だろうか。

それがやっとこの四月、資料類を含めそいつらを思い切って大量に処分した。

随分とすっきりしたのだが、またぞろこの数ヶ月で溜まり出した。Cimg6141

それでこれからは、財布を使わずに頭を使うことにした。

図書館をフル活用することだ。

で早速図書館に足を運ぶと、大勢の学生が静かに本を読んでいる。Cimg6101

日本も未だ、捨てたものではないと思ったりしたのだが・・・・。

私も、これまで高くて買えなかった様な本を選んで、せいぜい読むぞ!

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2008年8月 9日 (土)

夏の夜

花火と言うものは、何故か切ない。Cimg6140_2

次々と上がって行って、パッと開いて消えてしまう。

はて、私が花開くのは何時のことだろう。

それとも、既に花開いたのかな?Cimg6139

でも人生は、ヒュルヒュルっと登っている時が、幸せかもしれないね。

袋井の花火は、絢爛として豪華なだけに、煌びやかな織豊時代を想起させる。

そして一つ一つの花火は、その時代に生きた武将のような・・・・。Cimg6136

花火と同じように、人間の命も有限なんだよね。

そんなことを、改めて自覚させるのも花火かもしれない。

あなたは、誰と一緒に火の花を咲かせていますか? Cimg6130

折角、生きているんだものね!。

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2008年8月 8日 (金)

働くって

人は、何故働くんだろうって思った。Cimg6127

「そりゃぁね、食べる為だよ!」って言われそうだ。

だけど、それだけじゃないよね。

働いているって、そのことが生き甲斐になっていることも多いよね。Cimg6121

人は、働くことで自分の可能性を見出したり、

社会の中での存在を自覚しているんだよね。

昔は、国民のほとんどが農民だったから、Cimg6113

どれだけ働いたかが稔りになって、実りが多ければ豊かになれた。

働くことが、家族の生活と直結していた。

労働と生活、そして自己実現が一致していたんだろうと思う。Cimg6110

だけど、細かく分業化・高度化した今の現場では、

なかなか充実を実感できなくなっている。

私は、ついこの間までの三ヶ月間、毎日が日曜日だった。Cimg6108

その経験を踏まえると、人は毎日何かに没頭できるって事が大切だよね。

しかもそれが、世のため人のためになっていれば何よりだね。

そう! 自分の価値観(良識)を仕事に注入できる人は幸せだね。

「人は、パンのみにて生きるにあらず」だからね。

それに人間って奴は、常にコミュニケーションを求めて止まない動物だ。

職場のコミュニケーションも大切なんだよね。

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2008年8月 7日 (木)

時代と人

松井今朝子の「幕末あどれさん」を読んだ。Cimg5246

あどれさんというのは、フランス語で若者と言う意味だ。

幕末は、言うまでもなく時代の激変期だ。

特に、300年の太平を貪っていた幕臣旗本にとっては、Cimg6108

何が何だか分からない程の激変だったはずだ。

徳川幕府というのは、時代の変化を止める事で維持された政権だ。

新しい事や物を極力抑制してきたのだ。Cimg4069

それが1853年、ペリーがやって来たことで通じなくなる。

長州征伐だって、諸藩を率いて大挙攻めて行ったのに、

小さな一藩にあっさり負けてしまう。Cimg5245

300年変らずに禄だけを食んでいた幕臣達には、信じられないことだったろう。

そんな馬鹿な・・・・と言う事でしかなかった。

現実は、元亀天承もどきの装備で、大砲や新式銃を装備した軍隊にかなうはずが無かったのだ。

もとより旗本は、代々型にはまった生活しかしてこなかった。

代々、300年もの間それで良かったのだ。

それがいきなり変れと言われても、変りようもなかったのである。

しかし時代の波は、そんな彼らを容赦なく飲み込んでいく。

幕末と言うのは、実に大変な時代だったのだが・・・・、

新興国の隆盛の中で、これからの日本と私達はどうすべきなのだろうか? 

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2008年8月 6日 (水)

影富士

山の影を撮る機会など、そんなに度々あるものではない。Cimg6109

しかも、富士山の影である。

ご来光を待った後、100mほど登って南側の稜線に出ると、

富士宮側に夜明けの富士山の影がくっきりと見えている。Cimg6120

体調が優れなかったこともあって、しばらくこれを眺めていた。

何となく頼りなげなその影は、私達の過ぎ去った時間と同じように、

程なく消えてしまった。Cimg6111

富士山にも、過ぎ去ったつい最近の過去がある。

200年ほど前の富士は、

噴火口に熱い焼砂が残り、神池(加工湖)も霊験として存在していた。Cimg6119

富士山は、つい最近まで紛れも無い火の山だったのだ。

だから、それぞれの登山口に火に関る祭りが残っている。

富士宮口の御神火祭りや御殿場口のワラジ祭り、そして吉田の火祭りだ。

私達の山頂往復マラニックは、御神火祭りのその当日だった。Cimg6060

御神火祭りは、浅間神社の湧玉池でミソギをして、

富士山頂に御神火をいただきに登山する。

山頂の奥宮で点火したその火を、二台のミコシに戴いて市中を練りまわす祭りだ。

富士山の火は、まさに神の火なのだ。

ミコシの一台は、富士山の形をしていて御影と呼ばれているそうだ。

祭りのその日、かつて噴煙を上げていた山頂には、登山者の長蛇の列が出来ていた。

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2008年8月 5日 (火)

天ぷらそば

07年度の食料自給率が、北海道の小麦の豊作などで1%上がって、Cimg6089

40%(カロリーベース)になったそうだ。

13年ぶりのアップのようだ。

私は昼飯に、時たま天ぷらそばを食べる。

勿論そんな立派な奴じゃなくて、駅の立ち食いの450円だ。Cimg6104

実はこの蕎麦、国産材料は2割しか使っていない。

あえて言えば、かつおだしと本みりん以外は輸入品だ。

肝心の蕎麦は、中国産が六割で、国産は22%しかない。

エビに至っては、国産は5%で大部分はベトナムとインドネシアから来ている。Cimg6057

小麦粉は勿論アメリカで、国産は13%でしかない。

菜種油はほとんどがカナダ産で、国産はゼロと言ってよい。

世界的食料異変や地産地消が叫ばれる折、天ぷらそばを食べるにも考えてしまう。Cimg6023

さりとて、他に食うものもなし・・・・・。

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2008年8月 4日 (月)

大自然と蟻

最初に富士山に登ったのは、奈良時代の「役の行者」らしい。 Cimg6122_4

当代随一の奇人だった彼(小角)は、

夜のうちに登って、翌朝には里に帰ったと伝えられている。

私達富士山頂往復マラニックの参加者は、役の行者並みの奇人なのだろうかな?

高山病に苦しめられたお陰で、ラッキーなこともあった。 Cimg6123

下山道の御殿場口で、富士登山駅伝に遭遇したのだ。

御殿場陸場競技場と富士山頂間の駅伝だ。

空気の薄い斜面を駆け登るなど、役の行者顔負けの離れ業だろう。

案の定、登って来るランナーの顔は、いずれも真っ赤であった。Cimg6124

その反対に下りのランナーは、度胸勝負でもある。

その速さと言ったら、転げ落ちるよりも早そうだ。

例年の優勝チームは、何と言っても自衛隊で、今年も滝が原自衛隊だった。

実は自衛隊は、このレースの支援のために、 前夜から訓練を兼ねて相当数が登っている。 Cimg6125

登山道にそれぞれ散開して、レース道を確保しているのだ。

自衛隊も含め、眼下に広がる広大な自然の中で、 人々の姿は蟻のようであった。

余談だが、富士山に最初に登った外国人は、万延元年(1860)のイギリス公使オールコックである。

それに富士山は明治五年まで、女人禁制の山だった。 Cimg6126

その山に最初に登った女性は、慶応元年(1867)の英国大使パークス夫人であった。

幕府は、日本人には禁制の登山を異人には許可したのだ。

この国には、そんな旧弊がいまだに残っているような気がする。

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2008年8月 3日 (日)

高山病

山のレースは、何が起こるか分からない。Cimg6106

今回の富士山頂往復マラニックは、過去二回の大会に比べかなり準備して臨んだ。

それにも拘らず、今回もひどい目にあった。

午後六時、田子の浦港を、みんなで気勢を上げて元気にスタート。Cimg6107

ムッとする様な暑さの中で、瞬く間に全身汗まみれである。

それでも、夏祭り最中の富士宮の浅間大社には、19:40に到達。

例年よりも20分も早かった。Cimg6112

森林地帯に入ると、雨が降り出して土砂降りになった。

この雨で、汗はすっかり流れてしまっただけでなく、むしろ快適になった。

相当に快調なテンポで登っていく。Cimg6116

そして、新五合目には、2:33に到着してしまった。私には、新記録である。

その余勢を登山にと登り始める。

しかし、何だか調子が変だ。Cimg6118

そして新七合目付近からは、7~8歩あるくと吐き気をもよおすようになった。

小屋の前に倒れこんで眠ろうとした。

寒い。Cimg6128

そうしている内に、後続のランナーがどんどん追い越していく。

何とかして頂上に辿り着きたい。

そう思って歩き出しても、直ぐに座り込んでしまう。

呼吸は、相当に荒くなっている。Cimg6109

それでも、座り込むことを何百回も繰り返しながら、9合目に達した頃だろうか。

突然、それまでの苦しい体調が嘘の様に消え去った。

一体全体、どういうことなのか?

そしてやっと山頂に立ったのだが、既に時計は9:20を指していた。

五合目から山頂まで、なんと7時間余も要したのだ。

既に、ほとんどの皆さんが下山の途中の筈である。

ジリジリと肌を焼く炎暑の中を後を追ったのだが、私の夏は今年も富士宮駅で終わってしまった。

とにかく、疲れたの一言である。

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2008年8月 2日 (土)

私の夏

いよいよ富士山頂往復マラニックのスタートだ。Cimg4793

午後の六時、海抜ゼロの田子浦港から、

かなたに見える3,776mを目指して走る。

この110kmを、どの様に楽しめるかが私のこの夏の挑戦である。Cimg6027

今年の夏は、ことさら暑い日が続いている。

私の菜園も、ミリミリと乾いて、オクラもゴーヤも元気がない。

雀やカラスと奪い合いを続けてきた私の葡萄も、Cimg6040

やっと収穫期を迎え始めている。

植物にとっては当然の夏なのだが、私の置かれた環境は随分例年と違っている。

退職とそれに続く職場の変化が一番大きいだろうか。

がしかし今は、眼前の芙蓉の第一峰を目指すのみだ。

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2008年8月 1日 (金)

私達の明日

ちょつと信じられないことだが、Cimg5740

この35年間(70~05)に、地球の人口は倍(37→65億)になった。

この間の一人当たり所得は、7.8倍になっている。

人口の増加を牽引したのは、もちろん発展途上国だ。Cimg5645

そうして、大きく経済発展をしているのもこうした国々だ。

これを中国に限ってみると、

人口は8億人かに13億人に増えた。Cimg5638

そして一人当たり所得は、112ドルから1,151ドルになった。

10倍になったのだ。

当然のことながら、資源や食料の需要が爆発的に増える。Cimg5602

肉類や油脂の消費が増えるから、飼料を含め穀物の需要量は2倍になった。

結果として、食料の輸入国に転換したのだ。

人口10億のインドでも、同様なことが起こりつつある。

これからの経済の構造変化だって、そんなベーシックな処から起こるのだ。

だからこそ資源や食料の確保は、その国の使命なんだろうと思う。

国としての信念を持つことなく 、他国の顔色なんて伺っている場合ではなかろう。

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